ガッツリ走り込む杖突街道&秋葉街道トレースツーリングで650km!

いい季節ですねぇ~、バイクで走るなら今のうち!
しかもちょうど良いタイミングで高速道路二輪車ツーリングプランの運用も始まり、走りたくてウズウズしてきたわ。あいにく土曜日に所要があるので、有給を使ってしまおう

https://…/2020/09/29/ ようやく首都圏解禁!高速道路ツーリングプラン2020

前回雨で諦めた奥只見は、今からだと紅葉を狙いたくもう少し時期を遅らせたほうが良さそうなので候補から外し、一日で最大限にツーリングプランを使い込むには・・・・『東名・中央道コースワイド』を使用して、中央構造線・秋葉街道トレースだな。
このコースを走るのは・・・・2014年以来の6年ぶりかしらね。嫌という程クネクネを楽しめるのよ。

https://…/2014/07/27/ 秘境シリーズ#2・走っても走っても山! 秘境脱出ツー!?

しかも天気は全国的に秋晴れですって! 私ってツイているぞー! 朝5時半に出発。もう朝晩は冷え込むので冬の格好で出発・・・・って、あれっ!?

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・中央道 都県境・小仏トンネルの情報板には・・・・『アメ』 山の向こうは雲!

うそーーーー!トンネルの出口はアメですって!? またこういうドッキリが好きだなぁNEXCOさん・・・・、でも山の向こう側からチラッと雲が見える・・・・


トンネルを出るとアメは降っていませんでしたが、霧に包まれる相模湖周辺

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・中央道 相模湖IC付近 ぐぬぬっ! 雲に包まれている!

秋晴れのせいで放射冷却が進み、明け方は湖の供給される湿った空気がこうなるのかしら? でも霧ならば時間とともに晴れるのて、そのまま走り続けよう。
良かった~暖かいインナーも着て防寒ジーンズも履いておいて。たぶん明け方に高原を抜けることになるので警戒しておいたのよ。


しかし想像以上に寒く、そしてまだ寒さに慣れていないので体が固くなってしまった・・・・
霧が晴れたので、食堂までの距離が近いコンパクトな初狩PAに立ち寄り。

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・中央道・初狩PA 富士山がよく見えて視界良好 手前は慰霊碑

ここ初狩PAから富士山が見えるかどうかで、おおよその上空の天気が判断できるのですが、今日はバッチリ見通せる♪!
そして知らなかったのですが、こんなところに笹子トンネル天井板崩落事故の慰霊碑が出来ていたのね。記帳所も・・・・あれは壮絶な事故だったよなぁ。ご冥福をお祈りします。


モーニングは、体を温めるべく『そば』をチョイス。昔はこういったPAにはハンバーガー自販機うどんそば自販機をよく見かけたもので、わざわざグーテンバーガー自販機が残ってた釈迦堂PAによく立ち寄ったのも良き思い出。
知らない間に手がかじかんでいたのか、器を持った手がジーン・・・・とするほど。

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・朝食は、天ぷらそば @ 初狩PA  気温16℃だと温かい食事がありがたい

温かいツユも食道を直撃し、内臓を温めてくれる・・・・思わずツユを全部飲み干してしまいました。もう冬の足音が聞こえるだなんて、ちょっと秋が短すぎないかい?


天気が悪かったのは相模湖周辺のみで、笹子峠付近では快晴。そして甲府盆地も晴れ。
ただし日が昇って気温が上がる速度と、標高の高い方面に移動していくタイミングがバランスしているのか、気温は16℃で変わらず結構寒い!

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・中央道 甲府付近・・・・日が昇っても16℃は変わらず

さっき富士山を見通せたように、南アルプスの山並みがしっかり見通せます。
そして甲府盆地の真ん中で16℃か・・・・嫌な予感。


ここから信州方面に向けて、グイグイと標高を上げていきます。
休日の高速道路は、いきり立った連中がかっ飛ばしていく光景がよく見られますが、平日の走行パターンは全く別。ほとんどが商用車なので制限速度を遵守したゆったりな車の流れ。
そんな中で気になるのが、バイク連中の多さ! みんな会社休んでツーリングプランで待ってましたとばかりに走りに行っているのだろうか?

