東京都内最長路線の"梅70系統"都営バスツアー

どこにも出かけない正月休みが隙でしょうがない(爆)


年末にテレビ番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を見ていたのですが・・・・ふと路線バスに乗りたくなりました。
路線バスと言えば、常々興味を持っていた長大路線バス。日本最長・紀伊半島を横断するほどのインパクトはありませんが、東京都内最長なのがこの多摩地区にあるのです。


と言う訳でさっそく起点となる駅に電車で移動。西武新宿線・・・・って、以前小平の満北亭に行ったとき以来かしら。

https://…/2017/10/14/ 浜松餃子ツー →中止 →満北亭オフ会(笑)

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・西武新宿線 黄色くないんですね

黄色くない青い西武線に乗り、やって来たのは花小金井駅
はて・・・・JR中央線には頻繁に乗るので東小金井駅、武蔵小金井駅はよく耳にするけれど・・・・


花小金井駅の『』って、何の事??

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・花小金井駅・・・・初めて降り立つのですが、どういう由来でこの駅名?

あえてよく調べないで来ているので、意外と見るものが新鮮で楽しい


ガラガラの駅。そして出口が北口南口があるぞ?
さすがに青梅車庫行きのバス乗り場がどちらにあるのかまでは書いていない。

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・ガランガランの花小金井駅

なんとなく方角的に南口かしら?と向かってみます。


南口にバス停は3箇所ありましたが、いづれも都営バスの乗り場ではないゾ・・・・(汗)

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・駅の南口に来ましたが・・・・都営バスのりばなんてないじゃん!

TVのバス旅でもこんな感覚なのだろう(笑) 初めての街で右往左往
結局南口ではなく北口出発と気がつくのに数分。


北口に向かうとすでに青梅車庫行きのバスが待っているではありませんか。
お客さんも並んでいるので安心して写真を撮っていたら・・・・

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・北口にあった! しかもバスはもう来ている!

・・・・どうやらこの方たちはこのバスを待っているのではなさそう(汗)
運転士さんが放送で『扉を閉めます~』なんてのを聞いて慌てて乗車。慌てていたので、出発地点の写真は上の一枚のみ(泣)
1時間に一本だけの運行なので、これを逃したら1時間待ち・・・・危なかった~~。


都営バス・・・・通称『都バス』に乗るのなんて、何年ぶりだろうか?
子供の頃、下北沢の祖母宅に遊びに行くと、よく渋谷から都営バスに乗り東京タワーに連れて行ってくれた事を覚えているのですが、その頃の都営バスは青かった気がするのです。

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・車内に他のお客さんはなし

駅から出発したと言うのに、この時点で他の乗客は無し!
いくら正月2日とはいえ、これだけ閑散としているのはヤバい予感。


最後部座席に腰を下ろし、のんびりのんびり走る景色を、バイク乗車時とは異なる視点で観光モード(←本当に遅くて・・・・停留所毎に時間調整が入る。)。

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・シートには、都営バスのイメージキャラ『みんくる』ですって

都営バスのイメージキャラの"みんくる"が描かれたスペシャルシート・・・・かどうかは不明。


どこを通っていくのか興味があったのですが、花小金井駅を出ると北に向かうこと数百m。青梅街道にぶつかると、あとは青梅街道を只ひたすらトレースするのみという、単純明快ルート!


途中、お菓子『ブラックサンダー』で有名な有楽製菓の本社?工場?直売所を発見したり、バイク時とは違う発見も。

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・ただひたすら、(旧)青梅街道を進む

西武線青梅街道駅、JR新小平駅、西武線東大和駅、JR箱根ヶ崎駅とリレー。
駅から乗り降りするよりも、なんてことは無い場所から乗り降りするお客さん十名ほどの移動をサポート。


箱根ヶ崎駅から先は新青梅街道と合流した片側2車線の都市型の道なので、風景的には退屈。
また元の片側1車線に戻る頃、JR青梅駅

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・終点の青梅車庫まで約100分28.9km 運賃はわずか¥567円

けれどもあと数駅で終点なので、せっかくなので乗り通すことに。
結構な時間を乗ったのですが、運賃はわずか567円!さすがは都営交通。めちゃくちゃ安いかも!
車庫施設の名称は『東京都交通局 早稲田自動車営業所 青梅支所』。それにしても『早稲田』なんて地名が出てくるなんて、路面電車(都電)も管轄しているからなのね。


車庫からJR青梅駅まで戻る際に別系統のバスに乗っても良いのですが、せっかくだから歩いてみましょう

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・青梅のレトロな町並み

青梅駅周辺は意図的にレトロ感を残している地区。
だが正月から開いているわけがなく、閑散とした街を歩くのみ。
この道を山に向かうと奥多摩なのですが、数台のバイクが走っていく・・・・。コケないことを祈ります。


こんな店で火器を使って大丈夫なのだろうか?(笑)

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・焼肉青梅!

だが、ものすごくソソる外観だわ。


ランチができる所を探しながら歩いてきたのですが、結局どこも開いておらず駅前に到着。

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・JR青梅駅まで歩いてきました

立川まで出れば色々お店がありそうですが・・・・、せっかくだから青梅で食事をしていこう。


チェーン店たけれども(汗)

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・開いているのはモスバーガーのみ

だが、コーヒーも飲みたいしのんびりもしたいので、モスバーガーは意外と良いかも。


マックでフィレオフィッシュはよく食べるのだけれど、モスでフィッシュバーガーは初めて

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・フィッシュバーガーと、お汁粉でランチ

タルタル風ソースがたっぷりで美味しい♪


さ~て、ミニトリップも終了。電車で帰りましょうか。

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・あれれっ!? 今年は猫年だっけ(笑)

JRの駅員さんは猫好きなのかな?(笑)


町並みはレトロなのですが、その雰囲気作りにJRも一役買っているのがスゴい。

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・駅の中までレトロを演出

通路の両側にはレトロ映画のポスター。鉄道員(ぽっぽや)とか、実在のものなのね。


そのイメージづくりは、駅のホームでも徹底しています。

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・駅名標やら待合室はレトロ仕様

時計とかもレトロ仕様。木造っぽく見えるのは待合室。JR北海道であればそのまま現存していそうな感じ。


だが、見た目だけではなく内側もしっかりと演出

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・待合室の中もレトロ!

青梅の街ブラは、意外と楽しい予感。


う~む、皆さんきちんと寝正月で過ごしておられるようで、電車もガラガラ

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・帰りの電車もガラガラ・・・・

都心の密になっているニュース中継画像を見ていると不安になってきますが、ここは別世界


Gotoとか無くても、マイナーな場所を探してのミニトリップは意外と楽しかったりします。
色々と下調べをしておくと、さらに見聞が広がり旅が面白くなる・・・・