ついこの間、テールライトをLED化して消費電力ダイエットをしました。
主目的は達成してしまったのですが、技術的興味が半分、『どうせココまでやったのだからフルLED化をめざすべし』という勢い半分で、ウインカーバルブもLED化に向けて調査を始める事にしました。
まずは、愛車VFR750F(RC36)のウインカー回路を調査しました。
・VFR750F(RC36)の配線図 |
曲者は『ウインカーリレー』で、電流が流れている時だけ一定周期でオン/オフするというものです。
ヒーターとバイメタル(温度を検知して物理的に回路をオンオフする)が組み合わされている単純な物ですが、単純な原理の為に信頼性も高く経年変化も起きづらいのです。
しかも、
- バイメタルが多少高価なため、一つのウインカーリレーで左右共用にして価格を下げている。部品点数が減るので故障率も下がる。
- ウインカーバルブのいづれかが切れると、リレーを流れる電流が変わるため、ヒーターの発熱量が変わり、点滅周期が変わります。結果的にドライバーに玉切れを伝えている。
- ウインカースイッチを入れると必ずオン(点灯)状態からスタートする。
といった利点もあります。
ところがです!
ウインカーバルブをLEDに変えると、電流が激減するため、ウインカーリレーの点滅周期が変わってしまう(おそらく常時点灯しっぱなし…)のです。
インターネットをググルと皆さん同じ問題点を指摘していますが、まずは『ウインカーリレー』自体を自作する必要がありそうです。
トホホ…、先は長そうです。
https://…/2006/01/11/ ウインカーLED化計画・仕様