休日。仕事が前倒しで進んでいるのでお休みなのですが、毎回どうやって過ごそうか苦痛。まあ手軽に行ける由布院かなぁ・・・・?
おんせん県、大分。そんな温泉だらけの大分を代表する温泉地の一つ、湯布院。
温泉を示すときは由布院温泉で、国民保養温泉地を示すときは湯布院温泉。住所は大分県由布市ですが、旧町名は湯布院町、近くの高速IC名も湯布院だけれども、駅名は由布院。最近できた道の駅はどちらにするのか決め兼ねたのか平仮名だし。
あぁヤヤコシイけれど、普通の人はこんな所は気にしないか(笑)
普通列車で行くとなると、朝7時台を乗り過ごすと次は昼12時台という、恐ろしいほど本数が少ない。特急料金を出せば一時間に一本は有るのだけれども・・・・
まぁ『手軽に行ける』という点を重視して、今日はお昼の普通列車で。(←午前中は洗濯をしていました。)
・暖かい駅 |
相変わらず暖かみがある駅。人影が程よく少ないというのも私好み。
普通列車。
・普通列車 大分行き |
列車がやってくるまではワクワクしていたのですが、到着した列車を見て愕然。オールロングシート・・・・_| ̄|○
よかったよー、早々とビールを買っていなくて(笑)
田舎景色の中をのんびりのんびりと・・・・小一時間の小旅行。
車窓は先日の別府温泉観光の際に撮影したので、今日は省略・・・・ていうかロングシートなので180°ひっくり返らないと撮影できず、周囲の目もあるので自粛(笑)
https://…/2020/01/19/ 九州出張7日目:おんせん県なので、温泉入りに行こう
前回は7時台の電車に乗って由布院をスルーして、別府温泉に行ってきましたが、今日は由布院駅で下車。
駅舎を出て目に飛び込んでくるのは・・・・
・視界いっぱいに飛び込む 由布岳 |
由布岳!
すげぇ~、街の構造がよく出来ているなぁ~! 電車からはよく見えず、駅構内からもよく見えず、駅舎から出ると正面に飛び込んでくる絶妙さ。
喫茶店とかプリン屋もありそうだし、時間が余ったときの対応も大丈夫そうね。先週の杖立温泉では時間が余って懲りたからなぁ~(爆)
https://…/2020/02/02/ 九州出張21日目:昭和の香り・・・・杖立温泉でゆったりしよう
さっそく電車の中で調べておいた温泉へ。機動力がない徒歩移動なので行けるところが限られているけれど、まぁそれはいずれバイクで来たときのお楽しみということで。
・駅から離れると、突然ひっそりとする湯布院温泉 |
おっと・・・・・いきなり人影がなくなった。
大観光地といえどもこんなものなんだ。いや・・・・こういうほうが絶対に良いよ。
温泉湧出量が全国2位というポテンシャルをもちつつも、一箇所ではなく広範囲に分散して湧出しているという由布院温泉。宿が散らばって配置されているので、その間はゆったり平野がお出迎え。
・雄大な・・・・由布岳 |
そして駅前で必死になって撮影するのがバカバカしくなるくらい、綺麗な由布岳が人影なしで撮影し放題。
なんか思っていた温泉街の散歩とはイメージが違いますが、一応これでも温泉散歩。
15分ほど歩くと・・・・
・由布岳温泉 |
・・・・お目当ての『由布岳温泉』。大きめのホテルの露天風呂は数あれど、こちらは共同風呂のような感じ。
またしても貸し切り! 先週の杖立温泉といい、先々週の別府温泉といい、私が行くようなところはみんな貸し切りだなぁ。一般の人と趣向が違うのかしら?
