関西出張中でリアルタイムなネタが切れているので、過去に撮り溜めしている写真をアルバム気取りで見ながら思い出でも語ってみよう・・・・という企画の第一弾です。
愛車のバイクで北海道ツーリングに行く!って、ライダーの憧れの一つだと思います。
さすがに学生時代の財力ではこれをかなえる事が出来ず、時間に追われる社会人になってから北海道デビューを果たしました。
・憧れの北海道ツーリング |
相棒のバイクは1995年に北海道初上陸したときから10回、いずれも今の愛車VFR750F(RC36)で旅をしました。キャンプ道具一式を積み込んで移動するので最悪はどこでも寝られるので安心なのですが、意外とキャンプ場への道がわからなかったり、設備とか近くに温泉はどこだっけ・・・・とか初回利用キャンプ場は何かと面倒なので、何時の間にか毎年お世話になるキャンプ場と言うのが固定されていきました。
私の愛用キャンプ場は、いづれも有名なところだけなので、北海道キャンプ通の方から見ればまだまだ甘いのでしょうけど、そんな愛用のキャンプ場をいくつか紹介してみたいと思います。
倶知安町・旭ヶ丘公園キャンプ場
道南、札幌や小樽のやや南側に位置するロケーションで、函館に上陸して北上を開始し、札幌/小樽まで行ってしまうとキャンプ場が無くなってしまうのでここでステイというパターンでよく利用させていただきました。
・倶知安町・旭ヶ丘公園キャンプ場 |
なんと利用料無料! テントサイトのすぐ近くまでバイク乗り入れ可能(盗難とかイタズラの心配が緩和されるし、荷物運びを考えるとこれ大事!)だし、近くに(歩いていけないこともない)銭湯も温泉もある。同じくコンビにもあるので、雨で不意な足止めを喰らっても食料に困らない!
テントサイトは小さく最小限の設備しか存在しないので、ファミキャン連中は近寄らず、ライダー/チャリダー達だけが集まるこの場所はとっても居心地が良いのです。
・目の前には羊蹄山が一望できます | ・場所はココ |
唯一の欠点はトイレ。男女共用ぼっとん式です。まぁ、キャンプ場自体が無料なので当然でしょう。いざとなれば(遠いので、翌朝に)道の駅まで走ればよいのです。
あと、開設期間が短く7月~8月のシーズン中は大丈夫ですが、私みたいにゴールデンウィーク近辺にキャンプする人は要注意です。ココが使えないと、もっと先まで行くか、手前で留まるか・・・・ちょっと効率が悪くなってしまうのです。
長万部町・長万部公園キャンプ場
道南と道央の中継地点。上記の『旭ヶ丘公園キャンプ場』がクローズの時期は、コチラが代替キャンプ場となります。
綺麗な公園内の芝生の上に適当にテントを設営できますし、木々は『さくら』なので開花の季節に合わせてくると『花見キャンプ』ができます。料金は1泊¥500円。
・さくらが満開の長万部公園キャンプ場 |
申し分ないぐらい綺麗です。ここのテントサイトのすぐ隣にバイクを止めておくことが出来ます。
長万部は"国鉄時代の機関区で栄えた町ですが、今は衰退しきっている"と、地元の住民が聞いてもいないのに熱弁してくれました。
北海道新幹線の駅も出来る予定ですから、そしたら今のようなのんびりした雰囲気は壊れてしまうような気がします。
・ホルモンが美味しいサンミート木村 | ・北海道名物・塩ホルモンパック!もちろんビールもね。 |
長万部のサンミート木村は北海道名物・塩ホルモンで有名なところ。ここに立ち寄っておつまみをゲットしてキャンプで宴会すれば完璧です。
雨で足止めの場合は駅弁のカニメシでも食べましょう。
・JR長万部駅前のカニメシ本舗 | ・駅弁ではなく食堂版カニメシ。フカフカです! |
近くに温泉街もあります。お勧めは『長万部温泉ホテル』で¥380円の銭湯価格で入浴できます。とっても熱くて気持ちいい!
・長万部温泉ホテル | ・由緒正しいケロリン桶を使用 |
最初は代替地のつもりでしたが、結構居心地が良くて気に入ってしまいました。欲を言えばもう少し場所が北によっていればなぁ~・・・・
今日函館に上陸してココまで北上してきて、ココから先にワクワクしながら寝るキャンプ場。そして翌日に函館からフェリーに乗る場合の最終キャンプ地として、がっかりしながら寝るキャンプ場。何かと他のキャンプ場より思い出がある場所
・さくらシーズン以外は緑が気持ちよい場所です | ・場所はココ |
私の場合は残念ながらハイシーズンに利用したことがなく、9月中旬だとか、4~5月だとか、私一人しかいないときが多いのです。
標茶町・多和平キャンプ場
道東の拠点キャンプ場としているココ。開設も5月~9月と長く、とにかく広い!景色は大平原が広がるだけで、360°の地平線が楽しめる場所です。当然夜空の星がとっても綺麗なのです~。
・多和平キャンプ場 |
この辺り一体は町営牧場になっていて、そのうちのほんの一部がキャンプ場になっているという、牧場の中のキャンプ場でもあります。
辺りをみると馬がむしゃむしゃ草を食べています。(GWの時期はまだ寒いので放牧されていません。)
・周りは馬が沢山 | ・場所はココ |
そんな居心地の良いキャンプ場ですが、360°地平線が見渡せるほど何にもないので、最寄の町まで30km! あと、バイク駐車場とテントサイトが30mぐらい離れているのでほんの少し荷物運びが必要です。
ココに来るときは、弟子屈か標茶の町で食糧を買い込み、温泉も入ってから来ることをオススメします。最悪なのが雨で足止めを喰らったとき・・・・何にもすることがありません。
・管理棟 兼 売店 兼 食堂 | ・標茶牛ハンバーグ |
幸い、管理棟兼売店には食堂もあるので、金さえあれば地元産のハンバーグ等を楽しむことも出来ます。町営なので値段もソコソコ。あっ! キャンプサイトは1泊¥350円ね。
夏の時期の道東の海岸沿いは、一日中海霧に覆われて天気が良くないことが多いので、ちょっと内陸に入ったこのキャンプ場は天気の面でも助かります。
まだまだいっぱい紹介するところはあるのですが、しつこいぐらい何度も利用したところを厳選してみました。
つづく・・・・かも!(?)