バイクが経年で劣化してボロボロになるように、家も経年でボロボロになっていく・・・・
酷くなってからだと手遅れなので、こういうのは早めにメンテナンスしておいたほうが結果的に安く済むのよね。
・【使いまわし写真】外壁&屋根の塗装時期 |
なので外壁塗装と屋根の塗装をしようかと、密かに今年の目標に組み込まれていました。
訪問営業もありましたがそういうのはすべてお断り。こちらで探した業者さんにこちらからお声がけ。
一度業者さんに自宅に来てもらい、図面起こしと診断、さらにドローンでの屋根撮影。そして見積もりができたというのでショールームにお邪魔して、色々説明を受けてきました。
まあ今日も雨だったし、バイクで出かけられないのでちょうど良かったわ~。
想定していたよりも価格が安かったので、塗料をグレードアップ。
外壁は汚れがつきにくい『ナノコンポジットW』塗装をチョイス。色のバリエーションが少ないのが欠点ですが、機能性を重視。
・外壁塗料は、ナノコンポジットW |
ナノサイズのガラス粒子を内包した樹脂を大量に含んだ塗料が石やガラスのような性質となり、雨で汚れを洗い流すのと、色あせしにくい。
とにかく暑くて寒い家なので、屋根は『遮熱塗料を』と思っていたので相談したら、遮熱と断熱の違いをご存知ですか?と。
- 遮熱塗料
- 日光を反射し熱を溜め込まないようにする塗料
- 夏は確かに日光を反射するが、冬も反射するので寒い。その割に夏は体感出来るほどの差は出ない(数℃くらいの差)
- 断熱塗料
- 熱を伝えないようにする塗料。遮熱性能も含む。夏は外の熱い空気を中に伝えず、冬は中の暖かい空気を逃さない。体感できる差が生まれる。
- だが表面がザラザラしているので汚れがつきやすく、色もパステル系の明るい色しかない
→ショールームは屋根の他に内装も断熱塗料を使用。高価な業務用エアコンの台数を減らしたかったそうのですが、広い空間でもエアコン一台で事足りているとのこと。
説明を受けて断熱塗料ガイナをチョイス。
・断熱塗料 ガイナ |
それでも6万円しか上がらず、その場で即決。
よく数社に相見積とか価格交渉とか聞きますが、そこにかける時間が勿体ない。想定予算内だったし、お互い気持ちよく仕事をしたい・やってもらいたいですしね。
断熱塗料、理想は内装にも施しておきたいところですが、それは今更無理なので、とりあえず屋根だけ。
熱伝導率が高い、鉄板でできた物置のような構造のものに塗布すると体感が全く異なるそうで、デモンストレーションでも体感させてくれました。
白熱電球を日光の代わりに見立てて模型の金属風屋根の建物に照らし、温度差を計測。非断熱は90℃を超えて手では触れない程熱いのですが、断熱塗料塗布の屋根は50℃台とまるで違う!
ただ、実際の家の屋根は鉄板ではないのでここまで差は出ませんが・・・・
一応(やや)ダーク系の色もあることはあるのですが、明るい色ほど断熱性能が良いので、機能性を重視したいところ。けれどもそういう色ほど汚れが目立ち、汚れやすい性質と相まって、色のチョイスがなかなか難しい・・・・(泣)
実際の塗装作業までにはシミュレーションとかまだまだやる事がありますが、来年の夏がちょっと楽しみです。