む~・・・・ディズニーランドすらも行ったことがない私がサンリオピューロランドだと!?・・・・よく知らないけれど子供向けなイメージしかないぞ!
自分が行き先をセレクトすると決して選択肢として出てこない場所なのですが、妻に押し切られて行くことになりました。
・多摩モノレール 多摩センター駅行き |
まあ一度くらいは行っても良いかな?近所なのに一度も行ったことがないというのも何だしね。
八王子市のお隣、多摩市の多摩センター駅前に建設されたそれ。その建設当時以前から多摩センターは近所だったので知っていますが、買物に利用していたイトーヨーカドーくらいしかデカい建物がなかったような記憶。
・多摩センター駅前はすっかり近代化されている! |
久しぶりの多摩センター駅に降り立つと様変わりした風景!
すっかり都会じゃん~!イトーヨーカドーの地上駐車場だった場所は商業施設になっていて、ニュータウンの中心地と言った様相に。
そんな街並みを抜けるとどど~んと現れるサンリオピューロランド。
・市街地を抜けるとサンリオピューロランドが見えてくる |
8時30分開園でちょっとズラして9時前に着いたのですがこの行列!(汗)
あらかじめ日付ごとの予約枠を確保しなければ中に入れないので安心していたのですが、みなさん開園時間にめがけてやってくるのね!
事前に知っている知識としてはここまで。さすがにこの外観くらいは知っていましたが、間近で見ると虹がデザインされたお城のよう。この先は未知の世界・・・・
ここ最近の暑すぎる気候では空調の効いた屋内型テーマパークで過ごすというのは当たりな気がしてきた。
食料の持ち込みが禁止されているために手荷物検査を受け場内へ。これが混雑の原因だったか。
一歩ゲートを潜ると・・・・うわっ!メルヘンの世界だ!!
・ぬうぉ~、いきなりメルヘン120%の世界が広がる!! |
それは係員さんの制服までも徹底されている。こりゃ~子どもたちは大喜びだな。サンリオのキャラクターに会えるというのがコンセプトなのかな??
案の定というか、客層はファミリーか若い女性たち。なんとドレスで着飾っている方も多い! もしくはデート中のカップルのみでおっさん属(いや、若い男性も。)はファミリー付き添い以外は存在しない。
お客さんは皆カチューシャを付けている!?
どうやらサンリオのキャラクターには『耳』が付いているものが多くて、皆さん自分の推しのキャラの耳付きカチューシャを付けて園内を回っている。
場内はそんな雰囲気が似合う場所。
館内は中央に大きなスペースを取った『希望の木』があり、その周囲に多少のアトラクション等が配置されている感じ。
・1階から3階まで吹き抜けで施設中央には大きな『希望の木』が配置(写真左手) |
館内見学よりも最初にアトラクションの待ち行列に並んだ方が良いらしく、しばし列へ。
他の遊園地同様に、課金をすることで優先搭乗できるシステムも存在。
サンリオキャラクターボートライド シナモンとキティパーティに行こう!
最初の乗り物は『ボートライド』。入場料だけでアトラクションはほぼ無料というサンリオピューロランド。なるほどね~。
・ボートライド・・・・さすがにお盆休みで長い行列が |
何が何だか解っていない私は身を委ねるしかない。
やがて我々の順番に。
ボートに乗って川の流れに身を任せ、メルヘンの世界を進んでいくアトラクション。(お子様向けなので絶叫系はありませんが、私もそのほうが助かります(笑))
・メルヘンの世界を進んでいく @ ボートライド |
一見水に浮いているように見えますが、実際は水の中にベルトコンベアが仕込まれていて、その上を水平移動していく・・・・まぁ荷物と一緒だな(笑)
このアトラクションに限らず館内は写真撮影がほぼ自由というのも特筆。
希望の木の周りをグルリと一周。
・希望の木をぐるりと一周 @ ボートライド |
サンリオパワーはすごいな。事前知識がゼロでもなんとなくのキャラクターは見たことがある!
子犬が空を飛んでいる・・・・あぁメルヘン~!
・サンリオキャラクター一同がお出迎え @ ボートライド |
そう言えば、大昔に自分で購入し今も会社で使っている物差しにはケロケロケロッピのイラスト入り。
これもサンリオでしたか!
シナモロール ドリームカフェ
続いてはレストランで食事らしい。意図的に世間の行動パターンとズラさないと混雑に巻き込まれてしまうとのこと。
だが事前の整理券配布制だったらしく、予約番号93・・・・
う~む、先に整理券を貰っておくべきだったか。最適パターンでの行動は難しい。いや、そんな難しいことは考えずに身を任せたほうが良さそうだ。
・4階 レストランフロアは今は空いている! 皆さんが下階に注目している今がチャンス! |
卓の全体数は約60で制限時間70分とのことなので、しばらく順番はやって来なさそう。
レストラン系は4階に配置されていて、皆さんは下の方のフロアに夢中なのでまだチャンスはあるな!?
