交換してお役御免になったフューエルポンプの検死解剖

先日、愛車のバイクVFR750F(RC36)のフューエルポンプを交換しました。

https://…/2015/10/17/ フューエルポンプ交換作業  ~216,367.4km~

その後の経過は・・・・昨日のさわやかツーでも不調症状を発すること無く完全回復したと見てよいでしょう♪


そして気になる、25年間頑張ったフューエルポンプ。

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・【使い回し写真】新旧ポンプを並べてみました

こいつの黒いプラスチック部分を取り外して、中身を見てみましょう


パカッ・・・・っと開けると、リレー接点。

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・中はリレー接点

電磁石の力で、ピストンに駆動力を発生させる部分です・・・・が、何故か赤錆というかなんというかどす黒い色


でも、決して黒いプラスチックカバーが外れていたというわけではなく、完全に密封されていてこのザマ。
よく見てみると、カバーはキチンと閉まっていてその内側が汚れていることがわかります。

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・カバーがかかっている部分だけ、きちんと綺麗

これは、カバーの内側で汚れの原因となる粉末が発生していると考えられます。
接点が消耗したのか、はたまた、ピストン機構のどこかで摩耗による粉塵が発生するのか・・・・


そして可動接点と、固定接点の場所はコチラ。可動片はこの写真だと上下方向に動きます。

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・可動片・可動接点と固定接点の位置

可動片はスプリングの力で上方に常にテンションがかかっていて、写真のように接点が閉じている状態がデフォルト。


手で可動片を押し下げてみると、スプリングのテンションは必要十分な力がかかっていますね。更に押し下げると・・・・

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・固定接点が・・・・真っ黒!

うわぉ!
先程から気になっている微粉末がこびりついているのか、真っ黒。そして度重なる打撃・電流切断時の熱などにより、変形してしまっている接点!


こりゃ~、理想的には車検の都度とか、接点を清掃してあげると長持ちしそうな気がします。
こんなところが要メンテナンスだなんて、考えもしなかった・・・・


でも、ガソリンライン上にあるこの機械。取り外すのも面倒なのよねぇ
次は5年後ぐらいに要メンテかな?(←乗り続けられていればの話ですが・・・・)