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・中央道 長坂IC付近・・・・青空は嬉しいけれど寒い!

寒い・・・・まだ体が寒さに慣れていないので余計にそう感じます。
休憩でアイスコーヒー・・・・はもう無理な感じで、魔法瓶に詰めてきたホットコーヒーにすがる感じ。この辺りのPAにはすでにホット商品がスタンバイされている。


標高最高地点まで登ってきたら、気温は14℃。経験上、真冬になんとか快適に走れる気温の下限が10℃ですから、結構キテいる気温

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・中央道 標高最高地点 H=1,015m 気温14℃

中央道だけを考えれば寒さのピークはここまで・・・・ですが、この先は更に標高が上がる場所に行くのよね(泣)
諏訪ICで降り、今後の秘境を走り切るために満タン給油。航続距離400kmのVFR800F(RC79)はとても頼もしく、これだけ走れば何が有っても太平洋側にたどり着ける。


ココからは基本的にR152をトレースして行くわけですが・・・・平日にも関わらず諏訪から脱出する道路が部分的に大渋滞!
あまりにも不自然な渋滞なので、ナビを見ながら一本裏道から抜けてしまおう・・・・


警察官が現れた。たーさまは止められた(汗)


まぁ逃げるようなことは何一つしていないので、自分からエンジンを止め、そして『何ですか?』と。
なんでもこの先で事故があって通行止めなのだとか。どこに行くのかを聞かれたので流石に太平洋というわけにも行かず最寄りの通過地となる『高遠』と説明するのですが、地元の警察官らしからぬ会話が成立しない。国道20号に迂回しろとかトンチンカンな回答。
そんな迂回をしていたら今日の旅が不成立になってしまうので、地図を持ち出して高遠を指差して説明したら・・・・


警察官『あぁ~、杖突峠に行きたいのか。ギリギリいけるよ!』と。
苦労して説明した甲斐が有り、通行止めの影響を受けずに通らせてもらえました。


ようやくR152。ここからは延々と続くワインディングロード。もうだいぶ年もとったし無事に走破できるのだろうか・・・・(笑)

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・R152 杖突峠アタック H=1,247m

峠の諏訪側は急峻な地形で、対する高遠側は緩やかな地形。それはこの峠の諏訪側に中央構造線が通過しているからだそうで。この急峻な地形こそが中央構造線の特徴。
ライダーにとてもよくマッチする特徴。今日走破する杖突街道&秋葉街道は、ほぼ中央構造線に沿っているので、中央構造線ツーリングとも言います。


最初のピーク杖突峠は中央道・標高最高地点よりも200mほど高い・・・・やっぱり気温は14℃。ただクネクネで体を動かして暖まってくるので、高速道路走行時よりもだいぶ心地が良い
つい先日も同じようにR152を通ってやってきた、今はなきジャンボソフトクリームが美味しい道の駅 南アルプスむら長谷

https://…/2020/08/14/ 爆盛りソフトクリームを食べに行こう!的なスパルタンツーリング

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・R152 道の駅 南アルプスむら長谷

アルプスっぽい雰囲気のある建物。そしてソフトクリーム売り場は営業中
でも・・・・でもね。とてもじゃないけれどソフトクリームは願い下げたい感じ(笑)


代わりにツーリングマップルにわざわざコメント表記されている、焼きたてパン屋さんの『メロンパン』をお日様を浴びることが出来るアウトドアで食べましょう。

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・カリッカリなメロンパン

皮がカリカリでビスケットみたいなメロンパン。悪くないよ!
普段は少食だけども、バイクに乗っている時はすぐに腹が空く便利な体質。


高遠周辺は、高遠バイパスを代表とするきっちりと整備された区間。まったり流すのが気持ち良い。

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・R152 嵐の前の静けさ・・・・快走区間

おそらくやがてはこのまったり区間が太平洋まで続くように改良されるのだと思いますが、まだまだ先のような気がします。


突然やってくる快走区間の終わり。『全面通行止』の字が目立ちますが、小さく『2t車以上』と書いてあるので安心。バイクであればこの手のサイズ制限や重量制限に引っかかることはまずありえないもの。

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・2t車以上 全面通行止め・・・・いよいよ狭隘区間の始まり~♪

