三陸巡り1日目:初日は石巻に移動して牡鹿半島巡りを満喫した件

今日は慌てて予定した感のある東北方面ツーリングへの出発予定日。

夏休み東北ツーリングを計画した日記
https://…/2024/08/05/ 今年のお盆休みは自宅ヒッキー・・・・は許されず出かけることに(笑)

確定ではないのはギリギリまで台風5号の動きを見極め、訪問先で大きな自然被害が起きていないことを見極めるため。

・台風5号は日本海に抜けてくれた!

台風本体は日本海に抜けてくれて熱帯低気圧に勢力がダウン。今から出発して台風の後追いをする形になっても、今日は多少の追いつきがあったとしても明日以降は大丈夫だろう
だが・・・・台風5号にばかりに気を取られていたけれど日本の周辺には低気圧&台風だらけ


特に次の台風7号が東京&東北方面直撃コース!!

・なんと台風7号が猛追!!(泣)

私は17日・土曜日に東京に戻って来る予定なのですが、これだと台風に正面から勝負を挑む格好になってしまうではないか(汗)
まぁ台風が右に逸れる可能性も無くはないので予定通り出発し、台風の動きによっては途中で切り上げてくることにしよう。


スタイルはいつもの通りシートバックに荷物を詰めてリアソートに括り付け。
左右のパニアケースにはショートツーリングと同様の積載(右バニアはエマージェンシーツール、左パニアは手荷物+空き)にしてお土産等のテンポラリスペースを確保

・いつものツーリングスタイルで出発! 朝5時

朝型人間なので朝は早い。
問題はお盆休みなので高速道路の渋滞の回避ができるかどうかだな。

ひたすら高速道路!常磐道に賭けてみよう

さっそく高速道路巡行を開始。朝の時点で気温は30℃と異常なほどの高温で、こんな中を一日走って体力が持つのかちょっと不安。


せめて渋滞にはハマりたくない・・・・おっ!ガラガラだわ~♪

・ガラガラやんけ!!日付選択の勝利か!?(都心周辺の交通情報) @ 関越道

お盆休みが始まってからしばらくしてからの出発する作戦が当たりなのかも。
仙台に向かうとなると王道は東北道を使って北上して行くのですが、正直このルートはもう何度も使っていて目新しさがない。なので今回は常磐道を使って北上してみることに。


外環道・幸魂大橋。憎たらしいほど天気は青空(暑い)。

・幸魂大橋 @ 外環道

いつものようなこのペースでポイント写真を掲載していくと、宮城に着くまでに駄文だらけになってしまう!
大幅カット!


三郷JCTから常磐道にスイッチして順調に北上開始。
利根川を渡れば茨城県

・茨城県に突入!ピーカンに感謝 @ 常磐道

暑いのと雨天走行ならば暑いほうがマシかな。台風に当たらないだけても感謝せねばなるまい。


まだ谷田部か・・・・
若い頃は大洗港のフェリーターミナルまで『近い~』なんて走っていましたが、今日はそれすら遠く感じる・・・・(笑)

・おかしいな?ピーカンじゃないのか? 気象情報 @ 常磐道 谷田部付近

そしてなぜかハイウェイラジオでは『気象情報』を提供中。やっぱりこの先はダメなのか????


昨日のメルヘン脳バグりモードは未だに引きずっているのか、街ナカのキャラクターに反応してしまう(笑)

キャラクタービジネスにすっかり感心した日記
https://…/2024/08/12/ 人生初の"サンリオピューロランド"に行って脳みそがバグっている件

・昨日のメルヘン脳に毒され、キャラが全部メルヘンと錯覚する(笑)

そしてよく見ると高速道路会社のキャラは酷いな・・・・。サーパちゃんですって。


広域情報板でも前途の天気が良くないことを知らせてくるが・・・・いわきは福島県南端として理解できてもその先は土地勘がないからどこまで雨なのかが想像がつかない(泣)

・やはりこの先は雨に遭遇らしい @ 福島県いわき付近

だが空を見上げると、たしかに多少の雲は増えたけれど雨が降るようには見えない。
カッパを着込むのは止めてもう少し粘ってみよう。


なぬっ!?
この先の空間放射線線量を計測し情報提供しているだと!?

