FET式レギュレータ換装への道 端子台編

愛車のバイク、VFR750F(RC36)をレギュレータをFET式に換装しつつ、電力線も交換してしまおう作戦。
昨日に引き続き、ハイプライオリティなこのネタについて書いてみようと思います。

https://…/2014/04/14/ FET式レギュレータ換装への道 圧着端子編

レギュレータをFET式に換装して、安定した電力供給を受けれるようにすることで、グリップヒーターも安心して使えるようになるのではと思っているわけですが、当然消費電力が増えるわけでして・・・・
発電機~レギュレータ~バッテリー間の電力線(と勝手に呼んでいる。)の負担も増えるわけです。


そんな訳で、私も経験した、よく焼損事故が起こるカプラコネクタを廃止しちゃいたいのです。でも完全に廃止してしまうには、発電機コイル自体から電線を引き出したり、あるいは容易に交換とかも出来なくなってしまうので、最低限の分解点は作らざるを得ないです。


そこで、コネクタの代わりに圧着端子同士を(あまりスマートではないが)ねじ止めで接続する方法をとるかなぁ・・・・

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・【メーターパネルの裏側】見づらいけれど・・・・圧着端子をネジ止めして分岐させています

メーターパネルの裏側で、色々と電源を分岐させるのも、圧着端子+ねじ止め+テープ巻きでやってきていましたから。
仕事では端子台なんてのを使うわけですが、デカすぎるし固定も困難で、バイクに使うにはちょっと不釣り合い


しかし・・・・
VFRclubのとある先輩がこの電力系統を強化されていたときに使っていた端子台が、非常によくできているのを拝見させていただき、真似っこさせていただくことにしました。
これです・・・・

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・端子台?

見た目は、絶縁&風雨に当たらないようにフルカバードされていますが、つまみを摘んで引き出すと・・・・

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・カバーの内側に中継用端子台が隠れています

中継用端子台こんにちはちょうど3線分あるので、今回の目的にぴったり!
耐熱温度も80℃まで対応しているのでばっちり。電線も80℃耐熱だから、これ以上高くてもオーバースペックだしね。


これを、今回焼損したコネクタの代わりに設置して、分解点とするとともに、高信頼な圧着端子での中継とします。
カプラコネクタと違い、さっと外してまた接続して・・・・といった作業性は実現できません。電線を取り外すのにはドライバーを使ってネジを外す必要がありますし、また元通りに接続する際に場所を間違えて異線接続なんて事故が起こりうる可能性もあります。(今回の3相電力線ならどこでも良いけれどね。)


それでも、振動など劣悪な環境下では、高信頼な部材を使用したいですものね。

https://…/2014/04/16/ FET式レギュレータ換装への道 電線編