そしてこの峠区間こそが中央構造線ルートの特徴で、西日本側・東日本側から岩盤が押され圧縮されているので地形がもろく道路が貧弱なの。とくに峠越えの隘路ではしょっちゅう崖崩れや路盤崩壊で通行止めがあるほど。なので太い道路が建設できない状態が今に続く・・・・


これがあの同じ国道152号かよ・・・・と笑わずにはいられないほどの落差。分杭峠に登っていくこの道は、峠の頂上がパワースポットとして有名になり訪問客が多く、路上駐車で大問題になったので、麓の駐車場に自動車を止めてマイクロバスでのアプローチがルールとなっているのですが、この道をマイクロバスねぇ・・・・

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・国道・・・・ねぇ(笑) 好きだけれど。

実際に一台とすれ違いましたけれど、マイクロバスとはいえココを通るのはしんどいだろう。


まぁバイクであればそんなに神経質になること無く止めることができる(ルール違反)、分杭峠の頂上

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・R152 分杭峠 H=1,424m

昔はココから南が天領北が高遠藩の境界で、杭を打ってその場所を示したからこの名になったとか。
ゼロ磁場とかのパワースポットらしいのですが、私はその手のカルチャーにかんしてはさっぱりなもので・・・・クネクネさえアレばよいの(笑)


独り占めの景色とともに深呼吸して、心を落ち着ける・・・・る・・・・るっ!

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・次の峠(地蔵峠)が通行止め!?!?

うそーーーー!通行止めって何よ〜!
なんか今日は諏訪でのひと悶着といい、アクシデントだらけだなぁ。
ここからだとエスケープ路がないし、二輪車ツーリングプランの関係で太平洋側まではぜひ行きたいし・・・・行けるところまで行ってみるか。これも旅の醍醐味。


そんなドキドキモードだったので、峠のすぐ下にある中央構造線が露頭している場所の見学をすっ飛ばしてしまった・・・・_| ̄|○


下界に降りると、また改良された快走路、そして運命の分岐点・・・・

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・R152上村(地蔵峠)方面と、中央道エスケープ路との分岐点

ココを真っすぐ行けば伊那谷に戻ることが出来ますが、それは東京に戻ることを意味する・・・・なんなら今からビーナスラインにでも目的地をスイッチするか?


いや、どうせなら行きたい。あの分杭峠の頂上にあった看板は撤去し忘れという可能性もある。左折!ゴー!

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・分岐点で奈落の底へ・・・・

・・・・_| ̄|○


しばらく呆然としましたが、こうなればやけくそで地蔵峠を回り込むルートを探して走ってみよう。それでもダメなら東京に帰るということで。
ツーリングマップルを見るとだいぶ大回りだけれども、一旦伊那谷に振れば農道とかもあるので意外と楽しそうだ。


先程の分岐点をまっすぐ行き、一本目の県道22号に向かうために左折して・・・・

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・県22に左折する地点

・・・・_| ̄|○


本日通行止め!?
しかしよく読むと、河川内道路が通行止めで現道は通れるってこと? 県道22じゃあない? とりあえず行ってみるしかないな。

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・県22 なかなかバイオレンスな道

マイナーな道は清掃されておらず、乾いた砂が浮くバイオレンス路。
崖っぷちを走っていて、さっきの河川内道路とかの警告とは関係なさそうだな。


安心したところでさらなる仕打ち

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・え~、また通行止め

今度は迂回路があるらしいですが、これがまた地元の人向けなのか非常にわかりにくい
ナビが有るから現在位置から脱出できなくなることはないので、昔のような絶望感を味わうことはないのですが、すでに紙の地図では現在地を追えていない・・・・(汗)


なんとかラビリンスから抜け出し、当初面白そうだと目をつけていた農道に到達

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・伊那南部広域農道

ふー、ようやく走りやすくなって距離を稼げるようになった。これで地蔵峠の反対側までいき、もう一山越えれば元に戻れるはずだな。


オーノー!