・なんと!この先の空間放射線線量の情報提供が! @ 常磐道

たしかに一時期は放射線量の数値が高くて住民の方が戻れないほどだったし、この辺り一帯も二輪車通行止めだったものなぁ!
本当はいわき付近の下道・山の中を駆け抜けて行きたかったのだけれども、(2023年の)地図では二輪車通行止めがゾーン的に存在しているかのような表記になっていて、現時点の状況が分からないから素直に上を走ることにしたのよね。


朝が早かったのでものすごく腹が減っているが・・・・このペースだとかなり早く石巻に着きそうだ。だとすると向こうで美味しい海鮮丼やら寿司やらを探ったほうが良さそうだ!

・朝が早かったから腹が減る。刺身定食・・・・ @ 常磐道四倉PA

やたら海鮮に力を入れているSAで心が揺れたのですが、やっぱり我慢しておこう。


代わりにソフトクリームで腹をごまかしつつも内部冷却。

・ソフトクリームで我慢! @ 常磐道四倉PA

ナビでかなり正確な到着時間が分かるので以前とは旅の組み立て方もだいぶ変わりました。


この辺りの常磐道ってかなり道の作りが豪華な気がする・・・・路面もとても綺麗だし。この辺りも復興予算とかが関係しているのかしら??


先ほど最小値~最大値の情報提供があった空間放射線線量は、こういった測定地点の集計値だったのね。

・なんと沿道にリアルタイム計測地点があるのね 0.1uSv/h @ 常磐道

普段見かけない数値だからこれが良いのか悪いのか比較できませんが。


歩を進め例の原子力発電所が近くなってくると・・・・たしかに値が上がっていく!

・少し進むと少し上がって0.3uSv/h @ 常磐道

地名も聞き覚えのある楢葉町とか浪江町とか。最大は1.7uSv/hまで上がった・・・・
今も戦いが続いているのか・・・・
エアコンをガンガン使って自己防衛をしなければならない時代だから電気は必要だ。考えさせられるなぁ。


う~む、ICの情報板で散々警告されましたが雨なんて降らないじゃないか。

・とてもお盆とは思えない爽快感すらある高速道路 @ 常磐道

曇り空くらいで丁度良いよ。走っていればそんなに苦にならない温度。


あれっ!?なんか次々と試練が訪れる!
さっきまで『この先、雨』の表示だったのに、今度は『この先、緊急工事 通行止め』だと!?

・天気は回避できたが・・・・緊急工事で通行止めだと!? 新地→山元ってどこ??

まじか~(日記ネタ的には良いのですが(笑))
そして通行止め直近出口では3km渋滞とも。


Googleナビだと『手前のICで降りて一般道に迂回せよ』と言ってくる・・・・が、通行止めの乗り継ぎ証明書をもらうには通行止め直近のICまで行かねばならぬ。
仕方がない・・・・ナビを無視して渋滞に突っ込むか。

  • 通行止め直近のICの他、一つ手前のICで降りても乗り継ぎ扱いの対象なのですが、土地勘がなく名前だけでは一つ手前か否かを瞬時に判断できない(泣)


今日は土曜日曜ではないので、二輪車定率割引が効かないし、二輪車ツーリングプランも走行範囲が広すぎて力不足。定価で走っているからなんかもったいない気がしてせめて長距離逓減制は全区間で適用させねば!!(←せめて圏央道も長距離低減制の対象ならばなぁ・・・・)


・・・・やっぱり渋滞。Google先生は正しかった(泣)
たちが悪くて全く動かない渋滞。あまりに動きそうにないのでエンジンを止めるほど。

・全く動かない渋滞にハマる。エンジンを止め足を着く

出口IC先の信号か何かか? それにしても渋滞の動き方がおかしい
・・・・が特に急ぐわけでもないし、お行儀よく列にハマること20分。


ありゃ?通行止めがちょうど解除されたようだ♪

・素直に並んでいたら、なんと通行止めが解除された!♪

何だかんだで全てが上手く回っている!