それではデザートを先に攻めよう・・・・新たな目的地『シナモロール ドリームカフェ』。訪問当日は何のことだか分かっていなかったのですが、後日日記を書く段階では多少勉強して知識が付いていて、キャラクター色に染まったカフェってことね。(まるで秋葉原に存在したガンダムカフェみたいなものか。)
ぐぬぬ・・・・パステルカラーまみれ。
・列には女性ばかり・・・・同じキャラ物でも秋葉原の対極がここにあるのだな |
笑っちゃうくらい秋葉原と客層が違うわ。
メニューももちろんキャラクターにちなんだもの。
きゃ~、さすがに可愛いわ~!!
・エスプレッソのコーヒーチョコクレミア(左)・シナモンのクレミアパフェ(右) |
むむっ!?さっき見た空飛ぶ子犬ではないか。
ようやく理解したのだが『シナモン』とか『エスプレッソ』はキャラクターの名前でそれをメニュー名と味に引っ掛けているのね。
ただソフトクリームは子供向けなのか砂糖たっぷり!ものすごく甘いわ~。
なにかショーをしているよ!?
レストランの予約が呼ばれるのはまだもう少し先なのでメインストリートの希望の木へ向かおうとすると・・・・通行止めやらなにやらで先ほどと様子がガラリと異なっている!?
そして音響効果に光学効果がガンガン!
・ショーをしていて会場の様子が様変わり @ 正面奥が希望の木 |
なんと広いスペースだと思っていた希望の木の周辺はショーの会場に変身している!ぐるり円周を使って全部舞台になっていて、今まで通路だったところが観客席になるというもの。
無料でも無理すれば見られなくはないが、良い場所は全て指定席になっていて別途チケット争奪戦に勝たねばならないらしい。(地べたに座る席も指定席の末席!)
あれれっ!?ちょっと舐めていたぞ!
ストーリーこそ子供向けで分かりやすい物だがダンスは本格的だし各種舞台効果もシッカリしている!
そして大人たちのファンもこれを見に来ているのかっ!!
大きくはない会場をうまく使って楽しませてくれるのね。
一日に何回かショーがあるから午後のは指定席を予約して見てみ・・・・ってすでに予約でいっぱい!(汗)
どうやら皆さんはこのショーの予約を先に取り、その取れた日に訪問しているみたい。ファンの熱量が凄い!!
なんか色々と興味が出てきてサンリオピューロランドのことを調べてみたら、運営の紆余曲折だとか面白いし、室内なので消防法の関係で制約を受け最大収容人数が6,200人と決まっておりそのおかげで書き入れ時に稼げない。
でもお盆休み中は入場予約が完売されていたからこの会場には6,200人+スタッフさんがいる訳か。
おそらく消防法ってかなり細かく・厳しく規制されているので、それをクリアしてこれだけの施設を運営しているのか・・・・ハンデを乗り越えての復活!
なんか別の角度から楽しくなってきた(笑)
レディーキティハウス
皆さんがショーに夢中な間に『レデイーキティハウス』へ。
レディキティのライフスタイルを体感できる場所という設定。
写真撮影OKというのと、世間の『映え撮影』ブームがマッチしたのかみなさんアチコチで写真撮影して楽しまれています。
・レディーキティハウス |
サンリオピューロランドも開園後しばらくは辛い時期があったのに、そこから見事に回復して黒字運営になったのはSNS時代がやって来て写真撮影OKと言うシステムが波に乗った一因なのかもしれない。
最後に個室でキティちゃんと(独占して)記念撮影が出来るのもファンには嬉しいシステム。(プロのカメラでキティちゃんと人物を一緒に撮影して貰う or 自分で(キティちゃん単体を)撮影するかの選択制。)
まぁ・・・・おっさんと妻とのスリーショットを撮ってもここでアップ出来ないからこうなるわな・・・・(笑)
・着飾ったレディーキティちゃんを占有して撮影できる @ レディーキティハウス |
これはアトラクションと言うよりもフォトスポットの位置付けですね。出口にはもちろんキティちゃんアイテムの売店があるあたりも抜かりない。
館のレストラン
そうこうしているとレストランの順番がやってきたので入場。
テーブルの場所は選択式なのですが、混雑時間帯の回転しているタイミングなので空きは数か所しかない。
運が良いのか?ステージ横のテーブル席がアサインされました。
なんだステージって??
