光軸調整とバルブリニューアル(?)(?)

先週も書きましたが、ずいぶんと長い期間、ヘッドライトの光軸が上を向き過ぎているので調整をすることにしました。

https://…/2008/10/19/ ヘッドライトの光軸ズレまくり

まずは、ヘッドライトバルブ自体の不良(振動にダメになった)の可能性もあるので、取り外して目視確認することにします。

・ハンドルの脇から手を入れる ・ヘッドライトの裏側 ・ゴム製ブーツを取り外す

ハンドルを切った状態で手を突っ込み、電力供給ケーブルコネクタを取り外し、さらにゴミや水分の浸入を防止するゴムブーツを取り外します。
最後に、金属製のバルブ押さえ(?)ピンを取り外すと、バルブが取り外せます。

・ヘッドライトバルブ ・H4R型

特に、バルブのロービーム用反射板がズレていたり等の不具合はなく単純にヘッドライトユニットの角度がずれているだけとわかりました。
そうと判れば、角度調整ネジを回して調整すれば作業は完了です。


VFR750F(RC36)のヘッドライトバルブは、2灯式でロービーム45W/ハイビーム45WH4R型です。2灯合計で90W!ということにはならず、やっぱり暗いのです。
そこで、高効率バルブを使用して、少しでも明るさを求める事になるのですが、乗用車などにも多用されている『H4型』と、私のバイクの『H4R型』とは、微妙に違うのです。

・H4型 ・H4R型

バルブなどの形状は全て同一なのですが、口金のツメの位置だけが異なっているのです。
このせいで、乗用車用の色々な種類の安いバルブが使用できない(←単純に使用すると振動等ですぐにダメになるので吟味は必要ですが。)のです。


純正と同じ45W仕様のバルブが入手できずに『60W/35W』の高効率バルブ(100W/60W相当)を使用していましたが、さすがに5年も使用すると暗くなってきます。
そこで、バイク用品店に出かけました。

・ライコランド多摩境

ところが、5年前と状況は全く変わっておらず、H4R型45W/45Wタイプのバルブが見当たりません
その後、さらによく調べてみると、驚愕の事実が明らかになります。


VFR750F(RC36)のヘッドライトバルブは、『H4型』のツメ位置変更版の『H4R型』よりもさらにマイナーな『H4R1型』なのだそうです!
そして、この型のみ45W/45Wのラインナップがあります。
H4R型と、H4R1型の違いは、ツメの『』だけだそうで、その型のバルブを使用するバイクも風前の灯・・・・。何でこんな特殊仕様のバルブ設計にしたんだろう(?)ホンダは。


仕方が無く、通信販売で入手することにしました。