一番暑い仙台手前の平野。32℃!
名前がとても気になる『鳥の海PA』なる休憩施設があるから立ち寄ろう。八戸の蕪島みたいなものか?

・鳥の海PA!?・・・・なんか名前がすごそうだから立ち寄っていこう

いや、トイレだけの何の変哲もないPAだった・・・・_| ̄|○(すぐ近くに鳥が集まる大きな池があるらしい。)


仙台の市街地を抜け、長~い三陸沿岸自動車道、通称三陸道へ。そして松島から先は復興道路と位置づけられ国が整備した長大な無料区間

・三陸道・有料区間の終端。ココから先は復興道路として長大な無料区間!

初日で体力に余裕があるので楽にここまで来れた感覚ですが、時刻は12時過ぎ。
出発して7時間も経過しているのよね。

石巻周辺でランチ

どこかで美味しいものを食べて疲れを癒そう。あくまで主目的は明日以降で今日は移動日との位置づけですからね。


とりあえず土地勘がないので・・・・この辺で街といえば石巻なので、JR石巻駅に向かおうかと思ったらなんかすごく立派な街すぎて近づくのが困難と判断・・・・お隣のJR女川駅へ。


さすがに台風5号に追いついたのか空は曇り模様

・さすがに石巻まで来ると台風の尻尾に追いついてしまい、曇り空

海風の影響か? 気温は30℃以下まで落ちてくれ過ごしやすい!


たどり着いたJR女川駅は・・・・随分とイメージしていた街と様相が違うと思ったら、この辺りも津波の被害があり町が全部流されて復興後の景色だったのね。(大変失礼いたしました。)

・JR女川駅

駅周辺は綺麗に整備され、そして鉄道の駅の前は道の駅女川。ちょっと覗いてみたらさっそく美味しそうな海鮮系のお店を発見~。お腹が空きすぎているからここで勝負しよう!


せっかくだから海を見ながらのアウトドアでの食事♪ 関東だと暑すぎてこんなことは無理なのですが、ここ東北ならば心地よい高原の風

・涼しい海風を浴びながらの食事

海からの風がとても冷たくて心地が良い


セレクトしたのは地元の名前がついた"女川丼"。

・女川丼 @ お魚市場おかせい

いや~美味しそうじゃないの!


魚の鮮度も東京とは段違いでプリップリ

・東京とは鮮度がまるで違う!美味い! クジラも入っているのね

そしてこの辺りは捕鯨の町でもあるのでクジラも入っていました


道の駅の片隅には『きぼうの鐘』。

・きぼうの鐘

旧女川駅前広場にあったカラクリ時計台が大津波で流出してしまったのですが、その時計台に付いていた2つの鐘が奇跡的に発見され、そのうちの一つなのだとか。
(記憶が)風化されずに残って欲しい。

牡鹿半島・コバルトラインを快走

JR女川駅から牡鹿半島の先端捕鯨の町・鮎川を結ぶ元々は有料道路。
でしたが無料開放され、半島の山並みの稜線を駆け抜ける34kmの道。

・牡鹿半島コバルトラインは右折! 整備された道が気持ち良い

関東圏で言えば伊豆スカイラインによく似ています。


面白そうでしょう~

・コバルトラインのクネクネを快走~♪

もちろん道も楽しいのですが、私はどうしてもその名前の由来が気になって仕方がない。『コバルト』って希少性のある鉱物でしょ?
この辺りで産出するという・・・・ような雰囲気には見えないし・・・・その青い色海の青さを掛けて名付けたのかな。
だが周辺には原子力発電所が建設されたというのは偶然なのか?(コバルトと関係ないけれどイメージがね。)


