いねむりJR 乗務員

今日は都内出張だった。どうでもいい事だけど、私は電車に乗る時は一番前か一番後ろに乗ることが多い。ラッシュ時でも隅っこはそれ以上倒れないから楽ですし。


一番後ろに乗っていたら、途中の駅で若い車掌さんに交代したのが見えた。その人は眠そうにしている。
駅でドアを閉めたあと、小窓から前方確認しているのだが、まぶたが落ちてくる!この人全然前見てないジャン!
その後、乗務員室中央でもウトウト。そのままでは乗客から丸見えなので、客室から死角になる場所に移動してウトウト。残念ながら窓ガラスに反射して丸見えです。そのうち頭がカクンカクンし始めました。
おいおい~!結局次の駅まで車内放送をしませんでした。
それどころか、駅に近付いてブレーキを掛け始めても起きません。膝カックン状態を続けています。普通なら小窓を開けて前方確認をするはずです。このまま起きなければドアが開かない!と私のほうがビビッています。結局、電車が停止したときのショックで気が付き、数秒遅れでドアが開き事なきを得ましたが、残念ながらネームプレートは確認できませんでした!


ところが、この件以外にもいねむり現場に遭遇したことがあります。もう一件は運転士です。


停車駅の少ない『特別快速』に乗っていたのですが、前を走る鈍行快速に追い付いてしまいトロトロ運転をしていました。外を見るとたしかに黄色信号です。トロトロなので加速もなし、減速もなしで運転士は暇そうです。やがて中野駅に近付きましたがカーブで先がみえません。


カーブに差し掛かると目の前に『赤信号!』その先は中野駅停車中の電車が!
それでも電車はトロトロ運転をやめません。あれっ(?)この人気が付いているの(?)窓を叩いて起こそうか悩んでいると安全装置が働き、急ブレーキがかかりました。そのときに運転手が起きて慌ててハンドル操作をしていましたが、何をやっても安全装置は解除されず、物凄い衝撃で止まりました。周りの人が運転手に聞こえるように『へたくそ!何やっているんだ!!』と野次を飛ばしていましたが、一部始終を見ていた私は野次どころではなく、運転士失格!クビだなと思いました。一歩間違えれば大災害です。


いづれもJR中央線ですが、ちょっとたるみすぎではありません(?)