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・農道が全面通行止め

今度は農道が通行止め。完全に地元の人向けの道なので、迂回路だとかどこが通行止めとかのヒントも一切なし!
すべて自力で解決しろ・・・・と。こういう時はツーリングマップルは尺が荒くて役に立たず(泣)


適当にルートファインディングして、なんとか通行止め箇所を回避するも、だいぶ時間を使ってしまった・・・・
農道から県道251にスイッチ。ここを走破すれば完全回復できるっ!

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・県251 なかなかだな

がしかし、そう簡単に復帰はさせてくれない模様。なかなかの走りづらさ(笑)


そしてこんな狭いところですがいたる所で建設工事・・・・三遠南信自動車道を太平洋側まで伸ばすべく工事の真っ最中。
中央構造線沿いを通過するために難工事が予想されており、国道152号が部分的に通じていないとか、いろいろと不便な部分をすべてこれで解決しちゃおうという魂胆が見え隠れ。これが開通したら間違いなく現道は廃止され、走る楽しみが大幅減!間違いなし。


やがて先程の走りづらい世界から、突然近代的な世界に遭遇。まるでどこかの神殿にでも出ちゃった感じ。

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・突然山の中に現れる近代施設

なんと先行開通している三遠南信自動車道喬木ICとトンネル区間に出てきた・・・・ちょうどツーリングマップルのページ境界だったのでここに出ると意図しておらずに驚いた~!


ここから先は県道は通行止めで、強制的にこの道路に乗れ・・・・と。早くも現道の扱いが雑じゃんよ・・・・(泣)

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・三遠南信自動車道 矢筈TN L=4,176m

だがこの高規格に道路のおかげで、悪天時でも安心して峠越えができるので地元の人は待望の道路なのだろうな。
クネクネのおかげでだいぶ体が温まり、ようやくインナーを脱いで秋の格好に。


ようやく通行止めだったR152地蔵峠の反対側に着いたわ・・・・えらいロスタイム。

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・R152秋葉街道

峠ではない部分のR152は、かなり路線改良が進んでいて、狭隘な部分はほとんど解消している! 6年も経過すると様変わりしているほど走りやすくなっている!
三遠南信自動車道を全体的に整備するのが理想ですが、巨大な橋梁やトンネルなど部分的に高規格なものを建築しそれ以外は現道を活用するという方針のために積極的に現道を整備しているのだとか。確かにこれだと無駄がなくて良いかも。


安心したのか腹が減った・・・・秋葉街道上だとおそらくここの他数件しか無いだろうという補給スポット、"道の駅 遠山郷"。

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・道の駅 遠山郷

ここに来るまでえらく苦労するほど都会とは全く別世界の秘境・・・・さらに平日観光というパラメータが重なると、道の駅は営業しているのかどうかも怪しいほどひっそり。


仕方がないのですぐ隣にあった食堂に入ってみました。
お蕎麦に後ろ髪を引かれつつも・・・・やっぱりこういうところでしか食べられないジビエ料理にしよう。狩猟期に捕獲した地元産ですって!

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・イノシシ肉定食

鹿肉定食を希望したのですがあいにく品切れで、イノシシ肉定食に。


濃いめの味付けと、野菜だかたけのこだかなんか歯ごたえが色々と楽しく、癖のあるイノシシ肉を美味しく食べられる工夫がしてあるけれど、もともと好きな私にはまったく無問題。

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・イノシシ肉

ゴハンも自分でよそい放題なのですが、食べ過ぎると走るのに難儀するからお茶碗1杯だけにしておきました。あぁビール飲みたい~


さてココからが秋葉街道最後で最大の峠越え、『青崩峠』超え。ただしその名の通り、中央構造線付近は地層がもろく、道を通そうとしても崩れてしまい、つい最近までトンネルで通過することも困難とされてきた峠。
ようやく青崩峠トンネルの先進導坑が開通し、本坑の工事が始まっているとのこと。


この部分の現道は再利用されないのか、整備の格差がひどい・・・・

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・R152青崩峠へ

でも楽しい
もちろん携帯電話も圏外となる場所多数。そうそう今まで書いていなかったのですが、今日のルートの人影がないところは、携帯圏外(au)多いです。事故っても助けが呼べません。
アマチュア無線を積んでいるとはいえ、峠の上の方ならいざしらず、谷だと通話が困難なので慎重に。


道マニアには有名な交差点。右手が国道152で青崩峠方面、左が兵越林道経由兵越峠方面

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・国道152分岐点

ただしココを右に行く人はマニアしかいない。なぜならこの先で道がなくなり峠越えが出来ないから。
もともと通れなかったのですが、今は道路工事のために仮設の橋がかけられ、そして一般車はどっちにしろ通行止め


そして巨大なトラックがこんなところを走っている・・・・(汗)


国道よりも走りやすい、兵越林道(笑)

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・兵越林道で青崩峠を迂回

一日で一番暖かい時間帯なので、標高が上がっても寒くない!


