考える・・・・

ここ数日は、あれこれ考えてばかりです。技術ネタが続きますがしばらくの間お付き合いくださいませ。
世間ではドラクエが発売されて騒いでいるというのに、そんなものには一切の興味を示さず、かなりディープな思考をしています。なんたって、一度勢いが止まるとやる気もなくなってしまい、完成まで数年というスパンが必要になるので、一気に仕上げるのです!


そう、この日記を毎日ご覧頂いている方はわかると思いますが、購入した無線機FTM-10Sを車載するにあたっての思考なのです。
昨日一日でマスタープランは完成いたしました。

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・FTM-10S車載マスタープラン

このプランを実際の形に持っていくためには、さらに熟考しなければならないのです。
なんたって、今週の木曜日に秋葉原方面に出張があるので、買うものがあるのであれば全て買ってきてしまいたいんです。

アンテナ~無線機間、アンテナ基台同軸ケーブルの交換

旧無線機のアンテナ接続用コネクタはBNC型なのですが、FTM-10SはM型なのです。
現在使っている同軸ケーブルは、バイクのシートで押しつぶしてしまいイマイチなので、アンテナ基台~同軸ケーブル一式を交換することにします。(約¥3,000円)

無線機への電源供給

これは、現在設置しているノイズフィルター経由の電源経路を流用します。
どうせハイパワー送信は必要なく、専らローパワー送信(FT-728のときも出力を絞って使用していた)なので、負荷電流は1[A]程度と見積もっており、バッテリーから直接供給する必要もないでしょう。

車体後部~車体前部への配線

無線機専用7芯ケーブル2本と、アナログステレオ音声信号線の配線が必要ということになりました。
しかし、現行敷設してあるケーブルはいずれもモノラル信号で、かつフューエルカットリレーからの配線は、110型カプラコネクタの特殊形状に加工してしまったため、いったん全てを撤去します。

・ハンドル下まで敷設した線 ・点火コイルのすぐ脇を通る ・フューエルカットリレーからの分岐配線

そして新規配線ですが、無線機本体~操作部の7芯はまぁいいとして、無線機本体~接続BOXへの7芯+3芯がなぁ・・・・
何か省略することが出来ないか無線機付属のコネクタ端子表(何で英語かね・・・・。まぁ、技術英語は簡単だから意味はわかるけどねぇ・・・・。)とにらめっこします。

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・FTM-10S 端子仕様(ちなみに、スキャナで取り込む際に、裏面に日本語が印刷してあることに気が付きました・・・・)

う~む・・・・、MIC端子の出力は全部必要な気がする・・・・。将来、接続BOXで電力が必要になったときに+5Vがあるのもうれしいし。
ということは、グランドは共用してもあと2本、計9芯のケーブルが必要か・・・・・。


耐熱9芯シールドケーブルを探すことにします。
FT-728設置時は点火プラグからの放射ノイズ、点火コイルスイッチングの際の伝導ノイズなどを心配し、ツイストペア・耐熱シールド線を考えていたのですが入手不能で、80℃耐熱シールド線で妥協したのですが、心配していたほどノイズは回り込まず実用出来た実績があるので、今回はツイストペア要件は除外することにします。


第二案としで付属ケーブルをそのまま配線し、MP3線併設ですが、付属の7芯ケーブルの長さは2m。コレで足りるかは実際に配線をしてみないとわかりません。
しかし惜しいな・・・・。耐熱LANケーブルなら、ツイストペア・耐熱シールドと全ての要件を満たすのに、1線足りない・・・・。(T_T);

接続BOX防水

FT-728搭載には防水にはさほどこだわらず『錆びたら交換すればよい』との設計思想だったのですが、先日のツーリングで雨天走行の際、PTTスイッチ系統がショートしてしまいずーっと送信しっぱなしという現象が発生したため、今回は防水も考慮して設計することにします。
いずれにせよ、接続BOXは再作成が必要であるため、9芯防水コネクタと2芯防水コネクタが入手できれば完璧です。


秋葉原で手ごろなのがないか探してくることにします。

PTTスイッチ

前回の雨天走行時の短絡個所の原因追及が出来ていないのですが、たぶんスイッチ可動部か、コネクタ部。
今回はスイッチに熱収縮チューブで可動部塞いで水密構造に改造して様子を見てみることにします。


まだまだ各セクションの詰めが甘いですが、とりあえず秋葉原をグルグルしてきます!

https://…/2009/07/16/ 秋葉原方面出張の帰りに・・・・部材調達