鳥海山ツーリング2023の2日目。昨日のうちに山形県鶴岡市まで駒を進めておいた朝・・・・
鳥海山ツーリング2023の1日目
https://…/2023/04/28/ 鳥海山ツー1日目:新潟&山形県山間部の田舎風景をたっぷり満喫した件
昨日までの天気予報でも『曇のち雨』、今日の朝に目覚めたら真っ先にホテルで天気予報を確認しても『曇のち雨』・・・・予報が快方に変わる可能性に賭けて移動してきたのにダメか(泣)
このパターンの場合、下界では天気が良くても山の上は雲の中という事が多い。
たが窓を開け外を確認すると・・・・ん!?行けるゾ!!?
前方にはしっかりと鳥海山のシルエットが確認でき、雲底はかなり高い位置にある!
予定通り鳥海山に登れそうだぞ!♪
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・鶴岡市街から進路は北に・・・・彼方に見えるのは鳥海山! |
ウキウキ気分で鶴岡の街を出発して進路は北へ、鳥海山へ!
過去の鳥海山訪問では1勝2敗とイマイチな成績ですが、今回で2勝2敗とイーブンに持っていけそう。
気温は10℃と昨日の赤城高原SA付近を凌駕する寒さですが、期待に胸膨らむ状態だとあまり感じない。
どんどん視界の中で大きくなっていく鳥海山!
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・酒田市街を過ぎればますます巨大になる鳥海山 |
私のロングツーリングはいつも雨に当たることが多いので今回もダメ元だったのですが、これならば文句なしの大当たり!!
瑠璃色の丸池様
鳥海山の麓までやって来ましたよ。
直行しても何なので、2017年訪問の際に地元のライダーさんに教えていただいた『丸池様』にお参りに。
https://…/2017/08/05/ 鳥海山ツー2017・2日目 念願の鳥海山!デカすぎ東北!
直接"丸池様"をGoogleナビにセットするとダートを走らされる事を学んたため、今回は正攻法(?)な鮭孵化場から訪問するルートで。
その道中、一枚くらいは素晴らしい鳥海山とバイクを一緒に撮影しておこうかと。(この後に散々撮る事になりますがね。)
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・朝日に輝く鳥海山の麓までやってきました。 |
まだ朝が早いので誰も居やしない・・・・(嬉しい)
スムーズにやってこられた鮭孵化場。駐車場にも私一台だけ。
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・箕輪鮭孵化場 |
豊富な湧き水が川になって流れてくる・・・・そのマイナスイオンいっぱいの川に沿うように徒歩1~2分。
瑠璃色に輝く丸池様!
ここに流れ込む川はなく、ここから川が始まっている。つまりはここから水が湧き出ているということ。
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・瑠璃色の丸池様 |
山の土壌で濾された綺麗な水なので、水の色(瑠璃色)をしています。(←忍野八海とか柿田川湧水もこんな感じの色だったわ!)
池の周囲はロープが張られ立入禁止で近くまでは行けず。だからこそこの瑠璃色が光の加減でよく見えないことがあった(2017年は見えなかった)のですが、今日はバッチリ!
近くには丸池様を祀る祠、手を合わせておきました。
鳥海ブルーラインはさながらレースのよう!?
それでは楽しみにしていた鳥海山に登りましょう。元有料道路の『鳥海ブルーライン』を流します。
クネクネもあって景色もすごい、バイクで走るには最高の道ですが、今日は(いや、毎回)バイク的な楽しさは放棄して景色を楽しもう!
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・鳥海ブルーラインで登坂を始めます |
爽やかな朝駆けでじわじわと標高を上げていき、鼻歌混じりで超ご機嫌♪♪♪♪
ガッテム!・・・・_| ̄|○
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・鳥海ブルーラインは夜間通行止め・・・・朝8時までって夜じゃないじゃん(泣) |
夜間通行止めとは掲示が出ていたけれど、朝6時くらいには開いているのかと思って注視していなかったよ・・・・
まだあと50分近くあるぞ、参ったな。
でも他に行くところもなく、こういうトラブルも旅のアクセント。何かのご縁と思ってまったり待機するようにしよう。
その間にも登山者の方々で行列が(汗)
全員が山に登る格好をしている・・・・車で途中まで行き、そこから頂上を目指すのか。
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・開通を待つ車でズラり |
マジかぁ~、のんびりと道を走りたいけれどこの集団に巻き込まれると景色を楽しめる状況じゃァないぞ!!
