フロントブレーキキャリパー清掃・その2

昨日書いた日記の続きなのです。
ブレーキキャリパーを清掃してグリスアップ、最後に元通りに組付けましたが、愛車VFR750F(RC36)のブレーキ系統は、フロントは左右ダブルディスク、リアシングルディスクの計3系統あり、その全てのキャリパーは全て同一の型(←このせいでブレーキパッド交換時は全く同じ形のものが3式も要るんです。なかなか3式同時に購入できないんですよネ…)で、清掃作業もまったく同じ事を3回繰り返す必要があります。


右フロントキャリパーの清掃が終わったので、続いて左フロントキャリパーに移ります。
作業は全く同じで、キャリパーを取外して、キャリパーブラケットを分離して清掃し、ピストンを押し出して清掃…

・ピストン汚い!!

ん…!?


2つあるピストンの一つがピくりとも動きません!!
ピストンが飛び出しすぎないように挟んでいるプラスチックケースがメキメキ悲鳴をあげる程にもう一つのピストンは力強く圧迫しているのにです。
何度かブレーキレバーを握り脈動を与え続けると、ようやく観念したかのようにニュルニュルと出てきました…


ピカピカに磨き、グリスアップ後にピストンを押し戻すのも一苦労です。ピストンが固着して戻らないのです…
格闘15分。ようやく引っ込んでくれました…
その後何度か繰り返し、ようやくスムーズに動くようになりました。

・ピストンを押し出して… ・ピカピカになりました

どうやらブレーキ不緩解の要因がココにもあったようです
とりあえずフロントの2系統の清掃が終わった段階で試乗してみました。


感動です!!
指が違うと言っています。フロントブレーキレバーを通して指で感じる感覚がまるで違います。カッチリとブレーキが働いています。うーむ、気持ちいい~♪。

意味もなく強めにフロントブレーキを使って感触を楽しんでいるので、ハタからみれば止まるときにフロントブレーキが強すぎて前カックン君(ルーキー)と見られてしまいますな…


しばらくこれで様子を見て症状が改善されたか診断してみることにします。