山岳走行自主規制期間(12月~2月)が過ぎて規制解除されたので、さっそく山に向かってみよう!
いきなりディープな山道はヤバそうなのでライト山道である秩父に向かうことをターゲットに。
昨日は洗車中にラジオを聞いていて大渋滞らしかった高速道路も、今日は平和。幸先が良さそうだな♪
・高速道路を北上 曇り空だが気温9℃でまずまず |
だが天気はお日様望めず。夕方からは雨の予報もあるから深追いは危険。
だがいつもの定点観測地点からは関東平野の縁の山シルエットがはっきりと見える!
・定点観測点 入間川橋からは山並みが確認可能! |
これならば安心だ!
高速道路はあくまでゴチャゴチャした市街地を脱出するため。必要最小限で直ちに下道走行にスイッチしよう。
・いつもの坂戸西SICで流出 |
ここまでくれば混雑からは開放されます。
ナビの目標はいつものJR明覚駅にセットしてあるのですが・・・・
河原沿いの気持ちよさそうな道が『3分遅い』なる表示。旅の楽しさは時間ではない!積極的に道を逸れてみよう。
・・・・が、調子に乗ってさらなる逸脱をして適当に流すモード。
・あえてミスコースしてみました |
ワンパターンはツマラナイですから。
道端には梅の木がチラホラ。開花して春のお知らせの真っ最中。
・沿線では梅が咲き始めている・・・・春ですねぇ~ |
おやっ!?
この辺りは梅の木がアチコチにあるな・・・・と思ったら!
『越生梅林』とだけ書かれたテンポラリ看板がわざわざ設置してあるということは、お祭りか何かを開催しているのかな?
これぞ適当流しツーリングの醍醐味、寄ってみよう!
・臨時の『越生梅林』の看板を発見! 行ってみよう! |
行ったことのない場所に行くこのワクワク感を味わえる場所がこんな近くにまだ有ったか!
会場らしきに近づくとやたらと警備員さんがいて交通整理。バイクが誘導されたのは会場の真ん前の特等席!
・入口の目の前が、バイク専用特設駐車場 |
駐車料金は無料とはとても素晴らしい。自動車で訪問してきた方は遠い方に誘導されていたからな・・・・(そして駐車料金も必要らしい。)
ズラ~っと並ぶ梅の木。協力金¥400円とのことですが喜んで払います!
残念ながら梅の花はまだ咲いたばかりという感じですが、会場がどんな感じなのか未知数なところも多いのでじっくり見よう。
・満開ではないけれど、せっかくだから見ていこう |
結構な数のお客さんが来ていますね。ちょっとだけ訪問した時期が早そうで、来週になれば良い感じかしらね?
ただ、来週末は仕事・・・・_| ̄|○
この瞬間まで知らなかった場所なので狭い場所を勝手に想像していましたが、意外と広い。
・結構広いぞ!さすが梅林 |
水戸偕楽園、熱海梅園と共に『関東三大梅林』の1つとされているのだとか。知らなかったよ~(汗)
関東三大梅林の一つに数えられている越生梅林は、1350年頃に九州の太宰府から小杉天満宮(現:梅園神社)を分祀する際、菅原道真公にちなんで梅を植えたことが起源とされています。
その後、越辺川左岸が梅の生育に適していたことから梅を多く植え、その実で梅干しを作るなどしたことから、梅の里として知られるようになりました。
現在の越生梅林は梅園神社向かいの越辺川岸に位置し、約2haもの広大な面積を有する梅園として整備されています。
構内の看板によるとだいぶ歴史もあるみたいだ!
構内にはミニSLも走っているゾ!
・ミニSLも走っているみたいです |
なんでも東京工業大学附属高校の機械科学生さんの手作りなのだとか。これは素晴らしい。
けっこう咲いている個体もあって楽しい♪
・結構モフモフ |
これは絶対に来週以降にリトライしてみたい・・・・
奥の方まで歩いてきましたが、幅は広くないけれど川に沿って奥行きがあるレイアウトで、奥のほうが静かなのは河津桜まつりと同じかな。
・結構広いぞ! |
ドンピシャな時に来れば見ごたえがあることはよく理解できました。
おやっ!?奥の方には花より団子ゾーンもあって、これで人を奥地まで呼び込もうという作戦か?
