あぁ~、涼しくなったのでバイクで走りたい!!
そう思いつつも絶好のチャンスだった先週の飛び石連休は九州出張のお仕事で潰れてしまいました。
そしてようやく訪れたお休み。これは大事にしたい。もちろんバイクに乗ってお出かけしたい!
しばらく酷暑でバイクに乗っていなかったから、身体を慣らす意味でもライトなクネクネを含みつつ、温泉に入ってまったりしてこよう。
何箇所か巡りたいところがあるので高速道路二輪車ツーリングプラン(関越道・東北道コース)に加入して定額でゾーン内走行ができる体制にして準備万端。
最初の目的地は・・・・佐野ラーメンが食べたい!
朝から開いている佐野ラーメン店を探すと最速で朝9時からオープンしているお店があるな。
そこから出発時間を逆算して決定。
今日の東京地方はどんより曇り空ですが、南関東ほど天気が悪いとのこと。まあ走るのには問題なさそうな感じなので出発しよう。
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| ・関越道・所沢IC |
むしろ涼しくてちょうどよい。
いつもの天気の様子を伺う定点観測点、関越道・入間川橋。
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| ・定点観測点の入間川橋 @ 関越道 |
どんより低い雲が立ち込めていますが、遠くの山脈はよく見える。これは行けそうだわ。
関東北方は晴れていると信じるゾ!
鶴ヶ島JCTからは圏央道にスイッチ。進行方向が今までの北向きから東向きに変わったので、空の様子も90°変わり左手が北。
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| ・鶴ヶ島JCから圏央道にスイッチ 北(写真左)は晴れ、南(写真右)は曇り |
北方面は明らかに天気が良いぞ。
久喜白岡JCTからは東北道にスイッチ。進行方向が東向きから、再び北向きに変わります。
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| ・東北道・埼玉/栃木県境 晴れたっ!!♪ |
来た~~~~!晴れ!
そんなに日頃の行いが良かったんでしたっけ?
美味しい佐野ラーメンはどっちだ?
なんだかんだで30分くらい到着が早い私。
お目当てのラーメン店が朝から並んでいるのでは?とか余計なことを考えてしまい早めの行動。
しかしいざ佐野が近くなってくると、今度は最低30分も待つのがもったいと感じてきたなぁ。
ひょっとすると佐野SAに行けば朝から佐野ラーメンが食べられるのでは?と思いつき、急きょ予定を変更して佐野藤岡ICを通過して、佐野SAに直行。(何度も高速道路に乗り直せるようにツーリングプランに加入したけれど無駄足だった?)
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| ・東北道・佐野SAに立ち寄り |
目指せフードコート一直線!
予想通りラーメン店が有りました!しかも24時間営業ですって!
朝9時前だと言うのに結構な勢いでラーメンが売れています。皆さん考えることは一緒か(笑)
朝なのでトッピングはせず、そして当たり店か見極めるためにノーマル版ラーメンをオーダー!!
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| ・煮玉子佐野らーめん @ 佐野ラーメン さのや(東北道・佐野SA) |
まずはスープ・・・・美味い!
麺は・・・・美味い! 上出来なんじゃないの??
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| ・ちぢれ麺が美味しい。SAのラーメンも凄いなぁ |
今後の東北方面ツーリングの際にはこの作戦を利用させてもらおうっと!
さて旅を続けよう。
今日はもう少し北の都賀西方PA/SICまでやって来て、高速道路を離脱。
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| ・東北道・都賀西方PA/SICにて流出 |
ここから峠越えをして足尾銅山で有名な足尾の街に向かってみようと思います。
粕尾峠越えルートで、関東平野から抜けてみよう
クネクネ処方だと粕尾峠越えになるのですが、王道の県道15号ルートは過去に通ったことがあるのよね。
ちょうど粕尾峠はT字路になっていて県道58号が分岐しているので、コッチから峠にアプローチしてみようかな。
県道14号→県道58号と流したいので、そこまでは細かく県道リレー。
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| ・高速道路を降りると景色のギャップが楽しい |
いきなり田舎景色にスイッチ。断然こっちの方が良い。
周囲は平野で田んぼが広がりまもなく収穫かしら?
