バス専用レーンの運用が都道府県にて違うというネット記事を見て驚いた自分!
そんな部分に全く着目していなかったから全く知らなかった&そもそもバイクで市街地に行くことはめったにないから知らなくても問題ないというのもありました。
こちらが見慣れたバス専用レーン。都内の駅前とかに行くとよく見かけますね。東京とかだと自分の知る範囲では八王子駅付近の国道20号・甲州街道にこの規制トラップが設置されています。
・バス専用レーン |
朝晩の通勤時間帯にこの規制が発動することが多いようです。
路面標示とセットで設置される規制標識『バス専用』。
・東京都 @ 2023 |
これ、普段から頭に入れておかねばなりませんが二輪車(原付一種は除く。)も含めて該当レーンが通行禁止なので、朝の渋滞のときに勘違いしてバイク特権だ~♪と走っていると取締に遭います(泣)
右折や左折時などのときに限定して必要最小限で進入することは認められます。なので取締りは交差点の先で、交差点を直進してしまった直後に行われることが多いようです。
ところがその考え(二輪車も含めて通行禁止。)は東京だけ??
他の道府県だと運用が異なるようです。(←私が知らないだけで東京以外でも二輪車通行禁止にしている道府県はあるかもしれません。)
過去に蓄積されている写真を漁ってみると・・・・2014年の新潟県で遭遇した写真が出てきました。よく見てみると・・・・
・新潟県 @ 2014 |
『バス専用』ですが『二輪は除く』の特権が付属します。その他に"タクシー"&"乗車人数3人以上の車"を除くという面白い条件付き。
ただだいぶ昔のことだから今も同じ規制かどうかは判りません・・・・
こちらは最近の北海道の写真。北海道でも二輪車特権が付与されていますね。
・北海道 @ 2023 |
なるほど、確かに都道府県によって運用が異なっているようです。(標識の大きさが違うのは、左側の文字に『自二輪』を追記したら従来サイズだと入らなかったから????)
が北海道のはさらにトラップが!!
片側三車線の道のうち、左側二車線が『バス専用』規制。そしてバイク特権が付くのは・・・・なんと一番左の車線のみ。真ん中の車線をバイクで走っているとアウト!という訳か。
・左二車線がバス専用レーン・・・・自二輪は左側のみトラップ! 北海道 @ 2023 |
こんなの初見では絶対に分からん!!
今まで出張で色々な地方に行っているけれど、こういう視点で景色を眺めていなかったので写真が極めて少ない(泣)
今後は街をよく観察して『バス専用』規制を探してみることにしよう。(赤の他人から見るとこの人何やっているのだ?級の不審者かもしれないが・・・・。)
あと、大量の過去写真から目的のものを検索する仕掛けが欲しいなぁ・・・・
【2023/07/02追記】『日本自動車工業会』発行の資料
なんと、"一般社団法人 日本自動車工業会"がまとめた資料の中にバス専用通行帯における都道府県別の運用方法の記載がありました。
私も勘違いしていたのですが、バス専用通行帯にバイクも含まれている場合、バイクはどこを走っても良いと思っていたのですが・・・・専用通行帯が指定されている場合はそこを走らなければ違反なんですね! 知らなかった(汗)
・https://www.jama.or.jp/operation/motorcycle/environment/pdf/busway.pdf |
これによると、半々ぐらいの運用なのですね。勉強になりました。
そして私が持っていた写真『北海道』と『新潟県』はたまたま『バス+二輪パターン』の運用の自治体だったわけですね。
日本自動車工業会が提言している、バイクはどこでも走れるべきだというのは一理ある気がします。