内風呂の他、露天風呂も。
・誰もいない。正面が露天風呂、右が内風呂 |
時間的には午後2時半と、他の方々が居てもおかしく無さそうな時間なのになぁ。
ていうか、床が全然濡れていない。一番風呂と勘違いしてしまいそうな静けさ。もちろん源泉かけ流し。
・床が濡れていない |
源泉は蛇口から随時出ていて、そして水が溢れないギリギリのレベルに排水パイプが配置され、目立たないけれどお湯が入れ替わっていく構造。
これが噂の『絵の由布岳』か(笑)。
・露天風呂の壁面に描かれている、由布岳 |
Web掲示板などでは、これを見てがっかりだ的な意見もありましたが、いやいや、ちゃんと外には由布岳が見えるんですよ。ただ、湯船自体がグラウンド・レベル・・・・相対標高0mの位置にあるので、どうしても塀を高くしなければならず、その関係で湯船に浸かると由布岳が見えない・・・・
あるいは、天気が悪い日でも山並みが見える配慮でしょう。
私も掲示板の噂から、銭湯に描かれる富士山的なものを想像していたので、これは嬉しい誤算。
ビル(とはいえ由布地域では高い建物が規制されており、あまり高い建築物はない。)の上にある露天風呂ならば確かに眺めは良いでしょうよ。
あるいは由布岳の中腹に有るような宿であれば塀は低いのでしょうけれど、機動力が必要になっちゃうしね。
・最高のまったり度 露天風呂 |
ふら~っと来て、温まるには最高の贅沢。
何も足さない、何も引かない・・・・一人だけの時間・・・・
十二分に温まったところで、また来た道を戻ろうかとも思ったのですが、往路で大体の距離感がわかったので、これならば歩いて金鱗湖まで行けそうな気がしてきたゾ。
・湯上り後は、わざと遠回りして帰ろう |
湯上がり散歩・・・・ほとんど人影がない。
観光マップでもない、ナビでもない。ただのポケットマップルを使って適当に歩いてみると、小川沿いの良い感じの道。
・小川の音を聞きながら |
やがてダート路に入り、湖らしきが見えてきた・・・・どうやらここが金鱗湖?
もっと山の中腹の標高が高いところにあって、到達にとても苦労しそうだと勝手にイメージしていたのですが、これならば最初から普通に来られた気が。
地図で見ると流れ込む川が無く、流出するだけ・・・・地底から温泉が湧き出ているのだな!(←正確には流入する河川が5つもあるそうで、そのうちの一つは水温30℃ですって。)
・いつの間にやら金鱗湖 |
幸せな時間はここまで。
湖の反対側は、人・人・人! いきなり観光地モードに切り替わった! ていうか私が観光マップとか一切無視して適当に歩いてきただけでして、王道はこちらの道らしい。
ここから駅に舵を切りますが・・・・
・メインお土産ストリート・・・・は人の波! |
真っすぐ歩けないって!! 真っ黒い帯はすべて人の頭!
やっぱり全国に名を轟かせる観光地が、こんなにガラガラの訳がないんだよ。でも宿泊ゾーンと観光ゾーンがしっかりと区切られていると言うのは、それはそればよいのかもしれない。
あちこち食べ歩きをしたくなるお店。あるいは猫カフェやら豆柴カフェ。
・豆柴カフェ |
・・・・って、ゴテゴテしすぎでケバいぞ看板が!
駅までずーっとこの調子だからな・・・・こちらをずーっと歩いていると幻滅してしまいそう・・・・
おっ、こちらは行ってみたかった共同温泉だったけれど、ルート的にはこちらをターゲットにしていなくて大正解。
・乙丸温泉館 |
ただ建物やら温泉はレトロな感じでいいな。
こちらは・・・・スヌーピー好きな人だったらば避けて通らない茶屋。
・スヌーピー茶屋 |
だがソロおじさんが入るのにはちょっと敷居が高い(笑)
だんだん駅が見えてきた・・・・しかしこの時間に喫茶店でも・・・・と思ってもすでに満席。
皆さん夕方の大分行きだったり博多行きの特急が出発する時間が近いので駅付近にいるのか。私も公共交通機関しか足がないので、この波と一緒に行動しなければならないのは辛いなぁ。
特急列車が去った後の、静かな普通列車。
・帰りもゆったり、普通列車 |
片道千円チョイのお手軽旅。
いゃ~、贅沢~♪