超久しぶりのLEDカテゴリ日記の登場です。
愛車のバイク、VFR750F(RC36)の灯火類は、ヘッドライトを除き全てフル自作によるLED化を行い、2006年から運用を始めて早6年。
安定した性能を発揮してくれています・・・・
・テールランプは分解できたのでLEDを面的に敷き詰め | ・ウインカー系は互換バルブ式 発光面積小 |
が、心残り(?)なのは、LEDウインカー。純正レンズが分解出来ないのでLEDを面的に敷き詰めることが出来ず、代わりにLEDポン付けバルブを作り回避。
しかしやはり暗い。LEDウインカーの光量を増強するためには、LEDポン付けバルブではダメだ! レンズユニットを分解して一面にLEDを敷き詰めるしかない!
・テール=一面びっしりLED | ・ウインカー=電球互換のバルブ型LED(自作) |
そのために半年以上前にホットナイフを購入してから、そのままお蔵入りしていました。
https://…/2011/06/02/ ホットナイフ購入
今日は天気がイマイチなので外出する気にもならず、じっくり作業できそうです。
ホットナイフって初めて使う工具なんですけれど、どこまで威力があるのかまったく未知数・・・・。プラスチックを切るとその周辺まで解けちゃうんじゃないか!(?)とか・・・・
逆にウインカーユニットってエンジンのスグ脇に設置されるから耐熱プラスチックだから、ホットナイフでも溶けないんじゃないか!(?)とか・・・・
いろいろ心配で、その恐怖が作業を遅らせていたのかもしれません。対象は新品のウインカーレンズユニット。もうホンダでも在庫僅少な貴重なもの。
・寒いベランダで、ホットナイフで・・・・ |
マジックで線を引きましたが、上半分を除去してLEDプリント板を差し込むように設置、そしてまた元通りに塞ぐ構想で作業開始です。
下半分を残すのはバイク本体への固定用のネジ穴があるため。このネジ1つでウインカーレンズユニット全体を支えるため、強度を確保する意味でもなるべく多くの面積を残さねばなりません。
それでは・・・・作業開始・・・・。
片手でウインカーレンズユニットを持ち、片手でホットナイフを持っているので写真はありません。
一気に作業後です。
・横一線に切込みを入れてみました |
おっ! (良い方向の)イメージに近い形で切ることが出来ました!
これなら全体的にイメージどおりに作業が出来そうです。
さっそく全周ぐるりと切っちゃいましょう。もうここまできたら後戻りできません。新品パーツを絶対によみがえらせて見せましょう!
・グルりと全周に切込みを入れて・・・・ | ・パカッと取り外し |
パカッと外せました。
すると今度は反射板が! 簡単に取り外せるのかと思ったらレンズの封入前の内側からネジ止めされているじゃん・・・・
このネジを外さねばダメだ~~~~しかも2個所。
・このネジです。手前にももう一つあります。 |
細いラジオペンチで取り外しを試みましたがムリ!!!
というわけで、雌ネジ部分ごと切り取ってしまうことにしましょう。
・さらに下部も切りとります |
だんだん切り取る範囲が大きくなってしまいました。復元した時の強度がちょっと心配になってきた・・・・
そして反射板を引き抜くためには開口部が少しだけ小さいので・・・・反射板を真っ二つに切断だ!
ハンドニブラ登場!
・ハンドラブラで反射板を切断 | ・取り外し完了! |
荒療治で処置完了~
これで代替のLEDプリント板を作成し埋め込むことができるようになります。
ようやく・・・・第一歩を踏み出すことが出来ました。これから肝心のLEDプリント板の設計製作に入るのだけれどもね。
つづく。