ウインカーLED化計画・仕様

愛車バイクのVFR750F(RC36)のテールライトに続き、ウインカーもLEDにしてしまおうと思案しています。

昨日の日記で、ウインカーリレーから作らなければダメという結果なので、どうせなら次のスペックを目標にしてみます。

  1. 現行のウインカー機能は実装すること。特にオンスタート機能は安全上絶対に実装すること。
  2. 回路上に、経年変化が激しく温度特性も良くない『電解コンデンサ』は使用しないこと。(…今のバイクにあと何年乗るつもりなんだ(?)…)
  3. ハザード機能を追加すること。多分使う機会はそうそう無いけれどネ。
  4. 念願だったウインカーポジション(車幅灯)機能を追加すること。詳しくは後述します。
  5. 消し忘れ防止のため、ウインカーブザー機能を追加すること。カブみたく『プー、プー、…』ではなくて、白バイみたく『ピッ、ピッ、…』と鳴らしたい… 実際には恥ずかしくて使わないカモ…

うーむ。いざ作るとなれば良い物が欲しくなって盛り沢山になってしまいました。


まずは1の条件、オンスタート機能が不要なら、ウインカースイッチとは無関係の発振回路を作り、パワートランジスタをスイッチングすれば良いので簡単です。
インターネット上で自作されている方々の方式はほとんどがコレです。

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・ほとんどの方々の仕組み

これだと、ウインカースイッチを投入したときに発振回路の位相0°が保証されず、ランダムにスタートすることになるので、最悪はスイッチ投入後しばらくライトが点灯しない事態が生じてしまいます。
いくら回路が簡単になるといっても妥協は許しませんオンスタートにこだわります。


そして、4のウインカーポジション(車幅灯)。コレが欲しかったのよ~。
昔(1995年以前の二輪車常時点灯施行前)のバイクの場合は『ライトオフ』『ポジションランプ』『ヘッドライト』の切り替えができます。
ライトオフは、灯火類は全て消えている昼間状態です。
ポジションランプは、ヘッドランプユニット内の小さなバルブ、スモールライトの点灯と、テールライトの点灯メーターパネルの照明点灯状態で夕暮れ時や視界が悪い時に使います。
そして、ヘッドライトをつければ夜間状態です。


さて、この時バイクを前から見てみましょう。ヘッドライトがついている事はわかります。
でも…それだけです。
最近のバイクだとこの状態にさらにウインカー灯を左右同時点灯させたウインカーポジション(車幅灯)機能があり、ハタからみているとカッコイイ!♪んです。
ウインカー使用時は消灯し、ポジション状態以上では左右同時点灯する機能を実装することにします。


いままでだと消費電力の関係で難しかったのですが、LEDなら問題ないでしょう。がんばるぞ~。

https://…/2006/01/12/ ウインカーLED化計画・オンスタート回路