霧ヶ峰エアコンのファーストインプレッション!弱冷房除湿が残念な件

本格的な夏を前に自宅のエアコンを更新(ダイキン製2012年モデル Sシリーズ→三菱電機製霧ヶ峰 Z/Rシリーズ)しました。


ちょうどその更新工事の後から気温が上がりエアコンを使った生活をする機会になりました。

エアコンをダイキン→三菱霧ヶ峰に更新した日記
https://…/2025/05/05/ 家電保守★エアコンと電子レンジ購入しに家電量販店に行ってきた件
https://…/2025/05/18/ 猛暑に向けてエアコンを更新してついでに電子レンジも新品になった件

・【使いまわし写真】更新が完了したエアコン 三菱電機製霧ヶ峰 Zシリーズ/Rシリーズ

今日は実際に新エアコン、三菱電機製霧ヶ峰を数日使ってみたファーストインプレッションを書いてみようかと思います。おそらく霧ヶ峰がどうこうというよりもダイキン製との『』が主眼ですけれどね。


そもそも買う時にそれぞれの機能の違いなんて分からない(沢山のメーカー、機種が陳列されているととてもではないけれど見きれない。)ので、セレクトした時はメーカー容量値段を見た感じ。


その結果、居間と寝室では同じ霧ヶ峰でも機種(シリーズ)が違うことに


居間エアコンはそこそこ上位機種のZシリーズ。店員さん曰く、一番長い時間いる空間には心地よい機種を!とのことからセレクト。

  • 2025年モデルで上から順に、FZ→Z→FL→X→R→S→GE
・居間エアコン 霧ヶ峰Zシリーズのリモコン

エアコンの外観はほぼ一緒で違いはリモコンに表れる・・・・
一番押しやすい位置には『AI自動』と『温度調整▲▼』。そして『停止』と細かいことは機械に任せてねというデザイン。


寝室エアコンは・・・・店頭でも『寝室にオススメ』というPOPが貼り付けてあったエントリーモデルのRシリーズ

  • 2025年モデルで上から順に、FZ→Z→FL→X→R→S→GE
・寝室エアコン 霧ヶ峰Rシリーズのリモコン

買う時にリモコンなんて見なかったけれど、ぜんぜん違うね。
AI自動なんてのは無く、運転モードは自分で選べ・・・・と。


そして旧機種のダイキン製。購入時期がちょうど次年度へ機種が切り替わる直前の型落ちモデルだったからか、10万をちょっと超える位の値段でしたが居間/寝室エアコン共に『快適自動』ボタンが鎮座。

  • 2012年モデルで上から順に、R→S→DX→W→F→E
・旧ダイキン製エアコンとのリモコン比較

そしてダイキン製の特色は『温度調整▲▼』の他に『湿度調整▲▼』が付いていること。
いままでさり気なくこの機能を使っていたのですが、いざ霧ヶ峰で無くなってから不便で仕方がない!


もう一つの違いがリモコンとの双方向通信
霧ヶ峰リモコンはコマンドを送るだけですが、ダイキンエアコンは本体からリモコンに情報伝達があり、現在の室内気温・湿度外気温使った電気代なんかも表示してくれます。


隠しフタを開けると細かいボタンが沢山・・・・だけれども、どれもあまり使わないから隠したんだなぁと思う程度の機能ばかり。

・隠しボタン比較(Zシリーズ)・・・・数で言えば三菱製のほうが多いですがねぇ

霧ヶ峰はボタン数は多いが・・・・数が多くてもなんだかなぁ・・・・って感じ。


廉価なRシリーズになると隠しボタンも1行少なくなっていますね。

・隠しボタン(Rシリーズ)

唯一霧ヶ峰で良いなと思ったのはムーブアイ人の居場所を検知してあらかじめ設定しておいた運転方針(風あて/風よけ/ムラなし)にしたがって風向を制御するというもの。

  • この日記を書くにあたりダイキン製を調べたら、人の居場所を検知する機能は搭載されていました(汗)
    • ダイキン製はルーバーが動く際のモーター音がうるさいので、結局固定で使っていました


そして私自身の大きな誤りは、人生のは三分の一は寝て過ごしていると言う事実を忘れていたこと。
普段は会社に出勤しているし、休日はバイクで走りに行ってしまうしで、居間エアコンって夕食の時くらいしか使わない寝室エアコンを高価なやつにすればよかったと言う事!


エアコンって温度調整云々よりも湿度調節が重要で、居間エアコンは『再熱除湿方式』で室内の温度を下げずに除湿可能
たぶんAI自動とやらが冷房と除湿を上手く組み合わせて運転してくれてたしかに快適。ダイキンと同レベル

・Rシリーズは弱冷房除湿方式、Zシリーズは再熱除湿方式(ダイキンSシリーズも再熱除湿)

問題は寝室エアコン。除湿が『弱冷房除湿方式』なので運転すると気温が下がり続けてしまう!
寝る時はジメジメしていると寝付きが悪いので除湿運転してそのまま眠りにつき、深夜にあまりに寒くて目が覚めてしまった! 極寒!!
かと言って冷房運転だと温度しか下がらないからムシムシするし~(泣)(取説上では、運転開始から(効果の強・標準・弱の違いはあれど)数度しか下がらないことになっているのです。)


ダイキンエアコンはそもそも再熱除湿方式だし『除湿冷房』という運転モードが有り、温度と湿度を両方設定出来たのよね。
当たり前に存在していたこれが出来ないのが本当に辛い!(まあ、ダイキン製もファームがイマイチで、25℃50%と設定していても頑張って唸り続けて、明け方に18℃40%とかまで下がっていたこともあるが(笑))


あと10年間はこれと付き合わねばならぬのか・・・・次回への教訓!私自身への備忘録

  • 寝室エアコンこそ高機能にすべし
  • 再熱除湿方式の機種を選ぶべし
  • 買う時はリモコンを吟味せよ

しばらく使い込んでコツ(最初は冷房運転して温度が下がったら手動で除湿運転に切り替える等。)を掴むとまた違った評価になるかもしれませんが、以上ファーストインプレッションでした。