・休憩ゾーンには出見世が出店しお祭り気分 |
ちょっと朝が早いのか、まだようやくスタンバイが終わったくらい。
とてもお腹が空いていてたい焼きでも買いたい気分ですが・・・・まだ焼いていない(泣)
ナチュラルに否定されましたが、デブ防止にはこれくらいの仕打ちの方が良い。
さ~て、それではお目当ての山に登りますか。
当初の目的地のJR明覚駅からはだいぶ逸れてしまったので直行で。
・気を取り直して山に行こう! |
ふらっと流す際の愛用ルートである、県道172号白石峠への道。
上の写真の青看板のところで鋭角ターンしたあとが本格的な山ゾーン。
未だに『冬タイヤ着用』が掲げられていますがまぁ大丈夫であろう。
・さ~て、凍結具合はどんな感じかしら? |
路肩の雪の残り具合とかを見ても全く残っていないので、これならば安心して走り込めそう。
ヒャ~久しぶりだから楽しい~♪
・久しぶりのクネクネだぁ~♪ |
小刻みなコーナーをバイクを操って登る道が私好み。
最初のうちは偵察ということもありペースを落としていましたがまったく問題はない。
ガンガン行こうぜ!
・まったく凍結していないな |
標高も上がり気温も5℃まで下がりましたがその程度。
おそらく夜間は氷点下近くまで下がりそうですが昼間にはすぐに溶けてしまいそうな感じ。
標高530mの白石峠。県道の終点でもあります。
・ピークの白石峠に到着 |
うんうん、雪は全く残っていない。
夏場はここにチャリダー目当ての清涼飲料水を販売するワゴンカーが居るのですが、さすがに今は誰も居ない。
ここから先は管理ランクが下がる林道奥武蔵グリーンライン。
えっ・・・・滑り止めがない車両は通行止めだと!?
・白石峠から先は・・・・滑り止め装着車以外通行禁止!? |
まあ行くしかあるまい。それこそが今日の旅の目的なのだから。
あららっ!?いままでとは状況が一変し路肩に雪が。
そして二輪車が走る車線の中央に雪塊!!(汗)
・むむむっ!路肩には雪が!(一箇所だけは中央にも雪!) |
まだ400ccのバイクに乗っていた頃はこのパターンでコケたのよね。
警戒走行をしていたので回避できましたし、路面中央の雪はここ一箇所だけで済みました。
まだ標高600mクラスでも日陰は警戒が必要だな。
スローペースで定峰峠までやってきました。
・定峰峠 峠の茶屋は元気に営業中・・・・周りにだれもいないけれど |
この峠の秩父市方面側はまだ通行止め。
まぁこの通行止め偵察の話は明日の日記に分離することにして今日は触れないことにしましょう。
ここからは県道で峠を降りますが、ここもドライですね。
・定峰峠ダウンヒルも凍結の心配なし |
凍っているか否かは相変わらず予測しづらい。
一旦降りたあとは再び山に登り秩父高原牧場。ここの登り坂も好きなのよね。
・爽快な秩父高原牧場 ここにも来られる時期になったか! |
だが牧場のソフトクリーム屋さんはまだ営業していない時期。景色だけを楽しみます。
再び山を降りれば秩父の街。秩父の街のシンボルを正面から捉えることができます。
・秩父のシンボル 武甲山 |
石灰石の街、秩父。山の形が変わっちゃうほど採掘され尽くしていますが、この先どこまで削り続けるのだろうか?
今の現役の採掘場への貨物線が分岐している秩父鉄道・影森駅の近くにある"大島うどん"。
・秩父のオアシス 大島うどん |
裏通りにあるので知る人ぞ知っているお店。でも最近はインターネットパワーなのかだいぶ人が増えたような気もします。
普段は冷たい汁で食べる海老天付きの『二天一流』を攻めるのですが、今回は温かい汁の鴨せいろにしてみよう♪
・今日は『鴨せいろ』にしてみました |
素晴らしく美味しそうだぞ♪♪♪♪
最近は鴨系をセレクトすることが多かったのですが、出汁を取るだけで鴨肉はしょぼかった・・・・でもここのは違う!
しっかりとした鴨肉がたっぷりと楽しめますし、もちろんうどんも美味い。
いや~、程よくお腹が膨れたぞ。
最後にもうひと峠を越えて帰ろう。
自称・秩父裏街道で名栗村方面へ。この峠路は国道299よりも遥かに面白い!
・帰りは山伏峠を越えて自称秩父裏街道へ |
おっと・・・・ここも峠の北側の日が当たりにくいところには雪が残っている。
交通量が多少はあるので真ん中に雪はなさそう。
たがこんな感じだと雁坂トンネル越えはもう少し先にならないと歯が立たないな。
峠のピークまで来てしまうと雪は消滅。
・山伏峠 H=610m |
南側は快適なワインディング走行。
楽しいねぇ~♪
・クネクネは最高に面白い |
バイクを趣味にしていると、季節を肌で感じて行動範囲が変わるし、天気にも左右されて行動範囲が変わる・・・・
だからこそ制限が解除される春の楽しさが倍々になるのよね。
さあ、走るゾ~~~~