標高1,165mの兵越峠。長野と静岡の県境・・・・ですが、境界を毎年行われる綱引きで決めるという場所。

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・兵越峠 H=1,165m

なので行政が建植する地名標識も、本来の境界(アスファルトの境目)よりもだいぶ奥まったところにある気の使いよう。


道路脇には綱引き合戦で決められた国境が。本来の行政境は壁の模様が変わるところなのですが・・・・2mほど長野県側が勝っているのかな?

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・綱引き合戦で決定した県境

なんか長野・群馬県境の馬坂峠に似ているのね。(麓から日の出と同時に出発し、出会ったところを陣地とする・・・・こちらは行政境も歪んでいる。)


長野県側の地名標識の脇からは、本家(?)青崩峠への遊歩道

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・青崩峠へ通じる遊歩道

うっ・・・・すごく魅力的。歩いてみたい・・・・


・・・・と思ったけれど前言撤回。こりゃ~無理だわ。

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・青崩峠遊歩道

どこが遊歩道なのだ・・・・? ただの登山道だろう。単管パイプで作られたゲートの先は何にもなし・・・・下手に歩いてヤマビルとかに食われたらいやだし、目印がないから戻ってこられないと思う。


素直にバイクで下界に降りると、もともとの国道152号で走っていたのとは一つ隣の谷に来てしまった。

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・兵越峠を降りたところ

そしてまたいつものように、未改良区間。


・・・・が突然片側一車線の立派な道になり、そしてイカの耳・・・・本線車道が延長できるような巨大なスペース。

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・突然開ける兵越林道終端

もともと、三遠南信自動車道の青崩峠超えは、兵越峠の真下をトンネルで抜ける予定で、この地点から元の谷筋に戻るためのトンネルでの回復ルート先に建築していたのですよね。


高速道路になるはずだったので、随分と立派に・・・・180億円も使って。

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・高速道路の本線になるはずだった場所と、その先に草木トンネル

しかし肝心の兵越峠の下の地層が脆く高速道路の建設に適さないことがわかり、この豪華な施設は高速道路のルートから外されることに。
なんという無駄なことを・・・・


2008年は・・・・

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・2008年前に訪問した時の草木トンネル

緑色の高速道路仕様の標識が建植されており、豪華絢爛な感じ。


しかし現在は・・・・ノーマル看板にわざわざ交換し、そして歩道を増設。せっかく新しく建てた『方向と距離』標識は、国道番号が間違えていたのか?もうぐちゃぐちゃ(笑)

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・グレードダウン改造をした草木トンネル

制限速度も50km/hに低下。
作っちゃったものは利用していくのでしょうが、三遠南信道が開通したらこっちの道は地元住民しか使わないから、巨額の維持費がのしかかりもがき続けるのが目に見えている・・・・


トンネルを出たところの景色も様変わり。まずは2014年のツーリング時の写真。

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・【使いまわし写真】草木トンネル(L=1,311m)南側の重厚整備区間

将来の本線用の立派な橋脚。そして一方通行の2本のインターチェンジ用通路。


それが現在だとこうなります。

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・現在の草木トンネル南側区間

走行ルートが右側の橋に寄せられ、左側は通行止め。本線橋脚が完全に撤去! ということは左側の橋もゆくゆくは撤去か?
そして矢印の部分に道路ができていますが、これが現在建設中の青崩トンネルへの取付道路。すぐ脇には先進導坑が開通済み。また5年後くらいに来たらココは完全に景色が変わっていそう


水窪の町まで降りてきたら、久しぶりに見る人間の居住地域。ここから先は(相対的に)都会になり自動車の量も増えるため、バイク的には面白くない。
さらなるクネクネを求めて山住峠経由天竜スーパー林道に向かい、秋葉神社方面かな?