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| ・田園を駆け抜ける。関東平野の北限? |
だがいよいよ関東平野も(地理的な)終端が近く、山が迫ってきました。
だんだん平野が少なくなり、道はクネクネに。
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| ・平野が細くなってきた |
初めて通る道は楽しい。
やがて平野は完全に消えて渓谷の風景に。
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| ・渓谷の風景に |
良いですね~。
途中の道標によると、この先に大きい神社が存在しているみたい。そして道路をまたぐ大鳥居。でかっ!
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| ・古峯神社の大鳥居 @ 県58 |
なんか由緒ある雰囲気がしてきたぞ。
けれども道が面白くなってきてリズムに乗り出した所に神社に遭遇。申し訳ないけれども今回はパスさせていただきました。
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| ・古峯神社はスルーしてしまいました |
こんな山奥にも関わらず門前にお土産店とか並んでいるのでたぶん凄い神社なのでしょう。
古峯神社を過ぎると道路のグレードが大幅ダウン。
なるほど神社へ参拝する為の道でしたか。
日光いろは坂はカーブに文字を割り当てているけれど、こちらは番号でカウントしていくみたい。
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| ・カーブ番号のカウントが開始されました♪ |
1番から始まってカウントアップしているのですが、実は何番まで続くのかの情報が欲しい。
今日はガツガツ走るのではなくて、ノンビリと流す感じで走っているのでネズミ捕りにビビるようなことは無いのですが、それでも前を走る栃木県警に頭を押さえられてしまった・・・・_| ̄|○
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| ・のんびりと流していたら・・・・栃木県警に追いついてしまった |
こんな山奥なのに・・・・? 他の車は全く居ないのによりによって栃木県警。
特に追い越し禁止な道路でも無いので堂々と抜いていけば良いのかも知れませんが、私にはそんな強靭な心臓は持ち合わせていないの。
しばらく走っていたら栃木県警が察してくれて道を譲ってくれたわ~(笑)
どんどん標高が上がり、涼しくて軽い風が気持ち良い。
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| ・グイグイと標高が上がります |
前日光牧場方面とのT字路。どうやらこの辺りが一番標高が高いのかな?
あら~、木々は白樺に変わったのかしら?
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| ・気温は涼しく湿度は低い。高原の雰囲気に |
視界からも涼しさがやって来ます。
その先は道路のランクがさらに落ちて狭く、冬季は凍結が激しいのかアスファルトの補修痕も多く気を使う走りに。(ゴムみたいなやつの上、滑るのよね。)
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| ・この辺りは冬季凍結が激しいのか、路面補修跡が凄い |
地図を眺めると『古峰ヶ原高原』ですって。
なにやら通過してきた神社と何か関係があるのかな?
ピークから結構降りて、鞍部みたいな所を県道15号が越えている地点に出ました。
ここが粕尾峠ですが、こっち(県道58号)から来ると峠という感じでは無いですね。
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| ・県15/県58分岐 粕尾峠 |
だいぶ降りてきてもまだ標高1,100mもあります。峠は日光市との市境。
県道番号的には58→15と昇格し、鹿沼と足尾を結ぶメインルートだと言うのに、グレードが上がった気がしない(笑)
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| ・粕尾峠越えのメインルートなのに、なかなかのローグレード道 |
むしろ克服標高差がデカくなったので線形がタイトになり、走りづらい!
