今日もバイクVFR800F(RC79)へ車載している無線機系統のお話です。
先日プロトタイプを製作した『ヘルメット側接続ボックス』ですが、物理的なコネクタの位置の小修正と電気抵抗削減のために線材を変更しての再作成をしてみます。
ヘルメット側接続BOXのプロトタイプを製作した日記
https://…/2025/04/09/ ヘルメット側接続BOXのプロトタイプ製作をしてみた件
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| ・電気工作よりも精度を求めると難しい物理工作 |
だが私の工作精度が低いので、正直なところ『当たり』が出来るまで繰り返し製作すると言った表現が合っているかも(笑)
すべての運命を決定するセンタポンチ打ち!
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| ・センタポンチ打ち。プロトタイプの見地から位置を微修正 |
コネクタの位置を意図的にズラしているのですが、狙ったところにズラせているのかはまた別次元の話。
小径ドリルビットで先進導坑を開削し、その後に少しずつ径を広げて行きます。
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| ・穴あけ終了。プロトタイプ(奥)と比較 |
マイク接続用のRCAピンジャックと、バイク連絡用の3.5Φ4極ジャック。
微妙に位置が変わっていますね。
続いて側面の2.5Φモノラルジャック用の穴開け。
こちらもプロトタイプよりも配置を角へギリギリに寄せてみます。
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| ・スピーカージャックもプロトタイプを踏まえてギリギリまで寄せます |
だが・・・・設計では1ミリ寄せたつもりがだいぶ寄ってしまったようだ・・・・
案の定部品を固定するナットが入らない(泣)
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| ・寄せすぎてナット装着不可(泣) 線は太くしてみました |
だがこの時点でボツにするのはもったいないのでプロトタイプよりも太い線材を使って配線はしてみよう。(次回作はもう少し中央に寄せよう。)
ナットで固定できないので、代わりに弾性接着剤にて固定。なので将来、修理交換できないことを意味します。
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| ・仕方がないので接着剤で固定(24時間固定して固化待ち) |
取りあえず万力で挟んで接着剤の硬化待ち。
最後に電気抵抗の確認。
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| ・完成 |
GND間(バイク側プラグのGNDと、マイクプラグのGND)の抵抗値を測るもプロトタイプと全く変わらない0.2Ω。この短距離だと線の太さの影響はほとんど無いな。
後日談ですが、ヘルメット側のスピーカー線のコネクタの位置が変わるのでその準備をしようとヘルメットスピーカー線を追ったら・・・・初代仕様の2.5Φモノラルジャックと思い込んでいたら、なんとヘルメット内で2.5Φステレオプラグを変換かましていた(汗)
じゃあヘルメット側接続ボックスのスピーカーコネクタもステレオジャック1つに減らせるじゃん!!
再作成が決定しました(泣)(なぜ最初に現況を調べないのだ、私は!)






