愛車のバイク、VFR750F(RC36)にドライブレコーダー『NECKER V1 Plus』を取り付ける作業のお話。
純正ホーン取り付けボルトに共締めする第ニ作戦を行ったところ、そのステーがとにかく揺れてしまい、撮影した映像がグラグラ・・・・鑑賞していると酔っちゃう(泣)
https://…/2015/04/26/ NECKER V1 Plus 第二作戦で試験走行!
そこで、ステー振動への対応として、第三作戦を開始。
前回予告した、ヘッドライトユニットに接着でもなく、純正ホーンの移設でもなく・・・・
コメントでアコモさまから御提案頂いた、オイルクーラー取り付けボルトに共締めする方法で、試してみることにしました。サービスマニュアルを見ても、オイルクーラーを取り外す手順に、アッパーカウルを外す指定が無いので、もしや・・・・!?と思った次第。
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・オイルクーラー導風板を外したら・・・・なんとかボルトを直視することが出来るゾ~! |
アッパーカウルを外しさえすれば、楽勝な作業も、横着してアッパーカウルを外さないで作業しようとするとさぁ大変。
ヘッドライトユニットとのクリアランスが無いので、大きな工具であるソケットレンチや、スピンナーハンドルは使用不可能。ダメもとで、小さなM8コンビネーションレンチでなら・・・・
なんとかボルトにあてがうことが出来ました。
よし! 第一関門突破。
でも問題は、このボルトを緩めることが出来るかどうか。
前回、ホーンを固定していたボルトは固着していて、スピンナーハンドルを使ってようやく外した経緯から、同じように熱を持ち、そして20年近く外していないオイルクーラー取り付けボルトも固着しているだろうと容易に想像できます。
さぁ、勝負。レンチにぐぐっと力を込めます・・・・
・・・・
ふにゃ・・・・っとした手応えで、あっけなく外れてくれました。
しかし、ボルト自身もまっすぐ引き抜けないほど、狭い場所。L字アングルもいくつかサイズを用意して干渉しないで設置できるかパズルをしたのですが・・・・
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・最初、左の分厚いL字アングルを設置しようとしましたが・・・・ダメ。右の薄いL字アングルで。 |
ボルトのすぐ前にヘッドライトユニットがあり、小型の(強度が弱い)ステーで右にオフセットする形でしか取り付けられず・・・・。
とりあえず、このL字アングルを使って、いろいろトライしてみることにしました。
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・右にオフセットさせると取り付けることが出来ました |
50mmの直線ステーをつなげてオイルクーラーの前まで持ってきましたが、いまいち寸法が足りず、このままではカメラの取り付け不可。
さらに、オフセットステーを組み合わせることで、場所的にはドンピシャ!
キタ~!
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・なんとりカメラを取り付けることが出来ました |
ボルトが長すぎるんじゃないか・・・・とか、オイルクーラーに風が当たらないんじゃないか・・・・とか、細かいところは置いといて。
固定は出来たけれど、なんだかんだでステーの長さはそんなに短縮されていないし~(泣)
でも、手で揺らしてみても、第二作戦とは明らかに違い、がっちりと付いています。
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・第二作戦とは異なり、ハンドルを切ってもカメラは正面。地面には、取り付け不能になったオイルクーラー導風板 |
ステーのおかげで、オイルクーラー導風板の取り付けも不可能になってしまいました。ヤスリで加工してあげなきゃ。
それでは、早速試験走行。第二作戦と同じ場所で、同じような速度で流してみましたが・・・・
完璧っっ!
素晴らしい~、全くブレがない絵が撮影できるようになりました。
これなら事故の時の証拠以外に、鑑賞用としても十二分に使用できます。
調子に乗って、高速道路でぬふわkm/hでの撮影テスト。
エクセレント!
オイルクーラー取り付けボルトとの共締め作戦でとてもうまく行くことが出来ました。
ホーン取り付けボルト周辺は、エンジンの振動と走行の振動がかなり伝わってきていて、バイクが走行していない状態でもステーが揺れていたほどだったので、場所を変えただけでもずいぶんと振動の抑制に役立ってくれたみたいです。
後は・・・・
- 風切り音がひどいので、風防スポンジでも取り付けようかしら。
- オイルクーラーへのエアフローを考えて、カメラをバイク中央ではなくて、右にオフセットさせてみようかしら?
- オイルクーラー導風板を加工して、元のように取り付けよう
- 今回の試験走行で、高速道路を降りた辺りでmicroSDカードが抜けてしまう事象が発生。振動なのかなんなのか原因不明なので、しばらく様子見
- カメラマウントしているVE管ホルダーを黒く塗装しよう
といったところですかね。