高速道路の料金所ノンストップ決済サービス"ETC"。
これに慣れてしまうと現金払いやらハイウェイカード払いには戻れないよな・・・・(特に雨の日。)
昔は高速道路料金所通過もライダーのテクニックの一つで、タンクバックを装備している理由の一つだったりしました。
・【使いまわし写真】昔は料金所ゲートの通過にもコツが必要。特に雨の日は(笑) |
視線を高速道路以外の有料道路に向けてみると、ETC無線決済が導入されているところは非常に稀(いや、皆無か?)であり、未だに現金払いが主流。
それは導入コストがバカ高い構成のため。
神奈川県の三浦縦貫道路は、Suica・PASMOによるタッチ決済での支払いに対応して、ETCを使う高額設備費を回避しつつ、かつ利用者に簡単な決済方法を提供していますね。
・【使いまわし写真】Suica・PASMOが使える三浦縦貫道路(ETCは使えない) |
そしてもう一つのアプローチは、ETC無線通信設備を使用すること。ただしETC暗号通信やら決済システムを使うとオーバースペックで高額になってしまう(流入IC・流出ICから料金計算など、規模の小さな有料道路は不要で、車種ごとの定額決済。)ので、車載器番号やらETCカード番号を無線通信で取得したら、JHの設備は経由せずに事前登録してあるクレジットカードで決済するというもの。
この方式だと事前に一度だけ決済するクレジットカード番号の登録が必要ですが、それ以後は(一時停止は必要ですが)ETC無線決済が可能に。
ただ・・・・初代の『IBA』というサービスは、事前登録の際にクレジットカード番号の他、車検証のコピーをFAXか郵送で決済センターに送る必要があり、また導入当初は二輪車が対象外だったりと利用者に優しくなく、登録を諦めた経緯があります。
・【使いまわし写真】箱根ターンパイク料金所でしか使えないIBA |
2019年、IBAは静かにサービスを終了したとのこと。
そりゃ~ねぇ、手続きが面倒でもそれを上回る利便性があれば頑張るのに、利用可能なのは箱根ターンパイク一箇所とジャンボフェリー乗船とほとんど出番がなかったのでは普及しないわな。
もう高速道路外でのETC活用の火は消えたのかと思いきや、復活したのが"ETCX"!
https://etcx.jp/ ETCX - ETCのスイスイを街のなかでも。
前回の悪いところを踏まえて、事前登録はWebで完結!(←車検証提出は不要になった。)そして使える場所も箱根ターンパイク以外に、伊豆中央道に修善寺道路と結構使う道路でも使用が可能に。
これは嬉しい~♪
いつ乗るか分からないけれど申込みだけは済ませておきました。
・【使いまわし写真】まだETCXに対応していない頃の伊豆中央道料金所 |
そして先日の伊豆半島ツーリングの際に、初めてETCXで料金所通過♪
https://…/2022/10/08/ 天気の一瞬のスキを突いて伊豆半島で大人うなぎツーリング
しかもその日のうちにターンパイク→修善寺道路→伊豆中央道と東日本でETCX使用可能な道路をすべて制覇(笑)
使い勝手は高速道路のスマートICと一緒で素晴らしい。
伊豆方面にツーリングに行かれるのであれば申込みだけしておいても損はないと思いますよ!