・謎のステージの脇が我々にアサインされたテーブル @ 館のレストラン |
ステージと言っても単なる無人の空間が広がるだけだが・・・・
まぁ良い。食事に専念しよう。
バイキング形式で何でも腹いっぱい食べて良いのですが、そんなに量を食べられないと分かっているので軽めにしておこう。
しばらくするとステージになんかキャラクターが出てきたぞ!? あっ!ポムポムプリンだ!(笑)
・ファンの人々の熱量が凄い!(笑) ポムポムプリンの登場だわっ! |
その途端にステージに集まる子どもたち&女性たち。
なるほどね、食事しながらキャラクターに会えるシステムなのね。子供らは食事どころではないようでもう夢中。
われわれはステージのすぐ脇という場所だったので食事しながらキャラクターと触れ合い。
しばらくしたら今度は違うキャラクターが登場。ナニコレ?
・色々出てくるレストラン これは・・・・? |
皆さんが『まいめろでぃ~♪』と甘い声で話しかけているので、どうやら名前はそれらしい。
グーグル先生に聞いてみたら、マイメロディは1975年に開発したキャラクターらしい!!えっ~、そんなに古参だったのかよ。きっと人生で一度くらいは見かけているのだと思いますが、一切記憶にヒットしない(汗)
ちなみに食事も一皿だけ掲載しておきます。ド派手な色のこれは・・・・カレー!
・ちなみに食事の一例もメルヘン・・・・すごい色のカレー |
ただちゃんと辛くてカレーの味だから不思議(笑)
デザートのケーキやらプリンも頂き満足。(ただしすごく甘い。)
シナモロールの小さな大冒険
ようやくキャラクターが理解できてきた・・・・空飛ぶ子犬の正体。
遠いお空の雲の上で生まれた、白いこいぬの男のコ。
ある日、空からフワフワ飛んできたところを、『カフェ・シナモン』のお姉さんに見つけられ、そのままいっしょに住むことに。シッポがまるでシナモンロールのようにくるくる巻いているので、『シナモン』という名前をつけてもらう。
なるほどだからさっきのデザートカフェだったのか。
空を飛べるシナモンと一緒に飛行して画面上に出てくる敵(お化け?)を魔法のステッキでやっつける・・・・飛行システムは富士急ハイランドの富士飛行社に似ている。
・座席に座って空を飛ぶアトラクション |
だが各人の持つ魔法のステッキには固有の番号がついており、ステッキのボタンを押すとステッキが向いている画面上のある一点に打撃を加える事が出来、その場所の画面上に固有番号が表示される・・・・
なので座標を修正しながら打撃っっ!(魔法攻撃?)
・飛行中(?)は撮影禁止 魔法のステッキで敵を打つシューティングゲーム |
そして各個人ごとにスコアが計算され、トップnはスクリーンに投影にされ表彰されます。(と言うことは、全員を一人ずつ抜くカメラが有るということね!)
Miracle Gift Parade(ミラクル ギフト バレード)
午後のショーの時間。有料席は望めないので無料で見られる隙間を陣取ってプチ鑑賞。
ほとんど見えないけれど音響(セリフ)により舞台の進行具合は分かるぞ!
・無料スペースからだとほとんど見えない(たーさま撮影) |
けれどもしっかり踊って凄い。これはぜひ良い席を取って改めて見てみたい。
他のキャラクタ系遊園地の経験が全く無い私なので他がどうとか比較できないのですが、ちゃんとしているとちょっと感激!
撮影OKなので、どこかの誰かがアップしている動画がありました。ただやはり動画と実際のリアル鑑賞だと迫力が全然違う・・・・し部分しか写らないカメラでは情報量が圧倒的に不足。
・【ミラクルギフトパレードのイメージ】どこかの誰かの動画 |
そして特筆は劇中でも登場する『ミラクルハートライト』。
売店で誰でも買えるのですが、色が変化するハート型のライトで、劇中に場内で振ると全員がシンクロして光が変化していく!
一緒に踊っている感覚になり、これがリピーターさんの心を掴んでいるんですって。
https://titn-nanana.hatenablog.com/entry/2017/12/15/200000
世の中には既に技術的に解析している人がいて、20kHz付近の人間にはほぼ聞こえない領域の波長を使い7bitの信号を伝達し、場内のミラクルハートライトを一斉に制御しているとのこと!
ちなみにパレードのDVDにもその音波信号が仕込まれていて同じようにシンクロするんですって!
全128通りの制御ができるのですが、反応しないコードが有る・・・・きっと場内のライトもこれでシンクロされているのではないか? たとえば女王の被る頭のライトとかも・・・・
なるほどだから場内は音響がすごかったのか。隅々のライト類にまで音を届ける必要があるものね。
この動きは一般人から見ればそれはミラクルなのかもしれない!!
