すごい進化した乗車位置案内

乗車位置案内』ってご存知ですか(?)
特急電車が止まるような駅では、ホームの上のほうにワイヤーが張られていて、そこにプラスチック製の『特急の名前』や『号車番号』、『指定席』『自由席』等の座席の種類などが書かれた『』がぶら下げられています。

特急が出発していくと、駅員さんが長い棒を持ってきて場所を移動したり付け替えたりしているのを見かけたことがあります。


やがて、新幹線のホームには、LED式の乗車位置案内装置が登場しました。以前のような架け替えで対応するのではなく、表示内容そのものを替えることが出来る優れものですし、利用者にも大変わかりやすくなったと思っています。

新幹線は、どの型もドアの位置が一緒なのでそれで対応できたのですが、在来線は電車の型によってドアの場所が異なるので、LED式の乗車位置案内装置は見たことがありませんでした。


私(八王子市民)が普段良く利用するJR八王子駅は、中央本線が通っています。そして、歴史的な理由( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20050720/hacjiouji )もあって、『全ての列車が停車する』駅なのです。
当然、特急電車も全部止まります。スーパーあずさ、あずさ、かいじ等などです。


そして、いつの間にか、JR八王子駅にもLED式の乗車位置案内装置が設置されました。特に気にすることなく、アウトオブ眼中でした。

・新幹線の乗車位置案内 ・八王子駅の乗車位置案内(横に自分で動きます!)

ところがです。
朝の眠い時間にホームに立って電車を待っていると、反対側のホームに特急電車がやってきて、やがて発車していきました。

…なにか違和感を感じます……


あれっ(?)
乗車位置案内装置みずから横に移動しています!


ほほーっ、次に来る電車のドアの位置に合わせて装置自ら移動して正しい場所にて案内をするみたいです。
ちょっと感動してしまいました。


ちなみに、『乗車位置案内』でググッたら、JR東日本のホームページがヒットして、自走式案内装置を新規開発して、八王子駅で耐久テストをしているとの事です。
http://www.jreast.co.jp/teco/torikumi/gijyutsu/gaiyou01.pdf