開通時間が近くなるとバイクも数組登場。
そしてゲート開放!
車列はぶち抜くバイク集団も、他のバイクは抜かさない仁義(?)を通すのか、先頭は最初から待機している私が走ることに(泣)
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・先頭で坂を登っていくが・・・・ゆっくり登りたい(泣) |
いや~!(叫)速く走りたくないの!!
でも後ろからすごい勢いでバイク+自動車が追い上げてくる(汗)
結構登ってから先頭を走るのを諦めて、いつもの牛歩モードに。
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・雪とバイクという景色はいつも不思議だわ |
かなり標高が上がり、日当たりが良くてもこの雪の残量。
通り過ぎてしまったら勿体ない!
意外と登山客の方は道中の駐車スペースに車を止めて徒歩モードに切り替えるのか、上まで登ってこない?
今回は県境をハッキリくっきりと越えられました。過去の『負け』はここが真っ白で何も見渡せませんから。
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・山形/秋田県境 これだけはっきり見れるならば『勝ち』でしょ♪ |
これならばこの先の絶景は間違いなし!!
鉾立展望台にやってきました。といっても休憩施設に用事はなく景色が見通せる駐車場の端を陣取ります。
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・鉾立展望台(H=1,150m)まで登ってきました |
ヒャッハー、気分爽快! 間近で見る雪冠の鳥海山だわ。
写真では一度に一部分しかお見せできないけれど、現実世界では120°一杯に広がる大パノラマ!!
どこまでも続く海岸線。水平線はちょっと霞んで見えないですがそれは贅沢というものでしょう。曇り予報だとこの辺りは雲に包まれていてもおかしくないのだから!
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・日本海と山形県方面を望む @ 鉾立展望台 |
空間的な広がりも私の写真の腕では全く表現できない。独立峰ならではの景色。(←正確には出羽山地の最高峰で独立峰ではないんですって。)
この時間、意外にも一番標高の高いこの駐車場に集まる人は少なく、登山愛好家さんはもっと別の場所を好む模様。楽をして登山をしたいわけではないのだな。
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・本家(?)鉾立展望台に集まる人は少ない |
それにしても除雪でどけた雪塊がどえらいデカさに成長している・・・・
ダウンヒルでは・・・・ぬぉぉ。何メートルの雪の壁なのだ!? 絶妙のバランスで崩れていないですが、道路を左側通行で走るとあの雪庇の下を走ることになる。
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・コーナーには吹き溜まり!?雪の壁が! 人の背丈の3~4倍!? |
バイクはだいぶ手前に止めてあるけれど、雪の壁の真横に止めるととても小さく見えるだろう・・・・左側が上がっている場所にはバイクは停めづらいの(泣)
どこもかしこも雪の壁。そして真っ青な日本海と空。素晴らしい。
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・この時期だけ見られる光景 |
この景色に見とれてしまう人は多いのでしょう。タイトコーナーの先でバイクが一台絶景側に膨らんでそのまま側溝に落ちてしまった無惨な放置姿が。私も気を引き締めねば!
ここは2017年の写真撮影遊びをした場所。秋田県側を望むことが出来、これから向かう仁賀保高原がチラッと見えているのかな?
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・2017年に写真遊びをしたあの場所。秋田県側の見晴らしが素晴らしい♪ |
いや~素晴らしい。あさイチ狙いは大正解だったな。これでもか!と絶景を楽しむことが出来ました。
そのまま鳥海ブルーラインを降りてきました・・・・実はココまでのルートは過去に走ったことがあるのですが、残念ながらその後は早々に離脱してしまっていたんです。
だが今回は鳥海山の麓にへばりつくように景色を楽しもう!
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・下界まで降りてきました |
下界でも充分に美しい景色なのですが、とあるところを右折して進路は仁賀保高原へ!
仁賀保高原に行ってみよう!
ははぁ~、あれが事前に日記へのコメントで教えてもらっていた風車群か。
高原ゾーンが台地状になっているのね!わかりやすいなぁ~
目的地は見えているわけだし、下道でアプローチしよう。
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・あの台地の上が『高原』か!分かりやすい |
それにしても爽快な景色だ!