これだけの人をショーのために雇い入れていて、休日2回・平日1回の公演。そりゃ~指定席で金を取らないと体制が維持できないよな・・・・
裏方の苦労を知れば知るほど金を落とさねば!と。
Wish me mellのChance for you
ショー系は色々あるようで、こちらはフェアリーランドシアターなる劇場。
並んだ順番により1階席には座れずに2階席。
・フェアリーランドシアター |
あれっ!?意外と見やすくて良い席かも。
こちらは入場料だけで見られる太っ腹。
ただし劇中の撮影はできず、劇が終了後にわざわざ撮影タイムを設けてくれています。
・撮影タイム @ ウィッシュミーメルのChance for you演劇後 |
私のしょぼい人生だと比較対象が劇団四季しかないのですが、ベクトルは一緒。(規模は当然違うけれどね。)
なんと、ストーリー中に歌手の倉木麻衣さん扮する『まいまい』も登場!(←声の出演もあり。)
これも昔は会場が希望の木ステージで開催されていて撮影可能だった時代の動画がアップされていました。
・知恵の木ステージで開催された時代のショーの様子 |
設備系のアトラクションよりもこういう人系のが多いのね、ピューロランド(好感)
Kiki&Lala トゥインクリングスタジオ
こちらは・・・・フォトスポットね。
キキ&ララが生活している家って設定かしら?
・フォトスポットがたくさん |
キッチンに居間に風呂に・・・・様々な場所で写真を撮り放題。
BUDDYEDDY WONDERFUL CLUB
なんか閑古鳥が鳴いているアトラクションがあったのでトライしてみました。
おそらく理由はこれだけ別途¥500円が必要だから。
サンリオの英語教材キャラクターによる英語あそびができるというもの。
・英語教材のキャラ『BUDDYEDDY』が登場して遊ぶ これだけ¥500円かかった |
これはちょっと異色かも。二重に閑古鳥な理由がわかったわ(笑)
クロージング
そんなこんなで閉場の時間。
なんと18時営業終了と健全な運営ですが、これは以前は終電近くまで営業していたけれど運営が上手く行かなかったらしい。
そりゃ~人が中心のショーなり劇が主体だから、それらの人を遅くまでスタンバイさせておかなきゃならないですしね。
それであれば思い切って短時間でも濃い営業をしたほうが良いとのことなのでしょう。
・まもなく閉園の時刻 |
遠方から来ているお客さんも多い(新幹線の時刻を気にされている人が何組も。)のか、午後のショーが終わった頃から空き始めました。
一日いて少しずつサンリオの世界が分かってきて、下手に線を引いて拒絶するよりもこの場限りなんだから足を突っ込んで楽しんだほうが良さそうだ。
出口への階段。なんかちょっと淋しく感じるなぁ(笑)
・さぁ帰りましょう。終始一貫、メルヘンだったわ~ |
メルヘンワールドもこれで終了ですね。今度はぜひショーを指定席で見に行きたいです。
ていうか1日居ると周りからは『かわいい~』しか聞こえてこず、脳みそがメルヘンモードに切り替わってしまったのか、なんか自分の脳みそがバグってる!!(笑)
外に出ると・・・・暑い!屋内テーマパークは夏はいいかも。
いくつか箇条書き。
- 初心者向けにキャラクター紹介ガイドブック的なものがあると良いかも。序盤は全くわからなかった(汗)
- 予習が必要だと思いました
- ただ何も知識がない状態でガイドブックがあっても見ないだろうし・・・・やはり現実の入力があり、そして疑問が湧いてからでないとガイドブックは無力か?
- 予習が必要だと思いました
- 日記を書くためにWikipediaとかで調べてみたけれど、キャラクター開発ってそんな単純じゃないのね。キャラを作ったらそれを育てて売れるようにしていかないとだめ。それこそロールプレイングだな。
- "サンリオキャラクター大賞"なる年1回のキャラクタのファン投票が、なんと1986年から毎年開催していたとは・・・・。こうやってファンの裾野を広げていたのかよ!
- キティちゃんが圧倒的なトップとばかり思っていたのですが、13回目でようやくトップ!そして12年トップを守りつつも、『マイメロディ』に敗れた・・・・最近は例の子犬『シナモン』が4連勝ですって
- 今日、たまたま印象に残ったキャラがみんな上位成績だったのか!
- キティちゃんが圧倒的なトップとばかり思っていたのですが、13回目でようやくトップ!そして12年トップを守りつつも、『マイメロディ』に敗れた・・・・最近は例の子犬『シナモン』が4連勝ですって
- ちなみにたーさまのお気に入りは・・・・クロミちゃん(悪役)(笑)
なんか自分の知らない世界がこんなにも深く広がっている事に驚いています!!