毎年恒例・房総半島ツーリング(後編)

毎年大晦日近辺に行く房総半島ツーリングなのですが、今年はズバリ大晦日に行ってまいりました。今回のテーマは『嶺岡林道の走破』と『房総フラワーラインの走破』なのです。
大晦日の日記にもこの話題を書いていますが、長くなりすぎたので2日に分ける事にしました。

https://…/2006/12/31/ 毎年恒例・房総半島ツーリング(前編)

房総フラワーライン

房総半島最南端の海岸沿いの快走ルートで、その名のとおりいつでも花が咲いています。毎年大晦日でも『菜の花』が咲いているほどです。
いつも千葉最南端の野島崎とセットで訪れるんです。ココだけ季節はいつも春を味わえるきれいな道です。

・房総フラワーライン起点 ・冬なのに菜の花ロード ・うまく写っていないけど… ・海沿い・菜の花・一直線で快走

ところが、この道路が以前有料道路だったことをつい最近知ったのでした。ホームページ内の『今は無き有料道路』のコーナーは昔有料だった道路の通行券・領収書を並べて紹介しているんですが、大昔の房総フラワーラインの領収書が出てきました。そこで昔の地図を調査すると有料道路だったことが判明たんです。
なるほど~、だからこんなに綺麗なのか!!と納得してしまいました。
普段はその快走ルートを楽しむために流して走っていたのですが、今回は旧料金所跡を探したり、旧有料時代の遺構を探しに行きました。


残念ながらたいしたものは見つけられませんでした。

房総半島最南端・野島崎

なぜか先端と聞くと、理由も無くその地に行かないと気分がスッキリしません。フラワーライン快走でスッキリした後は意味も無くここによってスッキリします。
毎年この辺りの観光客相手に商売をしている食堂で定食を食べてきます。
伊勢海老だとかアワビだとか高級なものをこういうところで食べてはいけません。どこにでもありふれた物をチョイスすることが重要です。
去年は『みずるめ』で"アジフライ定食"、今年は『三愛』で"アジのたたき定食(¥1,000円)"です。

・三愛 ・三愛のアジのたたき定食 ・みずるめ ・みずるめのアジフライ定食

雰囲気も一緒に味わうので美味しいです。ここのアジのたたきは、アジonlyではなく、ネギやおおばを刻んだヤツを混ぜてあり、薬味の聞いた味を味わえるように工夫されています。(工夫と見るか量を増やすと見るかは皆さんにお任せします。)

その後は房総半島中央の山岳地帯を縦走し軽いワインディングを楽しみつつ、東京湾フェリー金谷港に向かいます。

かもめの水兵さん

東京湾フェリーの昼間の便に乗船する場合は、『かっぱえびせん』を購入してから乗りましょう。

・東京湾フェリーのデッキ ・東京湾フェリー・くりはま丸

バイク乗りは普段から風に打たれる格好をしているので、真冬でもデッキに出ていても寒さ等は別に問題はありません。停泊しているときは何とも無いのですが、出航して真中辺りまで来ると船の走行跡を魚のあげる水しぶきと勘違いするのか『かもめ』が沢山集まってきます。
そこで、おもむろに『かっぱえびせん』を取り出し海に向かって投げると、かもめさんがワンサカ寄ってきて奪い合いを始めます

・かもめ1号がやってくる ・すると2号3号も!! ・うじゃうじゃ… ・海面で奪い合い…(保護色なのでうまく写りません)

ただ、今日は風が強く質量の軽いかっぱえびせんでは風に流されてしまい綺麗な放物線を描きません。さすがのかもめさんもラグビーボールのように動くエビせんを空中キャッチするのは難しいらしく、海面に着水したものを奪いあっています。『風の強い日は重いものを』が東京湾フェリーに乗るときの鉄則に一つ加わりました。
周りのガキンチョがうらやましそうな視線で私を見つめていましたが…


時間的には普段の6~7割のツーリングでしたが、まったりしたし、美味しいものも食べたし、走ったし、結構当たりのツーリングでした。