ナビ画面が示すこの先の線形がグネングネンなんですもの。
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| ・ナビを見ると気が滅入りそう(笑) @ 県15 |
そしてこういうタイトコーナー路で路肩が落ち葉等で汚いところはみんな道の真ん中を走ってくるので、スローペースで駆け下ります。
案の定、ブラインドコーナーを猛スピードで登ってきたトラックと出会い頭寸前・・・・
もう少し頭を使って走ろうよ・・・・
下界まで降りてくる・・・・というか、渡良瀬川が作り出した谷まで降りてくると、そこが足尾の街です。
足尾の街に新しくできた足尾銅山記念館を見学(未遂)
足尾の中心地・・・・過去に何度かバイクで訪問しているこの地。
小学生だったか中学生だったか、この地に存在する足尾銅山で大規模公害が発生した事を社会科の授業で学び、皆が知っている足尾の地名。
こんな山奥に銅山があったので鉄道が引かれ、多数の人々が暮らしていたのよね。
その発想は長崎の海に浮かぶ軍艦島に通じるものがあります。
足尾銅山に関連する施設を過去にも見学しに来たのですが、大きな見落としが1つと、新しく施設ができたと言うのでそれを見学しにやって来ました。
足尾の街の駐車場にバイクを止め、徒歩探索にスイッチ。
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| ・足尾の町まで降りてきたので徒歩探索に切り替え |
さすがにこの地はインバウンドに汚染されていない・・・・と信じたい。
なぜだか私の興味を引くのは電話関連施設。ここには平成時代まで現役だった電話交換局があり、現在は見学ができるようになっているとの事。
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| ・足尾銅山電話交換所(現:足尾電話資料館・古河掛水倶楽部) |
普通の家みたいな外観ですが、なかなかの歴史を持っておられます。
- 明治09年(1876年)にベルが電話機を発明
- 明治10年(1877年)日本に電話機を輸入
- 明治19年(1886年)私企業では日本初の足尾銅山の坑内外で使用されはじめた
- 明治23年(1890年)ドイツのシーメンス社より坑内電話機を輸入し電話網が整備
- 明治40年(1907年)『足尾鉱業所電話番号表』では100回線存在、足尾町内のみならず日光まで通話することが出来た
- 昭和26年(1951年)交換施設を間藤からこの場所に移設
- 昭和40年(1965年)自動交換機を導入
- 平成12年(2000年)3月 役目を終えて閉鎖
日本に電話機が初輸入されて10年も経たないうちにその機械を事業に取り入れた先見の明。
当時の街の重心は間藤地区だったのか、そこに私設電話交換設備を設け、その後に街の重心変化と共にこの地に移設し稼働していたとは!
どうやら見学するには足尾銅山の運営企業、古河機械金属社の迎賓館と一体になった『掛水倶楽部(かけみずくらぶ)』なる敷地への入場料が必要らしい。まぁ¥500円なので勉強代として喜んで支払います。
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| ・見学には『古河 掛水倶楽部』敷地内(有料)に入る必要がある |
場内はほぼ貸し切り。ただし館内はブロガー殺しの撮影禁止・・・・_| ̄|○
- 掛水→この地の地名が『足尾町掛水』なのでここから取られたのかな?
電話交換施設に入ると・・・・そこは小規模ながら紛れもない電話交換局の設備。
NTT技術史料館を見学した目で比較するとかなり小規模ですが、あちらは官営。こちらは民設と時代背景が異なりますからね。今で言う内線電話みたいなもので、もちろんここから外線にも繋がっているのでしょうね。
NTT技術史料館を見学した日記
https://…/2019/03/08/ 高松→ラーショ→NTT技術史料館の見学が見応えあった件
昔懐かしい、手動式電話機もデモンストレーション出来る状態で展示。
写真でお見せできないのが悔しい。交換機はクロスバー式ではないようだが、ステップバイステップ式のような多数の筒も見られない。けれども多数の四角い装置があり、ひょっとするとリレーで置き換えたステップバイステップ式なのかな・・・・とか、技術的興味は尽きない。
迎賓館機能は今も活きていて、古河社の新人教育する時の施設として利用されていると言うから驚き!
