愛車のバイク、VFR750F(RC36)にサブバッテリーを搭載する作戦を遂行中なのです。
実は最近、AC100Vインバーターが壊れて新規購入をしましたが、このアイソレータ作戦によってインバーター周辺の回路にも変更を生じることになっていたので、ちょうど良いタイミングで壊れてくれ、実はちょっとラッキーだったのです。
前回までのお話で、充放電切り替えリレー(RY2)により、充電時と放電時で回路を分離・切り替えすることにしました。
・前回までの設計 |
この構成で、バイク側電源喪失時にはRY2が電池放電側に切り替わり、かつ電池開放リレー(RY1)がタイマー30分or低電圧検知までの間だけ閉じます。
・バイク稼動中 | ・バイク電源喪失・バックアップ運転中 |
しかし・・・・
バイクのエンジンを止める度にこの動作をするので、無線機の使用有無の意志と無関係に放電が始まります。
電池の容量が小さいので、1回の放電実行でスッカラカンになってしまい、本当に使用したいときに満充電になっていない恐れがあります・・・・
なんとか、人間から放電させたいときの意思表示ができないものかなぁ・・・・
新たにスイッチを取り付けるのは配線もあるので大変だ・・・・
・左ハンドルの下にあるインバーター起動スイッチ |
そこでひらめいたのが、現在取付済み運用中の『インバーター起動スイッチ』の流用。
左ハンドルの下の一等地にあるのに、使うのは年に数回のロングツーリングのときだけ。
このスイッチはインバーター電源回路を、一度押したらバイク電源喪失までON状態を自己保持するリレー回路が組まれています。これを乗っ取り、代わりにインバーター電源制御機能を追加することにします。マイコン制御なので、これは朝飯前!
・制御部の機能がいっぱいになってきた! |
短押しで放電モード突入への意思表示、長押しでインバーター電源起動。これなら解りやすい!
しか~し、回路の部品点数が増えてしまい、ますます小型化が困難になってきちゃいました。
なんとな~く構成が決まったので、回路を起こす&制御ソフトウェア作成をしてみることにします。
あと、PRYCE16さまからいろいろご教示いただき、当面は充電回路を殺して運用する事にします。(充電はサブバッテリーを取り外して室内で。)