アメダス観測装置

バイクで出かけるときや、普段の生活の際にこの辺りの気温がどのくらいなのかを調べる際に活用させていただいている、気象庁の気象観測網のひとつ『アメダス』。


全国約1,300箇所に設置されている自動観測所とセンターを電話回線で接続し、10分毎の気象観測情報を収集して、予報のデータとして使用しているとともに、実測値として公開している・・・・


小学校の理科の授業で気象観測とか大好きだった人間にしてみれば、そのアメダス観測所ってどういうものか気になるのよね。
百葉箱的なやつ・・・・のもう少し高度化したやつかしら。


1,300箇所あるとはいえ、地名しか場所が公表されていないのでまず当てずっぽうで遭遇することは不可能・・・・


不可能?

・アメダス 井川地域気象観測所

・・・・って、先日のツーリングの際に偶然発見しちゃったよ。人生初のアメダス観測所(笑)


ていうか、私がいかに前を見て走っていないのかがこれでバレてしまう(核爆)


あっ、図鑑でみた観測機器と同じだー!

・柵で囲まれた露場と、各種観測機器

反射熱の影響を排除するため、芝生の地面(・・・・あっここでは雑草対策なのかシートが敷かれている。)に、地上高1.5mの位置に温度計。筒の上部に電動ファンが付いていて、常時下部から上部に向けて気流を起こしていて、その中に電気式温度計を内蔵。
雨量計は風の影響を抑えるためのフードがついているのかな? 雪のような固形物も測るためにヒーター付き。


電柱の上部には・・・・

・風向風速計と日照計

風向風速計日照計
周囲を山に囲まれているから風向風速計はちょっと偏差がありそうだな


どのくらいの周期でメンテナンスにやってくるのか不明ですが、あんな高いところに取り付けた観測機を点検するのは大変だろうし・・・・露場の草刈りやら雪かきやら雨量計に落ち葉などが乗ってしまうとか、なんたって1,300箇所もあるのでその維持には大変な労力がかかっていますねぇ。
近年の局所的な気象現象では、今の数倍の観測網を設置しないと現象を掴めないので気象レーダーに頼るしか無いのでしょうね。