それら社内目的として使われていないときに見学者を受け入れているのだとか。
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| ・足尾銅山の迎賓館 古河掛水倶楽部 |
明治時代であれば、現在のように道路交通の発達は愚か、鉄道ですら(例えば)横浜港からだと1日ではたどり着かないかもしれない。
そんな山奥までやって来たお客様をおもてなしする宿泊施設。
大企業のこの手の施設が日本各地に残っていますが、重厚感溢れて素晴らしいものばかり。現在は・・・・インターネットなるもので済んでしまうので、実際のおもてなし施設は不必要。100年・200年先の未来の人々が、我々が生きる時代を見たときになんて思うのだろうか。この時代は何にもないんだな・・・・とか?
迎賓館の脇には、社宅。まぁ下界から遠く離れた場所なので、住み込みで働くために社宅は大事よね。管理職になると一戸建てが割り当てられるみたい。
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| ・課長役宅 課長になると戸建てに住めるのか |
と言っても現代の視点で見るとただの古い木造住宅。気密性とかあまりなさそうなので冬はとても寒そうだわ。
一般社員は長屋住まい。まぁ狭い面積で最大限に人を詰め込もうと思うとこうなりますよね。材料費も削減できますし。今で言うアパートみたいなものね。
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| ・一般人は長屋住まい |
臭突が伸びているところを見ると、便所はボットン・・・・。この施設はまさか現役の社宅?
所長社宅はさすがに立派。使用人の部屋とか応接間もあるのね。
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| ・所長役宅はさらに豪華で応接間や使用人部屋なども |
建物の中を見学できるのですが土足厳禁。バイクに乗る格好だとブーツで来る形になるので、社宅見学はチト辛い(笑)
そして以前は平地だった場所には・・・・とても立派な足尾銅山資料館!(こんなのが出来たのか。)
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| ・2025年4月に竣工した・・・・足尾銅山記念館。8月8日から一般公開開始 |
足尾鉱業所の建物を当時の姿を目指して再建されたとのこと。当時としてはとてもハイカラで豪華な建物だったのだろうなぁ。
おっと!入場に予約が必要ですと~~~~(大泣)
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| ・なぬっ!?事前予約が必要だった・・・・_| ̄|○ |
チッ・・・・今日のところは素直に帰ってやるゼ(笑)
わ鐵めぐり
この地からは渡良瀬川沿いに日光方面に登るか桐生方面に下るしかないのよね。
日光方面はインバウンド汚染がすごいと想像出来るため、答えは一択。
まずはすぐ近くの足尾駅でコーヒーブレイクついでに見学。
国鉄(JR)よりも国鉄色が色濃く残るわたらせ渓谷鐵道(わ鐵)の足尾駅。
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| ・国鉄色が色濃く残る・・・・わたらせ渓谷鐵道・足尾駅 |
駅舎やホームは国の登録有形文化財に登録されている一級品!
元は古河が建設した私鉄を国が買収して国鉄足尾線になっていたので純・国鉄でもあったのですがね。
広い構内スペースが有るのはこの駅から銅製品や精錬の副産物の化学薬品を運ぶ貨車を留置するため。この先の間藤~足尾本山間は急な登り勾配(平均39.7‰)があり、長編成では登れないため、この駅で短編成に組み換えて運行頻度を上げることで対応していた名残。
旅客設備も素晴らしい貫禄。
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| ・相変わらず雰囲気が素晴らしい @ わ鐵 足尾駅 |
とても静か。
あと僅かで列車が来そうだけれども、待てず。缶コーヒーを飲んで出発。
もうホットコーヒーが常備されているわ。
お隣の通洞駅。訪問は初めてかも!ちょうどバイクで到着したときに普通列車・間藤行きが出発していった・・・・さっき足尾駅で待っていようとしたやつだわ。
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| ・通洞駅 @ わ鐵 |
列車撮影は間に合わず(泣)
パッと見は(足尾駅と比べて相対的に)新しい世代の駅舎で味が無さそうな感じですが、この駅舎・ホームも登録有形文化財。
駅員さんが(この季節は)毎日常駐しているので改札窓口が開いていて、そしてただ切符を売るだけでなく様々なアイテムを売っているのでその紹介ポスターが尋常ではない量。
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| ・ここは有人駅、鉄道グッズを色々売っているのかポスターがすごい量 |
駅構内での販売・・・・JRみたいな黒字企業がやっているとイラッとくるのに、地方鉄道が赤字補てんのために頑張っているのを見ると応援したくなってしまう。
JR西国分寺駅改札で物販しているのにイラッと来た日記
https://…/2025/08/03/ 暑すぎるので路線バスで白河中華そば"孫市"(ラーメン)に行ってみた件
朝の時間帯は足尾駅で改札業務を行い、昼間は通洞駅で観光客対応の改札・・・・すごく効率的に駅員さんが配置されている(驚)
駅前の道を真っ直ぐ50mのT字路。観光案内所かと思ったら建物には『足尾町分庁舎』!? ここは町役場なのかよ!