やっぱり楽しい。
伊豆スカイラインをテクニカルにした感じで、半島の先端に行く用事がないのか他の交通は極めて少なく好きなペースでお気楽走行。


ごく僅かに海を望めるというのも伊豆スカイラインと一緒。

・青い海をチラ見することも出来ます

こんな貸し切り状態で良いのか?と言うくらいガラガラ。
良いところだな。

しっかり保安林探しもしましたよ

ちなみに普段訪問できない所に来ているので、保安林やら制札の検索も忘れない。
コレを探しながらだと(発見したら止まらなければならないので)必然的にペースが落ちるので、お盆時期のような周囲の交通に不安がある状況ではベストマッチ(笑)


発見!・・・・ひし形の標識では無いけれどね。

・干害防備保安林

簡易水道など特定の水源を守り水が枯れるのを防るための干害防備保安林


こちらは・・・・神奈川県・真鶴半島でも見つけた『保健&魚つきダブル指定保安林

・魚つき・保健保安林

結構見つかるな。さすが関東圏とは自然の残り方が違う!
明日以降もたくさん見つかりそうだ。

捕鯨基地・鮎川港

たどり着いたのは牡鹿半島の先端鮎川港
ここはたしか来た記憶があるような・・・・だが2009年の東北ツーリングの記録を読み返しても訪問はしていない


でもなぜか覚えている・・・・鄙びたフェリー乗り場があったはずが、とても綺麗な道の駅的な施設があるではないか。

・鮎川港と、道の駅的な施設『ホエールタウンおしか

せっかくだから立ち寄ってみましょう。


館内にはお土産屋さんの他、食堂寿司店も!
しまった~、ここで食事をすべきだった(泣)

・食堂が数件にお土産店も @ ホエールタウンおしか

捕鯨基地らしく"クジラ定食"なんて設定もあり惹かれるが・・・・ついさっきお腹いっぱい食べてしまったのよね(泣)


館内の端にはフェリーの切符売り場!う~む、やはり記憶と合致している・・・・?

・あった!フェリー乗り場(今日は全便台風で欠航)

残念ながら台風の影響で欠航ですがね。


他にも捕鯨を紹介する『おしかホエールランド』なる施設もありお勉強も出来ます。
その一環で陸上展示してある大型捕鯨船

・陸上展示されている大型捕鯨船 第16利丸

捕鯨砲を打ちやすくするため、船首が極端に高くなっているのが特徴なのだとか。
日本は(論理的ではなく単なる日本イジメになっていた)国際的な枠組みから脱退し、商業捕鯨を再開しました。
これも日本の文化ですから大事にしたいですね。


館内に昔と今の写真が掲げてあり、太平洋に向かって開けている鮎川の街も津波で流されてしまったのだそう。

・鮎川港・・・・建物が少ないのはやはり流されてしまったのだろう

復興住宅は高台が基本なので、海の周辺には建物が少ない


フェリー乗り場・・・・欠航のために動きは特にないが、門柱に掲げられたクジラが妙に印象に残る。

・フェリー乗り場にはデフォルメクジラがお出迎え

当日はなんかモヤモヤしていたけれどこれ以上はどうすることもできずに次に駒を進めることに。


自宅に戻ってからどうしても気になるので過去の記録を詳しく調べてみたら、16年前にやっぱり一度訪問している!ではありませんか。

松島キャンプツーリングの際に鮎川港に来ていた日記
https://…/2008/09/27/ 松島キャンプツーリング1日目~松島で大宴会!

あっ!なんとあの門柱が写っている!!

・2008年訪問の時の鮎川港・・・・クジラが写っている!

