昨日の寝る前にはワザとカーテン全開にしておきました。
私は明るくなると目が覚める人なのです。この特性のおかげでキャンプの時は目覚まし要らずなのです。
朝7時、出発。宿の人に聞いた近くのコンビニで朝食を取りながら、今日の予定を考えます。
ある程度の予定は事前に考えていました。今回のツーリングのメインディッシュの奥志賀スーパー林道は目と鼻の先にあります。
でも!
・山並が見えません | ・視程200m |
辺りは朝霧に囲まれなんにも見えません。
こんな状態ではせっかくの林道が台無しなので、気温が上がり朝霧が消えるまで時間を潰さなければならないのです。
県道95号・開田峠(1,100m)→県道184号→県道30号→国道292号→飯山
時間潰しの為に、一度日本海を眺める事にしました。
ツーリングマップルおすすめルートにもなっている峠で、日本海だけでなく佐渡島まで見えるそうです。
・県道95号 | ・雲海が見られました |
晴れならば…。
朝霧解消待ちの天候で展望が利く訳がありません。でも結構歴史がある峠らしくて勉強になりました。
・峠には開通記念碑と舗装記念碑 | ・長野県側 | ・新潟県側 | ・この先には日本海が! |
ちなみに、この峠は県境になっていて、長野県側と新潟県側のグレードが全然違います・・・。
ちょっとだけ北海道気分
朝9時、再び飯山の街に戻ってきました。予想どおり朝霧は消え、とってもよい天気。
八王子が田舎とはいえ一応は東京。コンクリートジャングルで夜も気温が下がらないので朝霧など簡単には見れません。
たかが朝霧、されど朝霧。
私にとっては自然の雄大さを感じさせてくれます。北海道キャンプツーリングをしていると朝霧なんて当たり前のように味わえます。
国道117号を千曲川沿いに北進し奥志賀スーパー林道のスタート地点に向かいます。この国道は小さな丘をアップダウンし信号も無く車も無く、オマケにゆったり巾が広い国道で、なんだかちょっとだけ北海道気分です。
県道502号・奥志賀スーパー林道
さて、ようやく今回のツーリングのハイライト、奥志賀スーパー林道に到達しました。思った以上に人気(ひとけ)が無くひっそりとしています。
・県道502号分岐の看板 | ・全長70kmの旅の始まりです | ・全線開通です。 |
標高を稼いでいく所は低速コーナー連続で、バイクをグイグイ操ります。かとおもえば高原に出会ったり、スキー場の中を突っ切ったりします。
・距離稼ぎ中 | ・標高稼ぎ中 | ・高原で爽快 | ・スキー場も横断 |
元々は有料林道だったので、ルート案内は不自然な程に親切です。200m毎にキロポストが設置され、分岐では『ほとんど道幅ほど巨大な案内標識』が建っています。
・0.8kmキロポスト | ・巨大看板 | ・林道には似合わない・・・ | ・律儀に200m毎に建植 |
かつての有料林道はA~D区間が存在しましたが、B~D区間が奥志賀林道60kmとなり、A区間はリゾート開発が進み林道から切り放されてしまいました。
・リゾート開発のA区間 | ・木が伐採されています |
林道区間はガラガラで、すれちがう自動車は片手ほど、バイク組も両手で数えられるほど。
次から次へとせまるカーブをこなしていくうちにいつの間にか夢中になり、分岐や対向車などの外乱がなければ集中してただモクモクと走る。
そして、フッと我に帰った瞬間が気持ちよいのです。
『あぁ~、走った~~ぁぁ!!』
こんな充実感、爽快感を味わうのもバイクの楽しみの一つなのです。奥志賀スーパー林道は綺麗に整備されていておすすめです。
国道292渋峠(2,172m)→草津
今日は夏休み最後の週末であるという現実に戻った瞬間です。サンデードライバーだらけで混雑して面白くありません。
・国道標高日本一の碑 |
こんなところはサッサとパスします。
草津→県道99号→県道241号→国道146号・北軽井沢→県道54号・二度上峠(1,390m)→県道33号→上信越道
混雑を避けるために県道をひたすらリレーして、高速道路のインターチェンジを目指します。
夕方になると高速も混雑するので、やや早めに帰ります。ていうか、昨日の疲れと今日の低速タイトコーナー続きで疲れてしまいました。
北海道ツーリングでは、一日のワインディング濃度(?)がココまで濃くは無いのですが、この両日とも一日が終わるととにかくぐったり。やっぱり2年のブランクを取り戻すのは簡単ではありません。
でも、充実感でいっぱい♪。
今日の走行(少なくともETC設置にかかった費用¥46,566を有料道路で消費するのにどのくらいかかるのかメモすることにします。)
道路名 出発 到着 記事 料金 割引額 ・ 上信越道・関越道・圏央道・中央道 松井田妙義 八王子 ¥3,600 ¥0 ※ (((積算))) 52ゲート ¥40,410 ¥3,290