たとえば自動車整備士の仕事道具は『工具』だったり、家電販売員の仕事道具は『電卓』だったりと、それぞれ肌身はなさず持ち歩いているものがあります。
私の仕事はシステムエンジニア。
大きな工事等はプロを手配しますが、基本的に現場の最前線に出ているときに『これは出来ない~』なんて言っていられないので、何でもこなす能力が自然と身につきます・・・・。
さて、そんな私が普段持ち歩いているものは・・・・
- ノートパソコン
- LANケーブル
は想像がつきますが、他には・・・・
・ヘンてこりんなケーブルと鍵 |
こんなのを持ち歩いています。
このケーブル、片一方はLANケーブルでおなじみRJ-45コネクタ。もう一方がシリアルケーブルでおなじみD-SUB9ピンコネクタが付いているきしめんみたいな形状なんです。
これは、シスコやアライドテレシスのルーター/スイッチの設定をするために必要なケーブル。
・よい写真がないのでイメージ |
こんなコネクタがいっぱい付いている機械の設定をします。
そしてもう一つが鍵。
・タキゲンの200番 |
タキゲンというメーカーのNo.200の鍵はいつも財布に入れて持ち歩いています。
強電屋であればみんな知っているこの鍵。日本全国、どこの高圧受電設備盤の鍵もほとんどはコレで開きます・・・・。
まだルーキーだった頃、ある盤の鍵を開けたくて騒いでいたときに主任技術者から『そんなのタキゲンの200だろっ』と言われ、まったく意味がわからず頭の中は『(?)』がいっぱい。
『走って鍵を借りてこい』とか『施設課に鍵がある』とかなら意味がわかるのに『タキゲン』ってどういうことだ(?)(?)(?)
な~んて頃が懐かしいです。