懐かしい路線バスの押し釦・・・・大光電気製ですって!

出張で全国色々と行くことが多いと思う私。交通手段も飛行機から新幹線、在来線特急に普通列車、高速バスに路線バスと様々。

・【使いまわし写真】路線バス(特に本文とは関係ありません。)

だが、兵庫県出張でバスに乗った際に思わずノスタルジーに浸ってしまったのですねよ。


それがこのレトロな『つぎ、止まります』の押しボタン。

・緑色の上下に押し込むタイプ。大光電気製ですって

うわ~!懐かしい!(歳がバレるって?)
昔は全部これだったと思うし、エアコンもない非冷房車だった・・・・
ちょっとインターネットで調べてみたら"大光電気"という会社の製品らしい。こんなところまで研究しているマニアの方に脱帽です。


スイッチ中央のマークは子供の頃はよく分かっていなかったのですが、会社名から『』の部分で構成されたロゴマークだったのね。
今でも活躍しているということは、補修部品とかまだ販売しているということなのね。


上下が逆に取り付けられているのは、ボタンを下にして設置すると押す場所が見えなくなり、現代人にはボタンとして認識されないからか??


そのバスには壁面にも押し釦が付いていて、それがこちら!

・オージ製 WS-20

うわ~!これも懐かしい!
あの緑色の押し釦から次世代の冷房付きのバスに変わった際にこれが付いていたよ。押すと紫色に光って『とまります』の字が浮かび上がるのが近未来的に見えたなぁ!
・・・・って子供の頃の記憶ってここまで残っているのか!よほど押したくてたまらなかったんだな(笑)


バスの押し釦と同時に記憶しているのが中扉開閉時のブザー
非冷房車の頃はこれが今みたいないわゆる電子ブザーではなくて、『ギギギギギ』と鳴るやつだったと記憶しているのですが、名前がわからない。


先程の押し釦を調べる過程で『大光電気』社に行き着き、そしてブザーもこの会社の製品ではないのかと調べてみたら・・・・ヒット!


大光電気『電磁ブザー』というらしい。

うわ~、これこれ~(笑)


これは母親から聞かされていた話なのですが私は小さい頃はこの電磁ブザー音が大嫌いだったようでして、母親に連れられて繁華街で買い物をしてバスで帰る際にある程度の確率でこの電磁ブザー車に当たるわけですが・・・・
ギギギギギと鳴ると怖かったらしく、鳴るたびに私が泣きわめいていたんですって(汗)


なので母親はなるべく途中から(中扉が開いて)人が乗ってこないように祈り、どうしようもないときは途中で降りて一本後のバスに乗り換えていたとの苦労話を聞かされるんですよね。


当時は電子ブザーなんてものがなくて、機構的にはベルの一種だったのかもしれませんが・・・・
そしてマニアの方ではこれらを『電磁大光』とか『電子大光』と呼称しているのだとか。そして世の中には、電磁大光がトラウマになっている人が結構いる事実も知れてちょって嬉しかった!


あの緑の押し釦を見るといつも思い出していたこの昔話。今後は見るたびに電磁大光もセットで思い出されることでしょう(笑)