台地の縁を回り込むように走行。こういった道も全て隙がなく完璧な素晴らしさ♪
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・高原までの道も当然素晴らしい |
完全に北海道!
これだけ周りに何もないと、望む鳥海山も見通しがよく素晴らしい。山形県側から見る鳥海山とはまた別の美しさ。
すげぇ~
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・秋田県側から見る鳥海山も雄大だ! |
写真ばかりで全然進まない!
この後の欲張りな行程も有るから程々にしておこう。
台地に登るときはプチくねくね。
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・台地に登る時はちょっとだけアトラクション |
でも道に相当お金を掛けているのか豪快。
台地の上に登れば視界が広がるが、風車の方に行ってみよう。
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・仁賀保高原に登ると風車がお出迎え |
いいねぇ~、青空!
天気予報は全く当てにならん!!
ちょっと走ってやってきた『ひばり荘』なる展望台。このルートもコメントで教えていただきました。
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・仁賀保高原展望台 ひばり荘 |
朝から腹が減っているのでなにか食べようかと思ったら、レストランは11時からの営業ですって。諦めよう・・・・(泣)
かわりに景色を楽しも・・・・う!(絶句) 素晴らしすぎる~~!
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・参った・・・・素晴らしすぎる! |
何この景色!!
鳥海山を走りに行くのであれば仁賀保高原も必ずセットで訪問しないと魅力半減だわ。
今まで何をやっていたんだ私は!!(怒)
ちょっとした小径でもスカッと見渡せる鳥海山。
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・鳥海山以上に鳥海山だわっ! |
この景色の中を延々と走れるんだから素晴らしい!!
鳥海山の山腹に近づくクネクネで楽しそうなルートはまだ冬期通行止。
でも近づきすぎると全景が見えなくなるからこのくらいの距離感がちょうど良いのかもしれない。
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・広大すぎる仁賀保高原は走っても走っても気持ち良い! |
ゴールデンウィーク初日だというのにほとんど他の交通はなく、抜群に気持ち良い。
きっと今頃は首都圏脱出中でここまで波が到達していないのだろう。一日のアドバンテージは相当にデカいゾ!
仁賀保高原と南由利原高原は隣同士・・・・というか境界はよくわからない。
が、どちらも素晴らしい!!
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・隣の南由利原高原もエクセレント! |
細かい枝道もたくさんあって、そこを巡りたい気持ちと先を急ぎたい気持ち。
まあ初訪問で規模がわかったので次回訪問の際の時間配分の参考にしよう。
腹が減っているけれどココまで何もなかったのよね。なにか食べられそうな休憩施設を発見。嬉しい~
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・花立牧場工房ミルジー |
ホットドックとかお腹に溜まりそうなものも有りましたが、乳製品大好きな私は・・・・
ソフトクリーム♪
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・素晴らしきロケーションで食べるソフトクリームは最高に美味い |
屋外のベンチで食べられるのですが貸し切り状態。
味も最高ですが雰囲気も最高。
調子に乗ってチーズケーキも頂いてみました。
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・チーズケーキも頂いてしまいました |
美味♪
楽しい高原ゾーンから標高を下げ、下界へ。
ここで地図をもっとよく見ておけば・・・・由利高原鉄道の終着・矢島駅がすぐそこなのにそれを見逃す私・・・・(泣)
道の駅 清水の里・鳥海郷でランチ
国道108号まで出たら湯沢の街を目指しましょう。
道中でようやく道の駅を発見! ようやくオアシスだぁ~♪
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・道の駅 清水の里・鳥海郷のレストラン『ほっといん鳥海』 |
さっきから空腹が限界を超えている私。ロードサイドにまともな食事処がない土地柄でようやく食事にありつける!
贅沢は言わん!道の駅で良い!!
鳥海山麓・この付近の『百宅(ももやけ)』で栽培されたそばで作った『百宅そば』もありますが、乾麺を茹でるので20分もかかるという・・・・名物らしいのですが、空腹は限界を超えており蕎麦ごときでは満たせない・・・・ガッツリ行こう!
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・炭火焼鳥親子丼 |
名物よりもガッツリ!
