最近、Youtube動画でハマっているのが『住宅の排水系統が詰まってしまい、高圧洗浄業者さんが奮闘する』やつ。
どんなご家庭でも10年~15年もすると排水パイプが詰まってきてお世話になっているパターンが多いですね。
そして高圧洗浄するとカチカチに固まった油がごっそりと取れるというもの。そんな動画ばかりを見ていると我が家のことがとても心配になってしまう・・・・
最終的に詰まったら私も高圧洗浄業者さんにお世話になるとして、その中で登場した『ピーピースルー』という薬剤に興味津々。アルカリ性フレーク状のパイプ洗浄剤で油汚れを浮かして溶かすとのこと。
重症化してしまったらダメかも知れないのですが、重症化する前の予防的に使用するのはとても良さそう。なので我が家でも使ってみることに。
タイプがいくつか有り・・・・
- ピーピースルーF →濃度5%でホームセンターで気軽に購入できる
- ピーピースルーK →濃度30%の医薬用外劇物。購入には医薬用外劇物譲受書面の提出が必要な劇薬!
- ピーピースルー温水用 →こちらも医薬用外劇物。ピーピースルーKが冷水で使用するのに対して温水を使用する版
・・・・作用が強いものは取り扱いも危険!取り扱いを間違うとパイプそのものにすらダメージを与えてしまう・・・・なのでとりあえずそんなプロ用を使うのではなく、作用が弱いけれど取り扱いが容易な『ピーピースルーF』を購入してみました。
・パイプ洗浄剤ピーピースルーF |
最近洗面所で水を流し続けていると・・・・『ゴボゴボ・・・・』と音がするのですが、これがパイプのつまりの予兆だとかなんとか。
- 註:水を流している最中の音は問題ないそうです。水を止めた後にもゴボゴボ鳴る場合は要注意だそうで、今回の我が家は早とちりのようでした。
さっそく使ってみましょう。まずはマスクと手袋をしてから・・・・排水口の周りに薬剤を撒きます。
量はポリタンクの1/4ほどを使えと言うからかなりの量になりますね。ただ正直目分量なのでちょっと少ないか?
・排水口の周りに細粒状の薬剤を撒きます |
目に見える細粒以外に空気中に舞うので、必ず作業前にマスクを付けましょう。
そして熱湯ではなく、40℃~50℃のぬるま湯500ccほどでゆっくりと溶かし入れます。
・40℃~50℃のお湯で少しずつ薬剤を溶かし入れていきます |
写真では適当な容器がなかったのでケトルを使用していますが、中身は熱湯ではなく温水器から注いだ45℃のお湯です。
一気に流すと溶けずに塊のまま排水口に落ちていき、そしてそれがつまりの原因にもなってしまうとのことで、あくまでもゆっくりと溶かしていきます。
すると泡立ちと同時に発熱。これで管内の油やその他汚れを溶かすのです。
約一時間放置して、大量のお湯で一気に流します。洗面所なので栓をしてお湯を貯めておき一気に流し込みます。
・一時間放置して、一気に流して完了 |
これで汚れが落ちてくれます。
ただ泡がとどまることが出来るU字管の周辺は効果が出やすいのですが、その先については未知数です。もっと大量に薬剤を送り込んで・・・・と考えてしまいがちですが、指定された用法・用量を守ったほうが良さそうですね。
洗面所で使い方をマスターしたので台所でも処方。そして今後は月に一回程度のペースで予防的に使用しようと思います。