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| ・駅前をまっすぐ進みT字路には電気屋?いや足尾町分庁舎?? |
街の電気屋さんかと思っちゃったよ。
先ほどの足尾駅は町の名前を背負っていますが、町の中心街はこの辺り。
駅からさらに下流方向の道路沿いには廃墟のような施設。
昭和よりも前の時代に作られたであろうかビンテージの変電施設。
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| ・道路沿いにある通洞変電所・・・・廃墟かと思ったらなんと現役施設! |
驚くのはこれが現役だと言うこと!
足尾の街の電力網も古河製でこの変電所から配電されている・・・・それであればこれを有効活用しようと東京電力が借り受けてここに給電している。すげぇ~!
変電所のお隣には鉱山施設からの排水を浄化する浄水場。鉱毒を中和させる為に必須の施設。
その工場に掲げられている『安全専一』。
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| ・古河機械金属社 中才浄水場内に掲げられた『安全専一』スローガン |
今の時代であれば"安全第一"と訳されているスローガンですが、まだそんなものが無い時代。
アメリカで『セーフティー ファースト』と言う考え方が生まれた頃、さっそく日本国内でも導入しようと日本語に訳されたのがこのワード。(と、先ほどの掛水倶楽部で勉強しました。)
古河社では今もこの伝統・日本初のプライドを受け継いでいるのですね。
さらに下流へ・・・・
なんて気持ちの良い道路と天気だわ。ついさっきまでの粕尾峠越えの悪路に目が慣れてしまっているのでね(笑)
面白いと思うのかは別次元ですが、気持ちが良いというのは事実。
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| ・なんて気持ちが良いのだ・・・・ @ R122 |
ガラガラというのもアクセントね。
国道から渡良瀬川の対岸に渡った所にあるわ鐵・沢入駅。
着いたらちょうど踏切の音が!何かやって来る!
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| ・国道から反れて・・・・わ鐵 沢入駅 |
急いでホームに駆け寄ります。
おおっ!ドンピシャのタイミングでトロッコ列車がやって来た!
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| ・ドンピシャで"トロッコわたらせ渓谷号"がやって来た! |
夏の酷暑が落ち着いたので、開放型列車に揺られるのも気分が良さそうですね。
皆さんビールを片手に・・・・羨ましい(泣)
- ちなみにこの駅のホームとホーム上の待合室も登録有形文化財
国道も気持ち良くて好きですが、やっぱりライダーならコッチでしょう。
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| ・国道よりも一本反れた道のほうが好き |
多少のRが有ってこそのバイク。
さらにお隣、神戸駅。ここも一目で分かるビンテージ駅舎。もちろん登録有形文化財(上下ホーム、本屋、休憩所)。
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| ・神戸駅 @ わ鐵 |
なんとここでも訪問したら列車が来ているではないか! ものすごくラッキーを引き寄せている私。
ビンテージなのに人の賑わいがある駅。良いなぁ~。
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| ・ここもちょうど列車が待機中。今日はツイている! |
以前、一度乗ってみたい衝動にかられて、ここにバイクを止めて列車に乗ったなぁ・・・・
神戸駅から列車に乗ってみた日記
https://…/2023/06/25/ ラーショ巡りのはずが"わ鐵"パーク&ライドになっていた件
人が多いと乗る気分にはならず、人が少ないとつい乗ってみたくなる天邪鬼。
順々に下っていき、花輪駅。ここは完全に建て替えられてしまいましたね。
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| ・花輪駅 @ わ鐵 →綺麗な駅だと何故か嬉しくない(笑) |
近代的な駅だから人が多いという訳でもなく、神戸駅に完全に負けている・・・・
私もここは駅前までは来るけれどいつもスルーしていますし。
水沼駅近くのお蕎麦屋さんにやって来ました
さらにお隣の水沼駅は、駅の周辺にリゾートゾーン『水沼ビレッジ』を作り集客をしています。
その一画にある十割蕎麦の店 囲炉裏にやって来ました。
