さて、昨日に引き続き、私の過去日記画像データを送信する面倒臭さをどのように回避してきたのかを紹介しますね。
https://…/2007/01/05/ ブログの更新環境史・前編
バックアップソフト活用による自動転送処理
こんな作業を毎日続けるほど出来た人間ではありません。
直ぐに少ない脳みそを絞り作戦を立てました。
バックアップソフトの活用です。インターネットでフリーソフトを探せばいっぱいありました。その中から私は"BunBackup"をチョイスしました。
バックアップソフトは任意のディレクトリの内容をソックリそのままコピー先ディレクトリに移せます。もちろんバカチョンコピーではなく、ファイルのタイムスタンプを比較して、更新されたり新しく出来たファイルだけをコピーしてくれます。バッチファイルによる起動にも対応しているのです。
早速アイコン(バッチファイル)をひとつ作り、それをダブルクリックするだけで『コピー元・SDカード』『コピー先・パソコン』の転換が短時間で高速に行われるようになりました。
大変便利になりました。作者の方にはお礼を申し上げます。
・BunBackup |
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/ BunBackupホームページ
画像管理ソフト導入による新文明時代
ファイル転送の手間は減りましたがイマイチ旧石器時代みたいな事を続けています。
こんな苦労をしている旨を後輩に話すと良いソフトを紹介してくれました。
画像管理ソフト"ViX"です。パソコンのディレクトリにある画像ファイルの中身を自動一覧表示してくれ、各種アプリケーションと連動してくれます。しかも一度表示した画像はちゃんとキャッシュして次回から高速表示してくれます。(コレッてウインドウズXPだと当たり前なの(?))
ここからバックアップソフトも呼び出せるため、SDカードを差しワンクリックで画像一覧が新しい画像順に整列し、さらに画像をマウスで指定すればフォトショップに引き継がれるようになりました。
もちろんコレもフリーソフト。いい時代になったものです。作者の方には本当にお礼を申し上げます。
いちいち画像ファイルを開いて中身を確認しているのとでは作業性が格段に良くなり、記事本体に時間をかけられるようになりました。
・ViX |
http://homepage1.nifty.com/k_okada/ ViXホームページ
シナリオを描く~画像管理ソフトの応用~
携帯電話で撮影した画像データは、ほぼ全自動でフォトショップに引き渡されるようになりました。
私は、その日の日記のテーマが決まると関連する画像をいくつかピックアップして、切り抜き&フィルタ加工を行います。
その後、フォトショップ上の広いウインドウの中で画像の表示位置をマウスでドラッグして並び変えて、ストーリーと合致するように事前準備します。もちろんココでボツになる写真があったり。ストーリーを写真に合わせたりもします。
その後は手動アップロードをする手順になります。
何が言いたいのかというと、手動かつマウスのドラッグで画像をソート(並び替え)する作業を行っているんです。
大量の画像からチョイスする時はジャンル別という曖昧な概念での並びかえ、さらにストーリーに合わせる並びかえです。
画像管理ソフトにはファイル名順や、更新日付順での当たり前のソートはできますが、私の用途には適合しません。
こんな時は職業プログラマ経験の腕の見せ所、私が唯一自在に扱えるC言語を使用して『ファイルの更新日付のみを現在時刻にする.EXE』を用意しました。わずか数行の学生の練習問題みたいなプログラムですが、アイデアで勝負です。
・ViXからEXE起動 | ・Photoshopに引継ぎ |
これを画像管理ソフトから画像を指定して呼び出すと、その瞬間にその画像が一番上に移動してくれます。複数ファイル同時選択でもまったく問題なしです。
例えばタイヤに関する日記を書く場合は、画像管理ソフト上で画像一覧をスクロールさせながら、タイヤに関する画像を選択し、例のEXEを起動するんです。
するとタイヤ関連画像が一番上に集結するので、さらにその中でソートを繰り返します。マウスグリグリのソート作業から、ワンクリックでのソート作業に変わったのです。
フォトショップでは並びかえる作業から解放され、画像処理のみに専念出来るようになりました。
つづく。