先日、関東電気保安協会の電気設備安全点検で、不適合を指摘されてしまった我が家。
https://…/2020/09/07/ 関東電気保安協会の電気設備安全点検で指摘を受けてしまった件
安全の為にはすぐにでも補修しておかないと危ない!
まさかこんなところでも電気工事士の免許が役にたつとは・・・・という感じ。
予め、電気絶縁用自己融着テープを購入しておき準備万端。
https://…/2020/09/12/ 電気絶縁用自己融着テープを買ってきましたよ
そしてここが問題の電気メーター。
・【使いまわし写真】電気メーター スマートメータータイプ |
パッと見る限り、ケーブルの露出もないし極めて健全・・・・なはず。
だがしかし、下から覗き込むとちらっと見えるケーブルの被覆がひび割れているのです。
・【使いまわし写真】電気メーターを下から覗き込むと、ケーブル被覆の劣化が確認できます |
紫外線に弱いCVケーブルを、こういった目視できる場所に設置するからだよなぁ。コレを放置していくと被覆がポロポロと剥がれ落ちて、導体が完全露出という危険な状態に陥りそうです。
というわけで、"テープ巻き"を処方。
さっそく電気メーターの化粧パネルを外します。ここはプラスネジで軽く締められているだけなのでイージーアクセス。
・化粧パネルを外すと、通信モジュールと端子台 |
目につくのは電力会社に電力量を通知する通信モジュール・・・・こんなので一体どこまで電波を飛ばしているのだろう。
調べてみたら、直接電柱の基地局と通信している場合もあるけれど、隣近所のモジュール同士で通信してバケツリレーで基地局とつながっているのだとか。なるほどね。
手前に引けば引っかかりもなんにも無く取り外せて端子台がコンニチハしますが、今日はここを触るつもりはないし、一次側の端子台を外すには電力会社への申請も必要だろう・・・・
なので端子台は触らず。
でもそうなると予想はしていましたが、ケーブルへのアクセスが難しい。邪魔になるベースプレートを少し切り離させてもらおう。
・ベースのプレートを一部切り取って作業 |
うんうん、これでだいぶ作業しやすくなったぞ~!と、下半分は単線それぞれで保護。
奥の方は作業性の問題で、3本まとめて保護。
・一次側のテープ巻き作業を完了 |
手前の電力メーター交換時に治具を付けなければならない箇所を除いてテープ巻き完了。
同じことを2次側も。
・これで1次・2次の双方の作業が完了 |
よしよし、これで紫外線からは保護できそうですね。
化粧パネルを元通りに取り付けて終了。
・作業後にしたから覗き込む・・・・ |
下から覗き込んでも、テープ巻きしたケーブルだけか見えます。
というか、この化粧パネルの隙間自体を遮光性のあるプラバンか何かで塞ぐのが最も効果的な防御な気もしてきました。
これであと10年くらい持つかしらね?