VFR800Fは22年10月分で生産終了。新環境規制EURO5未対応車の運命

今日、ホンダからショックな発表がなされました。
徐々に厳しくなる環境規制により、現行バイクが販売継続できないので製造販売を中止する・・・・そのリストに我が愛車VFR800F(RC79)系も含まれていました・・・・(泣)


まあ5年ほど前からなんとなくヤバそうだと危機感は抱いていましたがね。
下の図は、年々厳しくなるEU圏の規制を表したもの。

・【使いまわし画像】二輪車排出ガスに関する動向
https://www.env.go.jp/council/07air-noise/y072-54/mat%2002.pdf/02%20%E8%B3%87%E6%96%9954-2.pdf より引用

ワールドワイドで販売するバイクはどうしてもこの規制に影響を受けてしまう・・・・
日本の規制も時期が微妙にズレている以外は中身はほぼ一緒。


私のバイクはEURO3対応車無印RC79)。
そして2017年にはEURO4に対応したVFR800F(2BL-RC79)を発表。形式の頭に『2BL』と付くのが二輪車共通のEURO4対応の証

https://…/2017/01/16/ VFR800F(RC79)マイナーチェンジ車 本日発売!

そして更に厳しくなるEURO5に対応すると『8BL』が冠される・・・・がその発表は無かった。


そして今回の発表に至ります。

・生産終了決定ッ!!CB400SFさらにVFR系やゴールドウイングまで

やはり・・・・か。
車載コンピュータにより排ガス閾値から環境部品の寿命診断が必要とのことで、周辺の部品全体を高度化しなければならない。


その開発費を、販売台数の少なさでペイ出来ない。驚いたのは結構売れたCB400SFも継続販売中止されたこと。

・生産終了となる機種 VFR800F・・・・あぁ(泣)

まあ400ccだと日本国内専用となってしまうからやむ無しか。


しかしこれでホンダのV型4気筒エンジンの歴史が終わってしまうということ。

・フォースV4の血統、35年の歴史にピリオド

多様性を維持するほどメーカーも余裕がないんだな。
しかも近いうちにガソリンエンジン車の販売禁止とか言う時代がやってくるから、メーカーも開発投資すらできない。


しょっぱい世の中だよ、まったく!!