昨日は、ヤマハ トリッカーXG250にミツバサンコーワ製ドラレコ EDR-21Gの本体を取り付けしました。
https://…/2020/04/24/ ドラレコEDR-21GをYAMAHA トリッカーXG250に取り付けよう(1)
今日はその続きの作業で、前後カメラの取り付け作業に入りましょう。
まずはカメラユニットの形状確認。
・円筒状のカメラと、それを掴む形で固定するステー |
台湾製ドラレコと異なり、カメラユニットは純粋にカメラ機能のみであるため小型軽量。そしてその円筒状のカメラを金属製の帯で周囲をぐるりと囲みつつ、ステーにネジ止めする構造。このステーがペラペラ・・・・
このステーを・・・・ミツバ社推奨は付属の両面テープでバイクに固定するんですって。おいおい、最初のうちは良いとしても、長期の振動と風雨により間違いなく脱落する・・・・
ここは面倒でもネジ止めで固定する方法を思案しよう。
そしてステーの形状から、取り付け場所は平面であることが必要。リア周りは・・・・コレまた場所がない。
・XG250+純正キャリア+GIVIキャリア+GIVIトップケース |
曲面しか無い(泣)
思いつくのはナンバープレートに共締めするステーでして、ご丁寧にキジマ社とかのサードパーティーがミツバドラレコに合わせたステーを売っているので、コレをチョイスする!?
いやいや、XG250は想像以上にナンバープレートが斜めに設置されているし、ウインカーランプとも干渉しそうで適応不可って感じだな。
おやっ!? よく見るとGIVIキャリアの裏面に5mm程度の穴が開いている・・・・ちょうど5mmの木ネジで噛み込むなぁ。それでは・・・・
・GIVIキャリアの裏面にネジ止め・・・・はネジ頭が干渉する! |
・・・とステーの中央付近でネジ止めすると、今度はステーとカメラを固定するネジと干渉してしまう。これもダメ。
ネジ止めを妥協して両面テープ固定しようにも、GIVIキャリアの裏面はメッシュ構造になっていて、両面テープが張り付かない。ポリプロピレン製でしたっけ?GIVIパニアと同じ材質のキャリアは、難接着な素材なので接着剤作戦も難しい。
ホームセンターで売っているような、汎用ステーをいくつか組み合わせてみようにも、帯に短し襷に長し。
・汎用ステー |
どう組み合わせても、ドラレコ純正ステーのネジ穴ピッチと合わず、コレだ!という手段が見つからない。
なにこの絶妙に使えないミツバステー・・・・あまり深く考えられていない感じ。電子回路に力を入れるのであれば、メーカーにはここも力を入れてほしいところよね。
数種類のステーをオプション販売してくれたり、ナンバープレートステーを発売するとか。設置方法まで提案してくれればよいのですが、サードパーティーにステーを販売されちゃうくらいだから、我関せずって感じか・・・・(泣)
どうしよう・・・・
前回、台湾ドラレコを固定する際にも活躍した、電材に頼るか。
VFR800F(RC79)の台湾ドラレコも、電材と汎用ステーで固定した様子
https://…/2017/05/21/ 通販ステー到着・さっそく装着して走行試験
PF管片サドル(アイボリー色)とCD管片サドル(オレンジ色)。サイズ的にはCD管がドンピシャでPF管はちょっと調整が必要。天の声に聞いてみたら、意外にも目立つオレンジ色のCD管用が良いというので、さっそく小加工。
・CD管片サドル(22)の固定用穴を、直径6.5mmドリルで拡幅 |
一つ¥45円。結局私が考えるとこういう系に行き着くのよね。
ただCD管は耐候性が無いので、それを固定するサドルも耐候性が無いと考えるのが普通。なのでひょっとすると3年とか5年のスパンで交換しないといけないのかもしれない。・・・・がドラレコの寿命のほうが先にくるかな?
6mmのボルト・・・・だと周辺と干渉して工具が入らないので、キャップボルトで締め付け。
・GIVIキャリアの穴に、雌ねじを切る形で固定したリアカメラ |
うんうん、ここならば雨は直接当たらず、タイヤで跳ねる泥も当たらず。そしてかなり強固に固定できたので振動も大丈夫そう。
あとは画角的にどうかですが、もうココ以外に選択肢はほぼないのでコレで妥協しよう。
続いてフロント周り。
・ハンドル周りか・・・・ヘッドライト周りかだなぁ |
ハンドル周りに取り付ける・・・・場所がないので検討除外。
すると残るはヘッドライト周り。写真の{1}のヘッドライトユニット固定用のボルトに共締めだと、樹脂製のCD管サドルで多少弾力があり、コレを共締めしてしまうと肝心のヘッドライトが若干揺れてしまう可能性がある。
となれば、写真{2}のボルトにLアングルかなにかを固定して、それにCD管サドルを取り付ける?
しかし{2}案は意外とボルト周辺に平地がなく、ボルトサイズも直径5mm。対するヘッドライト固定ボルトは6mmで平地ありと、強固に固定できそう。
というわけで、ヘッドライトと共締めするのはステンレス汎用ステーとして、ヘッドライトも強固に固定しつつ、カメラ設置場所も作り出す作戦。
・ヘッドライト固定ボルトに、汎用ステンレスステーを共締め |
あら~、良い感じじゃないですか。
手持ちのステーがステンレスしか無いけれど、カチオン電着塗装の黒いやつにすればもっとスマートになるかな?
最後にカメラをCD管サドルとともに取り付け。
・前カメラ、取り付け完了 |
全くぶれそうもないほど強固に固定ができちゃいました。
ココまでくればもう峠は越えましたね。残る作業は、各ユニット間の配線作業のみ。コルゲートチューブ買ってこようっと。