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| ・十割そば 囲炉裏 |
周辺の駐車場には尋常ではないほどの自動車が止められていて、一瞬大行列なのかと幻滅したのですが、その自動車はBBQとか他の施設に用事があるみたい。
蕎麦屋はノーウエイトで入れました。
なんか店員さんの活気がすごくて、大きな声での『いらっしゃいませ~』に始まり超体育会系のお店。(←ひょっとしたら約1名の店員さんだけかもしれないが。)
そしてこの店の訪問が初めてなのかを問われ、初回説明を受けたのですが・・・・なんと蕎麦が食べ放題というシステムらしい(汗)
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| ・なんと!おそばのお代わりが自由というとんでもないお店(汗) |
マジですか・・・・十割蕎麦がお代わり自由って、私はそんなに量が食べられないのですが、若い方だとひたすら食べるんじゃないのかと心配になってしまいます。
いつものトロロ蕎麦と悩みましたが、海老の天ぷらに惹かれてこれにしてみました。
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| ・えび天そば(お代わり自由) @ 囲炉裏 |
なんだ~、たくさん量が食べられるようにと、店側がトロロも用意してくれています。おそらく蕎麦アタックは麺つゆの量に制限されるので、蕎麦を永遠にはお代わりしないという算段なのかも。
ふむふむ、美味いぞ♪
そしてワタシ的にはこれで充分満足した量なのですが、お代わりしないと逆に店側に口に合わないと思われてしまうのでは?と気を使ってしまい、半王をお代わりすることに(笑)
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| ・申し訳ない(?)ので半玉だけお代わりしました |
まだまだ味変アイテムはいっぱい残っているけれど、少食になってしまった私を悔やみます。
うっぷ・・・・
温泉に行こう
食後は温泉に入りまったりとしてから帰りたい気分。
わ鐵・水沼駅には温泉施設が併設されているのよね・・・・一時期は閉店してしまったのですが、新たな経営陣に引き継がれ『水沼ビレッジ』として開発されたみたい。
たしかに人のにぎわいがある!
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| ・わ鐵 水沼駅直結の温泉施設が再オープン・・・・ |
だが休日の入館料¥1,550円・・・・リニューアルにコストが掛かっているのでしょうけれど、ちょっと強気過ぎでしょうよ。他に行こう。
赤城山の縁を駆け抜けます。食後の運動にちょうどよい。
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| ・程よく高地を駆け抜ける @ 県62 |
そして結局通い慣れている温泉に来てしまった・・・・
場所的にもちょうど良いところなのよね、"南郷温泉 しゃくなげの湯"。
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| ・結局通い慣れている"南郷温泉 しゃくなげの湯"へ |
公営温泉なので割安。100%源泉かけ流しというのが素敵なアルカリ性温泉。
体がポカポカになったあと、露天風呂脇のベンチでゆっくり冷ますのが最適な季節。暑くもなく寒くもなく、秋は良いですねぇ~
レトロ自販機スポットを経由しよう
この跡、いつもの赤城西麓広域農道を流せば関越道・赤城ICに自動的に接近するので帰るのにもちょうどよい。
しかしその近くにちょっと立ち寄ってみたいレトロ自販機スポットを発見したのよね。ちょっと足を伸ばして寄っていこう。
この辺りはキャベツの名産地。標高の高い場所特有の昼夜の寒暖差が野菜を美味しくするらしい。
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| ・赤城高原で一休み |
本当に景色が素敵で、用もないのに一休みしてしまう・・・・、いや用件はこの景色や音をゆっくり感じることでしたね。
農道を駆け抜け、そのまま国道353号に道の名前が変わり、そして道の駅ふじみが近くなること所にそれはありました・・・・
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| ・オレンジ353 |
いままで何度もこの道を通っているというのに、この施設に全然気がついていなかった(汗) やっぱり人間、知識がありかつ注目していないと有益な情報として認知できないのね。
このネーミング・・・・別のレトロ自販機の聖地チェーン店『オレンジハット』となにか関係があるのか?
