ウインカーLED化計画・割り込み回路作成

さて今回も愛車のバイク、ホンダVFR750F(RC36)のウインカーをLED化する作業ネタです。
ポン付けLEDバルブやウインカーリレーは完成しているのですが、機能拡張部分の配線・接続するケーブル等の製作作業が残っています。
今日の作業は配線図でいえばピンク色の部分です。
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この部分の役割は…

  1. ウインカー点灯時にフロントウインカーバルブに電力を供給する
  2. ウインカーブザー用にウインカー点滅信号を取り出す。(わざわざココから信号を取り出さなくてもウインカーリレーから取り出せば簡単なのにね…最悪正規ウインカーリレーを使用した場合でも互換を持たせたためです。)
  3. ポジションランプ(車幅灯)点灯時にフロントウインカーバルブにのみ電力供給する。その為に整流ダイオードを設置してウインカー系統をフロント/リアに分離する。
  4. ハザード点灯時にフロント/リアのウインカーバルブに電力を供給する。ウインカー点灯時に左右に悪影響を与えない為に整流ダイオードで分離する。
  5. LEDウインカーバルブをノイズから保護する。(ウインカーリレーからフロントウインカーバルブまでの配線は、スパークプラグ点火のためのイグニッションコイルのすぐ脇を通っているからノイズが凄そう!)

といったところです。

これを、正規ウインカー配線のバルブ直前のカプラコネクタに割り込ませるつもりです。
ただしこの場所の環境は最悪と思われます。なんといってもエンジンのすぐ脇ですし、ラジエターの脇でもあります。放熱の為にエアフローのある場所なので雨水にもさらされる危険があります。


簡単な回路なのでプリント基板を使用せずに空中配線した後に、バカのひとつ覚えの弾性接着剤で全体を密閉することにします。

要の整流ダイオードは最大順方向電流によりランクがあります。電球バルブ使用時にも耐えうるようにしたいのですが、LEDバルブの場合は実測0.25Aに対して、電球バルブ(12V23W)の場合には約2Aと大きな電流が流れます。しかも電球の場合は点灯した瞬間に流れる大きな突入電流も考慮しなければなりません。
許容順方向電流が大きくなるとダイオードそのものの大きさも大きくなってしまうため、なるべく小型に仕上げるために順方向電流3A・使用可能温度150℃の整流ダイオードを選定しました。
さて、コイツらをアロンアルファで仮固定した後に電線を取り出す方向に足を曲げてからハンダ付けします。ケーブルは0.75sqを使用することにしました。

・整流ダイオードを仮止めして… ・ケーブルをハンダ付け
整流ダイオード 日本インター製 31DF2 200V/3A/150℃ 1本30円 http://www.niec.co.jp/

今日はココまで!

https://…/2006/04/27/ ウインカーLED化計画・割り込み回路ノイズ対策