たまに、都内近郊で帯広豚丼が食べられるお店を検索すると、じわじわ~っ・・・・とですが、増えているんですね。
今回も、そんな増えたお店に寄ってみることにしました。
東京都東久留米市・・・・ってどの辺だっけ? おっと、電車の駅『西武池袋線・東久留米駅』なんてのがあるのね。
・西武池袋線・東久留米駅 |
ずいぶん明るくてきれいな駅。最近建て替えた感がありありの新しさですね。
駅でショッピングもできる駅ビルも出来ているのですが、駅前は・・・・
・東久留米駅 北口 |
猫の額。駅前はタクシー一台が通ればいっぱいの、道一本のみ。
念の為に書いておきますが、豚丼屋に行く最寄りの出口がこんな感じなだけで、他の出口にはロータリーが有り、バスも発着していました。
駅から5分ほど歩くと・・・・嫌でも目に飛び込んでくる、アピール度が満点過ぎる看板を掲げたお店発見!
・アピール度満点な看板ですが、都会人は帯広豚丼のことを知らないのでその効果は・・・・? |
デカデカと『豚丼』(笑)
でもねぇ・・・・北海道の人だとこの看板で、"あぁ~、帯広豚丼を食べさせてくれるお店かぁ~"と連想してくれますが、関東人には通じない可能性が大!
平日昼間の店内は・・・・ガラガラ。ちょっと不安になりつつ食券機へ。
・ボタンが余りまくっている食券機 |
ラインナップは、豚丼、ネギ豚丼の2種類にサイズ選択ってところかしら。
ネギ豚丼は、"青ネギがたっぷりのタイプ"とは異なっていそうな『ピリ辛』なんてポップが貼ってあるので避けて、ノーマルの豚丼にしよう。
サイズは・・・・迷ったらコレ・・・・って書いてある『豚丼 竹』¥880円にしてみました。
店員さんに食券を渡すと・・・・『めしまししますか?』
思わず何言っているか分からなかったのですが、なんとなく『大盛りにしますか?』と脳内翻訳して『いいえ』と。
どうやらコレのようです。
・めし増しシステム |
豚丼の松、竹、男盛りをオーダーした場合は、"メシ増しが無料"なんですって。
こりゃ~ね男気ムンムン系のお店を目指して、こういうシステムにしているのでしょうね。
焼きあがるまでしばし待ちます。お客は私だけ・・・・
・静かな店内 |
なんと、店内設備は焼肉屋そのもの。ははぁ~、焼肉屋が潰れて、豚丼屋として再出発なのねっ!
そんなこんなで、『豚丼 竹』の登場。うわぉぉぉぉ~~~~~
・豚丼 竹 ビジュアル最高! |
すげぇ~豚の花が咲いているよ。"竹"でこのボリュームかよっっっ!
値段が¥880円、味噌汁とかお新香とかまで付いているというのに、この"盛り♪"。
ゴハンを普通にしておいてよかったよ~~~~
アップで見ても、大迫力。
・豚丼 竹 |
枚数が多い分、お肉がペラペラ・・・・なんてことはなく、しっかりしたお肉。
では、さっそく・・・・
うんうん、味の方向は間違いなく、帯広豚丼。
でも・・・・
最後までこのまま食べ進められず、胡椒をかけたり、タレを足したり。
肝心の豚肉がパサパサというか、味がしないというか・・・・豚丼の主役が残念な感じ。系統的には御茶ノ水の『豚野郎』とか、新橋の『豚大学』なのですが、あちらは濃厚なニンニク系タレで、非力な豚肉をカバーして全体を仕上げているのですが、こちらは『由緒正しいタレ』(?)のため、豚肉の非力さが目立ってしまうんです。
あと、綺麗にデコレーションしているので時間がかかるのか、配膳されていた時点でアツアツじゃないというのも辛いところ。
帯広豚丼を出す貴重な店なので、ぜひ応援したいのですが・・・・もう少し、もう少し改善してくれると嬉しいなぁ。