"オレンジハット"に訪問した日記
https://…/2024/12/20/ 平日3連休3日目は群馬オートスナック巡りをしてみた件
https://…/2019/06/01/ 秩父高原牧場・天空のポピー畑と上州オートスナックツーリング
群馬県内に数多く残る、郊外のゲームセンター併設ドライブイン施設。
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| ・凄いビジュアルだわ・・・・ @ オレンジ353 |
ロードサイドの看板以外にほとんど装飾もないただの倉庫的な佇まい。昭和感丸出し!そして初見だと怖くて入っていけないかも(笑)
だが恐る恐る戸を開け内部へ。多数のゲーム機の間を抜けると、最奥にレトロ自動販売機が鎮座。
もはや定番とも言える『うどん・そば自販機』。
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| ・うどんそば自販機 |
蕎麦を味わいたい気分が半分、残り半分。その訳は先客がバシバシタバコを吸っていて館内がとてもヤニ臭い。そしてうどんを食べている人は強烈に酸っぱい匂いを周囲に撒き散らしていて、とても美味しく食事などできる状況ではない。
そんな私に救いの手を差し伸べるアイスクリーム自販機。
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| ・懐かしい型のアイスクリーム自販機 |
これならば機動性を発揮できるぞ♪
昔はよく見かけたけれど、やっぱりコンビニに駆逐されてしまったんだろうなぁ。
どうせならばと見たことがないアイスクリームをセレクト。
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| ・アイスクリームを食べてお金を落とします |
FUTABAってロゴが書いてある・・・・調べてみたら栃木県宇都宮市の会社。今日はやたらと栃木県に縁があるな。
ここが不発だったので、あともう一箇所にも行こう。二輪車ツーリングプランを活用し、駒寄PA/SIC→前橋ICまで1区間だけワープ。
そしてやって来たのが、ゲームコルソ 高崎店。
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| ・ゲームコルソ高崎店 |
ここも営業しているのか?という外観。
勇気を出して店内へ突入・・・・
おおっ、ここにも『うどん・そば自販機』と『トースト自販機』だわ!
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| ・うどんそば自販機・トースト自販機 |
だがここゲームコルソ高崎店、先程のオレンジ353以上にヤニ臭がすごくて滞在は無理っ! 速攻で退散するしかない(泣)
昔、ゲームセンターが光り輝いていた頃は分煙なんて概念がなく、周りの大人はバカスカタバコを吸っていたけれど気にならなかったような。
だがしばらくタバコの煙を嗅いでいないと、もう拒絶反応が出るくらい苦手なものになってしまった。
たいして走り込んでいないけれど疲れたので帰ります
久しぶりのバイク、大したクネクネもない。
でもたっぷりと身体は疲れている・・・・ゆったりと帰ろうか。しかし無常にも最後の追い打ち。
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| ・追い打ちをかける渋滞・・・・ |
まぁ焦っても仕方がないのでのんびりと帰りました。
やっぱりバイク旅は楽しい。同じ場所に行っても毎回微妙に違っていて新たな発見がある。そして身体が弱っていることも判明。
しっかりバイクに乗り込んで鍛え上げねばならぬゾ!!




























