だが地元のガテン系の人はみんな『とんかつ』系をオーダーしているぞ!?そっちが当たりだったか・・・・_| ̄|○
- 親子丼は美味しいお肉ですが肉はわずか(かなり薄い)でほとんどタレゴハン(泣)
さすがよく知っていらっしゃる・・・・
ついで(?)だから栗駒山にも登っておこう
今日の宿は山形県の山奥にある肘折温泉の温泉宿。わざと2日目は移動距離を少なくしておいて悪天の場合でもなんとかなるようにするのと、どうせ足が遅い私の走行スタイルに備えるため。
早めに宿に入ってのんびりしたいとは思うのですが、近くに高い山があるのならば登りたくもなってしまうのがライダーの性(笑)
事前に調べた感じでは山頂付近は冬期通行止めとのことですが、この日記へ頂いたコメントでは開いているとのこと。
さぁどっちだ??
まずは山の麓にアプローチ。もうこの程度の爽快な景色は見飽きるほど走ったぞ!
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・進路は栗駒山 |
ちなみに今日も下界は25℃近くこの時期では猛暑。写真では爽快そうですが汗だく。
その道中にはしつこい程に前途の道路情報を警告する看板が!
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・あらら!? これは勝ち目がないのでは??? |
こりゃ〜、ズバリ『栗駒道路は通行止』と書かれている(泣)
栗駒山に登るにはもう一本東寄りの国道を走らねばならぬが、そうすると今日の山形県の宿に戻ってくるのが難しくなるよのね。
まぁ良いや、このまま進んでみよう。
爽快な平野が終わり、山にへばりつくように登坂開始。
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・さぁ、山っぽくなってきたぞ! |
とりあえず頭を抑えられずに山を走っていればライダーには楽しくて仕方がない(笑)
標高が上がってくると視界には雪が出てきた・・・・がかなり暑いのですぐにでも溶けてしまいそうだ。
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・さぁ、雪も出現してきた♪ |
気分も盛り上がってきてさあここから本格的にアタック開始だ!
・・・・と思ったらもう栗駒道路への分岐点。当然通行止(泣)
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・栗駒道路、通行止めっっっ!(泣) |
ここで今走っている国道から分岐して一つ東の国道との間をつなぐ栗駒道路で栗駒峠にアプローチしたかったが叶わぬ夢に。
でも単純にここを往復してこようと思っていたので時間的にはだいぶ余裕ができたぞ。
そのまま国道を直進。雪景色から一転して緑のトンネル。
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・新緑のトンネル |
あら気持ち良い。
道路脇の湧き水には『栗駒神水』と名付けられている模様。
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・栗駒神水ですって! 寄り道しよう |
ものすごい勢いで水が湧いています。
せっかくだから一口飲んでみたらあら美味しい!そしてキンキンに冷たい。
せっかくだから手持ちの水筒の中身を入れ替えてしまおう。
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・冷たっっ! せっかくだから水筒に詰めていこう |
地元のお酒の仕込みにも使われているらしい。
なんてことはない自然が素晴らしい。
舞台は一瞬だけ宮城県。
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・宮城県に突入~ |
やはり県境ってこういう辺鄙なところが似合いますね。
テレ東のバス旅でも県境を越えるのには毎回苦労していますもの。
こちらのピークは湯浜峠。正面には近くて遠い栗駒山の姿。
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・ああゝ栗駒山 @ 湯浜峠 |
湯浜なんて名前で想像つくように、この辺りは温泉がいっぱい!
ちょろっと立ち寄って・・・・と行きたいところですが、Googleナビによると宿の到着時間が16時。
せっかくの湯宿なので早めに着きたいと思っていたのにこの時間(泣)
結局は時間に追われる運命なのね。突っ走るか・・・・
むむむっ!遭遇した道の駅のサブタイトル(?)が『自然薯の館』だとっ!!
これは立ち寄らねばっっ!!
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・道の駅 路田里(ロータリー)はなやま。サブタイトルは『自然薯の館』! |
なんでさっきの道の駅で親子丼などで妥協してしまったのだ!悔やんでも悔やみきれない。ランチはここで食べるべきだったでしょ!
よしっ!もう一度ランチだ!
・・・・おっと、道中がガラガラすぎて今日はゴールデンウィークだったのを失念していた。レストラン大混雑!!(大泣)時間が・・・・(泣)
麦とろ定食を行きたかった・・・・
駐車場では地元のおじいさんに話しかけられ ロスタイム 気分転換。
ここから山形県に戻るには、どうしても幹線国道を使わねばならぬ。
絶対に低速車で溢れているがやむを得ない。ここから先は宿まで移動と割り切ろう・・・・
あれっ!?
