高松出張4日目:帰京移動の日

高松出張もいよいよ最終日。
東京への移動のみの日なのですがあいにくの金曜日。週末を利用する観光客やら単身赴任のリーマン族による東京への流動があるので午後便は満席!
仕方がなくお昼の便で帰ります。


まぁ機動力もないですし、下手に遊んでいって事後でも起こしたら(会社的に)とんでもないことになるので素直に帰るで正解
朝型人間なので朝は早くに起床。
雨雲レーダーをチェックすると高松に雨雲が接近してきており、今のうちに移動してしまったほうが濡れなくて済みそう。


高松行き路線バスの始発時間とも符合する。よし!移動開始してしまおう

・近くのバス停から高松市街に向かいます

まだ7時半ですが・・・・まあ最悪は空港で時間を潰そう。


路線バスも朝の通勤時間帯の混雑に巻き込まれ、そして琴電の踏切を通過するのに難儀。

・電車が来たので撮影しようとしたら、シャッターが切れたのは電車が通り過ぎた後(泣)

この時間はかなり頻繁に電車の往来があるのね・・・・
電車通過中の写真を撮ろうとスマフォカメラをスタンバイするも間に合わず虚無の空間を撮影(泣)


高松駅に到着。
まちなかめぐり号なるド派手仕様のバス。

・ド派手なバスに乗っていました。後ろのリムジンバスに乗り換え

空港へは後ろに写っているリムジンバスに乗れば一直線!


高松に来るのも今回で一段落・・・・

・JR高松駅

次に来るとしたら5年以降先の話しとなるでしょう。


時間だけはたっぷりあるし、ここで雨に捕まってもほぼ屋根付きの場所を移動できるので一安心。最後の寄り道

・再び"めりけんや"

ほんと、他の店を開拓すればよいのに勝負してハズレた時のショックかける労力当たり店を発見した時の喜びとの天秤。この店でも充分美味しいので賭けたくないのです。


一昨日の訪問時は昼時だったのでサラリーマンの姿も多かったのですが、朝の時間帯は観光客の姿が多い!
オーダーは前回と全く一緒。だって~これが美味しいんだもの。

・同じで良いじゃないか! 山芋ぶっかけうどん(小)+ゲソ天=¥560円

朝だからサイズは『』にしましたけれどね。
高松の人々は朝からこの値段でこれを楽しめる訳か~。羨ましい


さ~て空港に移動するか。
空港ゆきパス乗り場周辺には発車時間が近づくと人だかりができ始めました。
前回高松出張時はこのバスにインバウンド観光客が大挙して押し寄せとても不快だったのですが、昨日路線バスを待っている際に眺めていて回避方法を発見!

・霧雨も止み、傘いらず。空港行きリムジンバスを待つ

空港行きバスは飛行機の出発時刻に合わせて2便or3便3分間隔で団子になってやって来る。
皆さん1便に集中するのですが、2便、3便と少し遅らせるだけでガラガラなのよね。


なので3便狙いだったのですが1便に皆さんほとんど乗車してしまったので私は2便に乗車。

・高松空港行き・・・・続行2便はガラガラ

乗客は片手で数えられるほどで快適~♪


高松空港では速攻で手荷物を預け身軽になったらお土産店でも覗こうかしら。(カバンが無くなってのでお土産買えないけれど。)
あれれっ!?なんか見たことある!

・骨付鳥おみやげ・・・・このパッケージ!先日関越道・寄居PAで見たぞ!

つい先日、関越道・嵐山PAでビッチリと陳列してあったやつだ!

関越道・嵐山PAに同じパッケージの骨付鳥が販売されてている日記
https://…/2025/06/06/ 梅雨になる前に駆け込み平日休暇!もつ煮定食と赤榛分水工を見学した件

しかも値段もほぼ一緒って・・・・(汗)輸送費を考えると高松で買ったら安いはずなのにねぇ。


一通り見学して、もう手荷物検査を受けてしまおうかと思ったら、検査場がクローズド

・保安ゲートは出発便に合わせて運用。今はクローズ

地方空港あるあるだわ~。出発便の間隔が開くので、常時検査場の運用をしていないのね。


仕方がないから展望デッキで時間を潰そうか・・・・

・展望デッキに上がっても、手荷物検査をしていないくらいだから飛行機の往来はなし

しかし出発便が無いということは、当然到着便も無いわけでして、ただの静止した飛行場の平地を眺めるだけ。


低い雲に覆われてはいますが、雲底の高さは60m以上あるのね、今のところは通常運航されています。

・雲が低く垂れ込めてはいるけれど、通常運航

高台で切りに囲まれることが多い高松空港なのに、設置されている電波誘導施設となるILSは一番簡素なカテゴリ1
香川県から国に対してILSのカテゴリアップの陳情をしていて、今年度は調査費込みの予算が付いたのだとか。


