何の変哲もない、鉄道の風景・・・・
・【イメージ写真】駅から電車が出発していきました |
何の変哲もない風景なのですが、鉄道システムを構成する機器が写っています。
まずは前途の安全を保証してくれる信号機。コレを守って運転しなければなりません。
そして、鉄道システムその信号機を無視することは、車と違って即事故に直結するため、絶対に防がねばなりませぬ。プロの運転士が故意に無視することはないとしても、人間ですからエラーを起こすことがあります。
そのエラーを知らせるため、信号の手前に装置(ATS地上子)が設置されています。
・【イメージ写真】信号の手前に設置されているATS地上子 |
これは、コイルの原理を使用して、ココを通過する列車側に前途の信号が赤であることを通知して、列車側で運転士に知らせるなり、自動的にブレーキをかけるなりの制御をするそうです。
単純だからこそ、信頼性が高い装置なんだろうなぁ。
最近は、この地上~列車間の連絡手段もデジタル化され、より多くの情報を列車側に送ったり、逆に列車側から情報を送ったり。
・デジタル化されたものは、レールの中央に設置 |
無線を使えばいいじゃんと思うのですが、信頼性がまるっきり違うんだろうなぁ。
人命がかかっている安全装置なので、絶対的な信頼性が必要なんでしょう。
おや?
・ATS地上子 |
なにか管理用の記号が貼り付けてありますね。
その右上をよ~く見てみると・・・・
・Ver. 001001001 |
バージョン!?
うそ~、ココにインストールしているデータ(?)を管理しているのかしら???
こんなところまでバージョン管理。すごい時代だわ~