東京マーチスの運用変更で、観音崎周辺がどうなるのか気になったので行ってみた件

先日までの長期出張中に、テレビ報道で知った『東京湾海上交通センターの一元化』ニュース。
なんでも、今までは東京湾の狭隘部浦賀水道の通航管制は、観音崎にある東京湾海上交通センター東京マーチス・MARine Traffic Information Service)が実施し、東京湾内の各港(横浜・川崎・東京・千葉)ではそれぞれ港内交通管制室が管制を実施していたのですが、東日本大震災の際にそれぞれ細切れになっていた管制区域が仇となり、全体の統制が取れずに混乱したことから、新しい横浜の管制センターを立ち上げて、管制の一元化をするんですって。


えっ!? ということは、観音崎の東京湾海上交通センターはどうなるの!?!? いままで船舶無線で登場していたコールサイン『とうきょうマーチス』はどうなってしまうの!?!?


折角の休日でバイクに乗りたいので、目標は観音崎!で様子を見て(聞いて)くることにしました。

・まだ雪が残っている状況でも・・・・乗るでしょ!

寒いから乗らない・・・・と言いたくなりますが、いつ出張に駆り出されるかわからない身としては、乗れる時に乗っておくのはゼイタクというものですよ(笑)
雪が残っているので、山には近づけないのは無論、裏道もコワイので今日は大通りオンリー。タイヤの中心しか使わないツーリング。


天気は晴れのはずですが・・・・念のために出発前に気象レーダーを見ると、川崎~横浜付近に雨雲がかかっていることになっている!? まぁ数時間後に雲は流れていくみたいなので、今から向かえば雨に当たることは無さそう・・・・?
浦和南バリアから、首都高速埼玉大宮線でワープ航法。

・首都高S5を南進・事前の雨雲レーダーどおり、南方面の羽田~川崎~横浜付近は天気悪い!?

むぅぅぅぅ~、雨雲レーダーは当たっている! 進行方向の南の方角は分厚い雲に覆われている!


この気温で日が出ないのは致命的だな。
しかも今日は裏地暖かジーンズの威力を試すために、オーバーパンツ(もとい、カッパ)を着ていないのよね。寒っ!!

・先週でしたっけ? 大トラブルが有って通行止めだった首都高C2・山手トンネル

天気が悪い熊野町JCT。ここから山手トンネルで一気に湾岸ゾーンへ・・・・


湾岸ゾーンに出ても雲は晴れず、大井PAでしばらくまったりしてから出発したら・・・・

・コールサインが東京タワーという建物

きたーーーーっ! よみどおり天候急回復!


ここから先は事故でもない限り混雑していることはめったにない、首都高湾岸線の横浜ゾーン。埼玉県からここまで走ってくるとかなりお得!

・首都高B・鶴見つばさ橋

昔は横浜の橋と言えば筆頭はベイブリッジだったのですが、鶴見つばさ橋が出来てからというものの、走り比べてしまうとどうしてもベイブリッジはデザイン的にしょぼく見えてしまう・・・・
羽田方面から来ると、羽田空港手前までは東京港。そして海底トンネルを越えたらずーっと川崎港の湾岸埋立地を走ってきて、この橋の手前で川崎市/横浜市境を超えるのでこの橋はエリア的には横浜港。このあたりの船をまとめて管制をするのが新海上交通センターか。


今日は下手に下道に降りて雪に乗り上げると嫌なので、横横道路終点・馬堀海岸ICまでずーっとワープ航法。ラスト500mのところで突然視界に海が広がるのよね、ココ。

・終点まであと500m  東京湾がいっぱい

そして海岸沿いの道路は、雪の心配は全く無用。やっぱり普段から日当たりが良くて暖かいのかしら?


見えてきた! え~っとなんて呼んだら良いんだ? 東京湾海上交通センターは横浜に移転してしまったので・・・・旧・東京湾海上交通センターか?

・旧・東京マーチスのタワー

管制機能としては横浜に移転してしまいましたが、タワーの頂上でレーダーアンテナが回転し続けていることから、レーダーサイトとしては当面活躍しそうな感じ。
年に一度の内部公開があったのですが、それももうなくなってしまうのか?


一安心したところで、観音崎公園に到着。じゃぁ、まずはゴハンだな。

・観音崎公園・・・・の目の前、夢Dream食堂

観音崎公園の目の前の建物、何かオープンしてもすぐ潰れてしまうこの場所、今回の夢Dream食堂はずいぶんと持っているな。


え~っと、チョイスはアジのお刺身定食。先週まであれだけアジのたたきを食べまくっていたのですが、つい・・・・(笑)

・アジのお刺身定食 + メバルのお刺身

たたきとはまた異なる味わいのお刺身!(←どこが?)
定食オーダーした人は、プラス300円でメバルのお刺身を付けられるそうなので、これも『つい』。オーダー。


おなかが一杯になったら、丘の中腹にある観音崎灯台まで、プチ登山。

・日本初の洋式灯台・・・・観音崎灯台と、右下に小さく写る(旧)東京湾海上交通センター

参観灯台なので、\200円で内部に入れます。


灯台のもとで、APRSビーコン送信用に車載していたハンディー無線機VX-8Dを持ち出してきて、電源ON! 国際的に定められている周波数、通称"国際VHF"の16chに合わせると、各船舶との通信が聞こえてきます。

・国際VHFで、東京マーチスを聞きながら、浦賀水道航路を眺める・・・・

とうきょうまーちす、こちら第十一○○丸』・・・・おおっ、東京マーチスを呼び出す通信が聞こえる!
横浜のセンターに場所は変わっても、コールサインはそのままなのね。


従来は、浦賀水道を通航する際に、所定のポイントを通過する際に通報する義務が課せられていたのですが、その制度が1月31日から変わった模様。しかしその制度変更を船側が知らない場面が多々有り、マーチスの管制官から『制度が変わったことはご存知ありませんか?』と確認を求められる場面も。
まぁ無理もないか。一度外洋に出たら数カ月戻ってこないパターンも有るわけだしね。


ていうか、この場所には何度も来ているにもかかわらず、今まで全く気が付かなかったエアーサイレンの展示

・観音崎霧信号所で平成元年まで使用されていたエアーサイレン

なんと、ココ観音崎にも霧信号所が存在していたのね。知らなかったわ~


せっかく内部に入ったのだから、灯台にも登りました。

・観音崎灯台のフレネルレンズ

へぇ~、面白い形をしているフレネルレンズね。光を放出する点が2つ連続していて『』みたいな形をしているわ~。
観音崎灯台の灯質(光り方)は『群閃白光 毎15秒に2閃光』と定義されているので、この独特なレンズで2閃光を発しているのか。なるほどね、細切りで構成されるフレネルレンズだと、こういう形状にも仕上げられるのか。


さ~て、日が落ちてしまう前に自宅に帰れるように、早めに帰路につくか。


なんだか海沿いの宿に泊まれば、快適なリスニングライフを送れそうだゾ(笑)