高松空港の詳細マップが掲示してあり、さらに下部には滑走路の先の進入灯の構造図まで詳細に書いてある・・・・

・赤い丸部分の拡大が下部に書いてあります

確かに滑走路のすぐとなりが深い谷になっていて、滑走路進入灯はその谷に橋脚を立てて設置してある・・・・
Wikipadiaの高松空港のページでそう書いてあったのだけれども、実際に空港で設計図面を見るとなるほどなぁと納得。


そして一番精度の低いILSカテゴリ1しか設置できていないのには地形に理由があるという。その理由は以下の感じなのかなぁ?と素人の推理がしてみました。

  • 地形的に誘導電波が乱反射したりして精度が上げられない・・・・でも上空に向けて電波を発射するからあまり考えづらいなぁ?
  • 万が一、視界不良の中で下方にズレて進入してきた場合に、尻もちではなく『滑走路へ丘に激突』する格好になってしまうから?

しかしネットで調べてみると、国に陳情する前に県が予算をつけて調査を行っていて、そしてそこに答えが書いてありました。

香川県 - 『高松空港の計器着陸装置の高カテゴリー化検討調査』結果の概要について
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kuko/koku/topics/wvgrs6200908113716.html

  • ILSカテゴリ1において着陸時に使用する高度計は『気圧高度計』であり、気圧の変化を高度に換算するというもので、誤差も大きい(ただし地形の影響は受けない)
  • ILSカテゴリ2以上になると高精度の測位が必要となり、着陸時には『電波高度計』を使用する。航空機から下方に電波を照射して距離を測るので、滑走路から続く平面が最低でも300m必要となる

なるほどねぇ・・・・単純に機械の問題じゃないのか。滑走路と同じレベル(標高)の地表面がないと、電波高度計で正確な高度が測れないから・・・・なるほど納得。


これをクリアするためには谷を埋めるか、先程の滑走路進入灯にカウンターポイズ(金網=電波的な大地となるもの)を設置するなどの大掛かりな工事が必要となるのだとか。
もちろん滑走路の反対側に設置されるローカライザーアンテナも距離を離した場所に設置する必要があり、そして滑走路までの間が平面でないとダメだとか、いろいろと制限がある。
こりゃ~大変な工事だ・・・・と思いを馳せてみました。


午後便が満席なので、皆さん午前便にスライドしてきたのか、当機も満席。上級会員特権で前方窓側席をゲット。

・左側の窓側席

ここまで来れば無難に帰れるでしょう・・・・


滑走路目前で飛行機が停止・・・・
アレッ!?到着機も無いのに何で・・・・と思ったら機内放送。ただ今より滑走路チェック』を行うので管制塔より待機指示が出たのだとか。
なんか運がないなぁ~(泣)


けれども深い谷とそこに強引に建設されている滑走路進入灯をじっくりと眺められました。物は考えようね。

・飛行機の中から見る滑走路進入灯

しばらくして滑走路チェックとやらが終わり、テイクオフ!


しばらくは雲の中でしたが、紀伊半島を越える頃には雲も散りました

・三重県・四日市付近

東京は暑そうだなぁ・・・・


あっ!富士山!

・富士山

雲のお陰でより一層富士山が目立ちますね。


北風運用により千葉房総半島は野島崎からストレートに羽田空港に進入
そして・・・・到着?

・羽田空港についたけれど・・・・えっ!?ターミナルじゃないの?

おいおい、高松空港の出発は確かに微妙に遅れたけれども、ターミナルビルに着かないんかい!!
沖止めというやつね・・・・久しぶりだよ、バスで移動するパターン


自動車移動式タラップがセットされると、阿吽の呼吸にてリムジンバスが整列。

・バスが整列!

手慣れているなぁ~!


そして降機。なかなかこの視点から航空機を眺めることは少ないのよね。(すごく嬉しい♪)

・地上を歩いてバスへ

けれどもこのパターンだと全ての乗客が降りるまで貨物の取下ろしを行えないので預けた荷物が返ってくるまでとても時間がかかるという欠点も(泣)


前方座席だと降機が早いのでバスの座席も選び放題。特等席をゲット!

・久しぶりの空港ドライブ

だいぶ端のほうに駐機したのか、長い距離をバス移動


左に視線を移すと、ターミナルビルの建設工事中? まだまだ拡張するのかしら、羽田空港。

・ターミナルの拡張工事中? どんどん伸びる羽田空港。相対的に成田は・・・・?

この先もっと便利になっていくのかしらね?


予想通り手荷物の受け取りにかなりの時間を要し、ようやく一般ゾーンへ。
30分無いくらいで自宅方面の高速バスに乗り継ぎできる・・・・いつものクイックランチ『カレースマイル』には珍しく列ができていて、他の店だとクイック食事対応は難しいだろう。


もう良い、空腹のままバスに乗ってしまおう!
なんか微妙に噛み合わないけれど、無事に自宅には戻ってこられました。