自宅の壁に空いた釘穴を塞いでみた件

自宅の壁・・・・おそらく石膏ボードにクロスを貼り付けたものなのでしょう。


よくやる失敗として壁になにかものを留める場合に、木ネジで締める際に裏に木柱のあるところでないとダメ。
石膏ボードだけの部分に木ネジで締め付けても、その瞬間はよくてもすぐにねじ山が砕けてネジが抜けてしまう・・・・


我が家の場合、なぜか最初から取り付けられていた洗面所のタオル掛けがそれでして、抜けてしまった!

・洗面所のタオル掛けが抜けてしまった跡

ここに再度ネジ止めしてもまた抜けてしまうのは明白なので、ここの使用は諦めて放置・・・・


もう1年以上、とにかくずーっと放置
しかしこの見た目はみっともないと常々感じており、お盆休みが暇で仕方がなかったのでこの穴を塞いでみることにしました。


ホームセンターでこの手の穴を塞ぐ製品が売っているのは知っていたので、購入してきました。

・クロスの穴うめ材スーパー(ホワイト)

ホワイトアイボリー2色が売っていたので、とりあえずホワイトを購入。税込みで¥400円しなかったかな?


中身はとにかく単純。先が細くなった容器に入った材料と、はみ出した材料を拭き取るスポンジ

・中身は単純です

これだったら私がバイク系などで愛用している弾性接着剤でも良い気がしますが、この穴埋め剤は発泡剤が配合されていて、固着後にドライヤーで温めて膨らませる事ができるのが特徴。


さっそく使ってみますか。容器の中栓を外す際に手が汚れる可能性があるくらいで、あとは手は汚れずピンポイントで穴に材料を注入可能。

・石膏ボードに材料を注入

そこそこ強く容器を押してもゆっくりと材料が出てくるので、周りを汚してしまうこともない。


とりあえず注入完了。

・穴を一つ塞いでみました

ちょっと量が足りないかな?
しかし最初からあまりギリギリを狙っても周りを汚すだけだし、あとから発泡させる事もできるので、これくらいにしておくかな?


必要であれば初回分がある程度固まってから、継ぎ足しも可能なので気にしない。
もう一つの穴にも処方。

・2つの穴を塞ぎました

ホワイト色を選択したのは失敗なようで、アイボリー色のほうが無難にカモフラージュできそう。この時点では結構目立っていますね。


一日放置すると弾性接着剤のようにゴム状に固まり、そして爪などで形を整形できる。『引き』で見てみると・・・・

・処方後

穴が開いて放置していた頃よりも確実に目立たない
良いんじゃなくて!?


気を良くしてもう一つ。居間に棚が設置してあったのですが、これはネコのトムさんにとっては絶好のアスレチック!

・まだ棚が健在だった頃の写真

こちらは脱落してから5年位放置しているんじゃないですか?


こちらも穴が空いていて気になっていたのですが・・・・なんと作業前の写真を撮り忘れ!(汗)
なので作業後をどうぞ。

・居間のクロスの穴を塞いだあと(よく見ないとわからない♪)

色の選択以外は完璧!
固化後に爪で周囲のクロスと同じような凸凹を付けられるので、ボコボコしたクロスのほうが馴染みやすいみたいです。


こんなに安価な部材で、こんなに手軽に直せるのであれば、サッサと補修しておくべきでした(笑)