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・天竜スーパー林道との分岐点 山住峠 H=1,107m

山住峠にくると何故か写真を撮ってしまうのですが、それは毎回一緒らしく過去の写真も出てきたわ・・・・人間の趣向って、そんなに簡単に変わらないのね。


じゃぁ意図的に変えてみよう。どうしてもここに来ると天竜スーパー林道方面を走ってしまうので、このまま峠を降りる県道389号をチョイスしてみよう。
この先、大井川鉄道方面にもう一山超えて向かうつもりなので、こちらのほうが若干近道っぽいしね。前半のロスタイムをここで巻き返そう!

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・県道389 水窪森線

・・・・しかしその選択が誤りだったことに気がつくのに、そう時間はかかりませんでした。


線形はクネクネで好きな感じなのですが、とにかく道が荒れていてオンロード大型バイクでは気を使わねばならぬ・・・・それが延々と続く
下界に降りると今度は川沿いに走るのですが、アップダウンが無くなっただけで、本質は何一つ変わらず。天竜スーパー林道から爽やかさを減算した道って感じ(最悪)

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・走りづらい道

驚くことに途中に集落も有り、よくこんなところに住んでいると驚くほど。


ナンジャコリャ~と選択ミスを悔やむ自分と、こういう未知の道が楽しくてしょうがない自分(爆)
でももし、つぎに山住峠に来たら、天竜スーパー林道をチョイスします。絶対!


ようやく終点で国道に出れた時は、なにもないところだけれども思わず小休止しちゃったほど。

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・ほっと安心したところ

なにもない・・・・いや交差点がある。それくらい周辺にはなにもない場所。水筒を持ち歩いているので水分補給ができるのですが、この辺りに来る時は必須の装備。なんたってコンビニは愚か自動販売機にすら遭遇しないもの。


同じクネクネですが、国道は路面が整備されていて格段に走りやすく、夢中で楽しんでいたらピークの久保尾辻

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・R362/R473 久保尾辻 H=680m

最近は日没が早いので、暗くなる前に峠ゾーンを抜けられるかヒヤヒヤでしたが、ここまで来たらもう大丈夫。ちょっとだけ大井川鉄道を見学。


たっぷりすぎるほどクネクネを走ったので、汗を流そう。以前にも立ち寄った事がある温泉。

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・道の駅川湯温泉に併設の温泉

ふ~、細かく温度帯が別れた湯船が有り、自分好みのお湯で温まれるのはいいね。無論平日なので空いているしね。コーヒー牛乳も嬉しい。


たっぷり満喫した平日ツーリング
このまま大井川沿いに下ると国道1号。そのまま二輪車ツーリングプランの有効範囲である藤枝岡部ICまで行けば、後は帰るだけ・・・・ですが、まだまだ体力に余力が有るのでこのまま市街地の流れに乗って走るよりも、県道で勝負しよう。


距離的には近くなりそうだけれどもGoogle先生が推薦してこなかったのを疑問に思っていたのですが・・・・最初の数キロは整備されていた道も突然に・・・・

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・県道81号 今日イチの悪路!

・・・・ナンジャコリャ~ぁぁぁぁ! すげぇ走りづらい(笑)
写真ではだいぶ明るく写っていますが、実際は闇に包まれ始めておりとても不気味


なんとか走り抜けたけれど、時間的にはかなりのロスタイムで、すでに暗闇の時間。

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・新東名・藤枝岡部IC

この藤枝岡部IC以東は、二輪車ツーリングプラン(東名・中央コースワイド)の有効範囲。ここからただ単に自宅まで走るだけで、プラン金額\3,900円を遥かに超える金額。平日なので通常料金となり割引が効かないので非常に効果的♪


日記では結構カットされていますが、いや~楽しかった! 歳をとっているけれどバイクの性能が上がっているのか楽々走破♪
そして地図を眺めるとあっちこっちにクネクネがあり、この辺りはとても走り甲斐がある
今度この辺りの宿に宿泊して、ひたすらクネクネしまくるツーリングに来ようっと。

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https://…/2020/10/07/ ツーリングの際の静岡のおみやげ