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・幹線国道47号で新庄方面へ戻る。ここは快適さを捨てていましたが空いていて快適♪ |
意外と走れるゾ!
遠い!今日は欲張りすぎた!
暑さも手伝ってヘロヘロになってきたので糖分補給(&今晩の酒を購入。)
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・チョコレートの栗駒神水割り |
栗駒神水とともに頂くチョコレートは美味い。体力回復!
山奥の宿・肘折温泉 金生館でゆったりまったり
ちょっとした市街地を抜けたらあとはひたすら山奥へ。
このまま行くと去年までは日本で唯一残っていたダート国道、十部一峠へ通じる国道458号をひた進む。
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・肘折温泉目指して山奥へ |
やかて冬期通行止の看板。その手前に広がるのが肘折温泉郷。
すごい谷間にあり、通じていた県道が土砂崩れで埋まってしまったため、強引に∞形状のループ橋で国道とを繋ぐ『肘折希望大橋』がアクセント。
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・肘折温泉街(手前が肘折希望大橋) |
なんでもこの窪地は『肘折カルデラ』と言うらしく、活火山のマグマ溜まりの上に位置している・・・・と聞くとちょっと恐ろしい気も。
ようやく着いた温泉宿。口コミで『設備はボロいけれど温泉はピカイチ。老夫婦が運営。』の評に惹かれてセレクト。
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・肘折温泉 金生館。年季が入ったお宿 |
だが開口一番『今日はソロ客の予約はないよ!』と素っ気ない態度。
宿側には私は明日宿泊することになっている予約が入っているようで『今日は部屋がないよ・・・・今から準備は無理だから他を当たってくれ』と(滝汗)
うそ〜、こんな山奥で他を当たれだなんて・・・・詰みました。今から東京まで帰る体力はあいにく持ち合わせていない。
むむっ!待てよ・・・・私は当初の予定から一日早めて行動開始するために、予定を変更しなかったっけ?
自分のスマフォで予約状況を確認すると有効なのは『今日の予約』になっていて、『明日の予約はキャンセル済みの予約』として記録・表示されている。
もう一度宿に戻り画面を見せて私に落ち度が無いことを交渉し、急遽部屋と食事を準備していただくことに。
焦った〜、笑い話になってよかったよ。
今日の夜から雨が降り、明日もダメそうだからと屋根付きの駐車スペースを準備いただきました。
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・ボロいながらも屋根の下に駐車させてくれました |
本当に雨が降るのか?
今日も『曇のち雨』とか言いながら天気はバッチリだぞ!?
ふ〜、ようやく落ち着けた。
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・素朴なお宿 |
前評判通り設備的なものはかなりの年季。
昭和に染まるつもりで来たからこれで良いの。どちらかといえば長期滞在の湯治場といった感じかも。
さあ風呂に入ってサッパリしよう♪
肘折温泉郷の中でも黄金温泉という地区だけあって、湯の色は黄金色。
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・肘折温泉唯一の露天風呂付き |
ぷはぁ〜♪♪♪♪
熱め(露天)、普通(内湯)、ぬる目(露天)の三段階になっていて、熱い湯が好きな私にベストマッチ!
宿の食事は素朴だが・・・・地元のお米なのだろうか、ライスが凄まじく美味しい♪♪♪♪
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・素朴な晩御飯だが・・・・お米がものすごく美味しい!(驚)(ゴハンと味噌汁は写っていない) |
ゴハンと味噌汁はセルフで好きなだけ。これが嬉しかった~♪
まさにゴハンを引き立たせて食べるためのオカズって感じ。
食後は部屋でちょっと嗜みます。
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・地元のお酒 出羽桜 |
・・・・今日も充実した一日だった。
素晴らしい鳥海山以上に仁賀保高原に感動しました。あのゾーンだけで一日楽しめそうな感じ。
今回の旅は今日一日を楽しむための設定だったのですが大当たり!大成功!(まだ一日残っていますけれど?)な感じ。
昨日結構気合を入れて移動してきて、結果的に今日もそこそこ走り込み、身体は結構限界(老い)。
ガッツリ疲れているところに日本酒を飲めばすぐにダウン・・・・
明日はどうやら本当に雨らしい(泣)