愛車のバイクVFR800F(RC79)に2つ存在するオプションカプラ。
リア側・・・・というかシート下にあるオプションカプラの存在はメジャーで、市販の電源分岐ケーブルを接続することで、容易に電源を取り出せます。
https://…/2017/09/05/ VFR800F(RC79)オプションコネクタ用ハーネスなんてのを売っているのね!
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・【使いまわし写真】キタコ製 電源取り出しハーネス #756-9000100【写真左側】 |
コネクタ自体はこのバイクで多用されている住友電装製HM090型。安く済ませるのであればコネクタ単体でもバイク用品店で売っている(デイトナ型番が付いている。)ので、それを買って自分で組んでも大丈夫。
そしてもう一つがフロントオプションカプラ。
場所的にフロント周りになにか電装品を増やすのであれば有利。実際このカプラは、ホンダ純正ナビG3を取り付ける場合に使用するために準備されています。
・・・・が、コネクタがここだけHM090型では無いのよね(泣)
そこで、このコネクタの素性を暴くとともに、ついでに電圧計を取り付けることにしました。
https://…/2021/08/09/ 愛車VFR800F(RC79)のフロントオプションカプラ電圧計作戦・始動
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・【使いまわし写真】フロントオプションカプラ |
バイク側は端子が露出していないメス型カプラ。これは電圧がかかっている端子を露出させると危険なため必ずこういう仕組みになっているのですが、おかげで端子幅がわからない。
防水性を確保するためにはメス型カプラだけでは不十分でオス型カプラも装着されているのですが、あくまで側だけで端子が一本も存在しないダミーカプラ。なので端子幅が・・・・(笑)
そこで写真照合し住友電装製『HW090型』『HX040型』に的を絞り通信販売。一つ約¥500円。
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・上:HW090オスカプラ・下:HX040オスカプラ |
こういうのが通販で、しかも1つ単位で購入できるって本当にありがたい時代ですね。
商品が到着したので、さっそくバイクで現物合わせと行きましょう。
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・VFR800F(RC79)の左カウルを外しました |
左ロアーカウルと左サイドカウルを外す工程は、雑多なため省略。
バイク側のステーに固定されているコネクタクリップをつまんで外すと、フロントオプションカプラがお目見え。
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・フロントオプションカプラを取り外したところ |
コネクタクリップ(ホンダが出版(?)しているナビG3用サブハーネスの説明書でこの用語を使っているので、これを使用します。)はコネクタの部品ではなく、ホンダ側の部品。コネクタ自体をバイクに固定するためのもので、コネクタ側もこういった部品を取り付けられるようにはじめから考慮されているのよね。
コネクタクリップは取り外しが可能なので、ダミーではない本物のカプラに移植します。
さて、それではまずHW090型との実物比較。
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・ダミーカプラとHW090カプラの比較・・・・_| ̄|○ |
・・・・合わない(泣)
明らかにHW090型カプラのほうが開口部が大きい。だがそれ以外のクリップ取り付け部分とか、コネクタの凸部分とかはそっくり!惜しいっ!
これは行ける気がしてきたぞ!
つづいては、HX040型カプラとの実物比較・・・・
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・住友電装製 HX040型カプラは・・・・フロントオプションカプラにぴったり! |
バッチリ! HX040型カプラで正解です。
・・・・て言うか、ブログ的にはさっきのと同じように並べた写真が必要でしょうよ。(だって~、並べたら瓜二つだったので、すぐに結合させてみたくなっちゃったのよね(笑))
ここまで来ればあとは簡単。
バイク側のホット・グランド線の配置に合わせて、こちらもコネクタを作成するだけ。
最初からここを使えば、ハンドル周りにUSB電源を設置するのも(ガソリンタンクの脇をケーブルを横断させる必要がなく)簡単に行けそうですが、後の祭り。
そして今日現在『住友 HX040』でググっても、バイクで活用している情報は出てこない・・・・。相当マイナーなのかもしれない。
電圧計取り付けの話は内容がブレるので、別日に書くことにします。