いよいよゴールが見えてきた『ウインカーLED化計画』は、愛車のバイクであるホンダVFR750F(RC36)のウインカー系統をLEDに換装する計画なのです。
1995年発売開始で初期ロット中の初期ロット、車体番号10番代なので間違いなく今年で16年目、走行距離11万キロ超のおじいちゃん…
でも手入れをすればまだまだ若いんですよ。
・全体配線図 |
さて、作業は前回の続きでフロントウインカーバルブ直前に割り込ませる回路の製作です。(配線図のピンク色の部分)
整流ダイオードの配線は終わったので、ノイズ対策用の部品を追加します。
本来ならLEDバルブ内に組み込むのが理想なのですが私のテクニック不足でスペースを確保出来なかったので、ココに設置する事にしました。
テールライトをLEDに換装した時にノイズ対策を怠り、回路を焼いてしまった失敗( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20060102/LED テールライトLED化計画・焼損! )をしたので、『同じ失敗を繰り返してたまるか!』のをモットーとします。
ノイズ対策の中身はテールライト時の実績のある250V耐圧フィルムコンデンサと、24Vツェナーダイオードです。
・コンデンサとダイオード(熱収縮チューブで保護済み) |
コンデンサは高い周波数(=ノイズ)の信号ほど通しやすい性質があるため、ノイズがLEDウインカーバルブをバイパスするようになります。可能な限り保護対象の近くに設置しなければ効果を発揮できません。
もうひとつがツェナーダイオードです。通常の整流ダイオードとは逆向きに接続して使用します。ダイオードはもともとどちらか一方にしか電流を流さないのです。それをあえて逆向き・電流を流さない方向に使用するので、普段はまったく意味がないのですが、逆方向電圧が24Vを越えたとたんに導通して負荷に過電圧がかかるのを防止してくれます。
・全てを空中配線で繋いで… | ・全体を密封します |
最後に耐震・防水のために、弾性接着剤の登場です。これを左右2セット作ります。