やっぱり人間が一番

毎朝、通勤で使っているJR中央線は、昔っからオレンジ色の電車が走っていましたが、最近はステンレス製の最新型電車にモデルチェンジが始まり、ココ数ヶ月で今や古い型の電車を見かけるのが少なくなってしまいました。

この新型電車は、自動放送装置がついていて、次の停車駅の情報などを自動で放送するほか、各ドアの上に設置されている液晶モニターと連動して、『次は、立川、立川、右側のドアが開きます♪。』などと、音声と表示で案内してくれます。

・旧型はオレンジ色 ・ドアの上の液晶モニター

ほ~、技術者としては『どうやって次の駅の止まるホームが右側か左側か判断しているの(?)』といった部分が気になって仕方がありません。
予めプログラムをしておくといっても、立川や三鷹、新宿などどのホームに止まるかわからない大きな駅なんかどうやって放送しているのか不思議でモヤモヤしていました。


私が電車に乗るときは最後尾の一番空いているところでノンビリするのが好きなので、普段どおりココを陣取ってボーっとしていました。
おやっ・・・(?)、新型電車では車掌さんの動きに法則を見つけました。

・ドアを開け閉めするスイッチ付近

車掌さんは外を覗き込みながら、ドアのスイッチを操作して扉を閉めます。そして電車が走り出します。


すると、ドアのスイッチ付近で『別のスイッチが青くピカピカ点滅する』のです。それもずーっと点滅しています。気がついた車掌さんが『ポチッ』と押し込むと点滅が消えます。

・青く点滅するスイッチ

その青いスイッチを良く見ると・・・『開扉側』と書いてあり、左右に1セットずつ設置してあります。
さらによく観察していると、次に止まる駅のドアが開く側のスイッチを車掌さんが一駅毎に押しています。


なんだよ、手動ジャン!!