愛車のバイクVFR750F(RC36)は1990年に発売されたバイクなので、今年で車齢15才。いまでも元気に過ごしています。ちなみに、私の愛車のフレーム番号は10番代! 初期ロット中の初期ロットだったりします。
随分長く付き合ってきましたが、ほんの少しだけハンドルを高くしたいと常々思っていました。そして、日本国内にパーツが出回っていないため海外から取り寄せをしたのでした。
ようやく、念願のハンドルアップをすることができます。
・作業前全景 | ・作業前ハンドル付近拡大 | ・作業後ハンドル付近拡大 | ・作業後全景 |
わかりますか(?)
ハンドルの高さが変わっているのが。金属の部品『スペーサ』を挿入したことでその分ハンドルが3/4インチ(約19mm)高くなっているのです。
アクセルワイヤーや、チョークワイヤー、電気系統、油圧系統すべてケーブルを張替えることなく移設ができました。(フロントブレーキ油圧ケーブルがギリギリですけどね…)
作業自体もものすごく簡単です。
・ストッパリングを外す | ・スペーサを取り付けて… | ・付属の化粧筒を被せる |
- はじめに、ハンドルを固定しているボルトを緩めます。
- 次に、万が一ハンドルを固定しているボルトが緩んでしまってもハンドルが脱落することが無いように止めている金具『ストッパリング』を外します。マイナスドライバの先でコジればすぐに外すことができます。
- ハンドルを上方に引き上げるとすっぽりと抜けます。このとき、油圧系統に空気が混入しないように水平を保っておくこと。
- ハンドルの変わりに、ハンドルアップスペーサをセットします。ただしハンドル自体が円周方向に回転してしまわないように固定する窪みがありますので、そこに合わせるようにセットします。
- スペーサーの上からハンドルをセットします。スペーサー自体にも円周方向に回転してしまわないように固定する窪みが付いていますので、ココに合わせるようにします。(中央写真の矢印の部分です。)
- ハンドルが高くなった分、相対的にサスペンションが短くなるので付属の化粧筒を被せます。
- 最後に、ハンドルを固定するボルトを締め上げます。
この間、わずか10分足らずでした…
さて、乗り味は…
いろいろ書きたいのですが、またの機会のお楽しみということで。
https://…/2006/01/03/ ハンドルアップスペーサ・初期使用レポート