当時は海のすぐ目の前にフェリー切符売り場があったのね。
妙に引っかかっていた理由が氷解しました。

沿岸の景色は様変わり

牡鹿半島への往路は山の稜線を一気に駆け抜けて来たので、復路は海沿いを流してみることに。


今まであまり見えていなかった津波の爪痕復興の姿を否が応でも見せ付けられる事に。
海はコンクリート製の防潮堤で仕切られた完全隔離が基本構造

・牡鹿半島をぐるり。この景色は明日も頻繁に見かけますが、防潮堤でガード

・・・・言葉が出ない。


海沿いの道路を走るも見えるのはコンクリートの壁

・風光明媚のハズの海岸道路も・・・・延々と続くコンクリート堤体が見えるだけの道に

だが人の命には変えられない。部外者の私があーだこーだ言ってはいけないし、現実を受け止めよう


それにしても道路が豪快に整備されとても走りやすく、そして空いている。東京から半日で来られるし、良いところだゾ。


ものすごく道路が良い。

・豪快な道路が続く

利用者数とマッチしていない気が。


休憩も好きなところでバイクを停めても誰からも咎められることはない。誰もいないから・・・・

・海が見えるところで一休み

ふ~・・・・


台風の後でもっと荒れているかと思ったら、穏やかな海

・三陸の海は綺麗だわ~♪

ふ~・・・・


いやこれスゴいゾ!(汗)

・それにしても道も綺麗すぎるわ~♪

これが復興予算のパワーか・・・・お盆ですら人の往来のないこの道にそこまでお金を掛ける必要があるのか?とも思ってしまう。
金があるので徹底的に良くしてしまえと湯水のように税金を使ったのだろうな。東京にもこんな道を作っておくれよ。

女川原子力発電所PRセンター

時間に余裕があるって嬉しいですね。細かく見学していくことができます。


牡鹿半島にある東北電力・女川原子力発電所のPRセンター

・東北電力 女川原子力発電所 PRセンター

これも立派な建物だ・・・・


原子力発電所のすぐ脇にあるこの施設ですが、駐車場から発電所が見えないように木々が植えられ辛うじて排気筒の頭が見えるだけ。

・木々でマスクされ、わずかに排気筒の頭が見えるだけ

館内の2階からは原子力発電所を眺めることができますが発電所施設は撮影禁止。おそらくはテロ対策とかなのだろう。


それ以外の館内は撮影ウェルカム状態。
目を引いたのは1/2サイズの原子炉模型

・1/2の原子炉模型・・・・意外と小さいんだな

あれっ!?結構小さいぞ!!
このサイズで膨大な熱量を生み出すって・・・・確かに凄いことだけれども、暴走すると人間が制御できないほどのエネルギーだものな。


常設ではなく後から追加した感が満載の手作り掲示
東日本大震災の際の行動とかをまとめたものが各種有りました。

・東日本大震災の時の事象の説明

女川原子力発電所は高台にあったので直接的な津波の被害を受けてはいませんが、潮位計の開口部分を下から突き上げられる形で海水が侵入し、地下に設置してあった非常用ディーゼル発電機3台中2台が使用不能に。
ただ外部電源が失われなかったために冷却が継続され大事には至らなかった・・・・。
福島との大きな違いである外部電源喪失の有無。ギリギリだったのね。

 だが、福島第一は3系統の送電線全てが単一の新福島変電所へ接続されていたのに対し、女川は送電線3系統がそれぞれ別の変電所に接続されている・・・・  この辺りの設計も結果を左右したのだろうか。

原子力発電所周辺の空間放射線線量の値が掲示されている・・・・

・女川原子力発電所周辺の空間放射線線量

これが正常値だとすれば、福島第一原子力発電所周辺の値は・・・・確かに高い


いろいろと考えさせられる・・・・が何歳になっても知識が増えることは楽しい


おっと!外に出たら天気が急速に悪化しているではないか!
周りはに囲まれ始めている・・・・すぐそこの排気筒の頭すら見えなくなっている!!?

・外に出てみたら雲が立ち込め急速に天候が悪化!

ここまで順調だった天候運もここまでか?
だが今日は充分に楽しめたから宿に向かおうかな

これ以上、北に向かうでない!とのお告げ

半島の付け根のJR女川駅まで戻ってきて牡鹿半島巡りは終わり。このまま素直に石巻に戻るか・・・・はたまた少し回り道して海岸線を走っていくか。


少し欲が出てしまい、セレクトは海岸線でしょ! R398。
どうせ今日選ばなかったら明日はここを走るだろうし、明日の走るところを少しでも少なくする目的もあるしね。

・標高が高いところは未改良なのね

このあたりの海岸は断崖絶壁が多く道もその上を通っている・・・・標高が高く津波の恐れがない場所は未改良のまま
だがバイクならばこっちのほうが断然に面白い!


う~む、この寄り道は正解だったのか?なんか後悔しそうな感じになってきた・・・・

・ヤバイ・・・・急速に雲が低くなってきた

先を急いだほうが良さそうだ。


ぐわっ!?街が見え道路の標高が下がったら、まるまる防潮堤でブロックされている!(汗)

・リアス式で入り組んだ雄勝湾。すべて防潮堤で囲まれている(驚)

ただただ驚く限り
テレビ報道とかではこういった復興計画で防潮堤を作ることの是非が議論になっていたのを知っていますが、実際に見ると・・・・スゴいわ


道路の標高が下がったら相対的に雲が高くなり、すぐに余裕をカマシ出す私

・せっかくの海なのに・・・・雲に手が届きそうな天気

滅多に来られないから色々と目に焼き付けておきたい


北上川の河口付近まで北上してきましたが、いよいよこの先は危なそうな感じに。

・新北上川大橋・・・・・これ以上北上はするな!と告げている

こりゃ~ダメだ。素直に進路を変える事に。


爽快な北上川の堤防道路。おおっ!私の求める光り輝く世界が見えてきた~

・進路は西へ。天気が回復してきた!

今度こそ欲を出すことなく、素直に宿に向かうことにしよう。
まだ初日だし体力を残しておくために。

石巻市街地の端のほうにステイ

実は社会人ルーキーの頃、初のソロ遠地出張がここ石巻だったのよね。
そのときは緊張が勝りまだ周りが見えていなかったのか寂れた街という印象で、ようやく見つけた寿司屋に入ったら美味しくて感動した記憶が残っています(笑)
なのでちょっと感慨深い石巻。今日のステイはこの街なのです。


だがバイクで行く石巻はとても発展した街で大型店舗がたくさん!
駅周辺だけ寂れているのかしら?


地場のスーパーに立ち寄ってオツマミの入手を。これが旅の楽しみの一つ

・地元のスーパーにはクジラが普通に置いてある

あら~!普通にクジラ肉が売っているのね。
意外に宮城県産の魚介類の入手に難儀し、無難なアジ刺に。まぁお盆は漁師さんも休むはなぁ・・・・(汗)


こちらは涼しいとはいえ道中は30℃超えだったので汗ダク
宿に着いたらインナー類は洗濯して明日の準備を済ませたら・・・・冷房をガンガンにして、ぷはぁ~!!(最高だ)

・さすがに今日は海鮮で飲みますよ

美味い~♪
仕事をしているから休暇が楽しいのと一緒で、昼間が過酷なバイク旅だからこその晩飯。この緩急が最高♪


付け合せは白米で良かったのですが、お盆で帰省する人を狙った商品ラインナップなのか、ついその横に置いてあった牛タン弁当を買ってしまった・・・・

・白米で良かったのだが、仙台が近いので牛タン弁当も買ってしまった

うぅ・・・・ぅっ・・・・美味い


この辺りは一泊二日で来られなくは無いなぁ。せっかく来るのならば最低2泊3日にしたいけれどね。
今回とは別に旅を計画してみようかな
私のパターンでして、行ったことがない・通過してしまうから知らないだけで、細かく見ていくと日本はどこも良いところで再び訪れたくなってくる魅力があります。


食べたら(疲れているしで)眠くなる・・・・
バイク旅だと早寝して早起きするリズムが自然と身につき自動的に健康生活が送れるようになります(たぶん。)

https://…/2024/08/14/ 三陸巡り2日目:やっぱり三陸海岸トレースは長く時間が全然足りない件