土曜日の某ルーティーンをしつつ、自宅に戻ったら・・・・悲痛の叫びが。
バイク(SL230)が壊れたんですって。
えっ!?どう言うこと?
・壊れたバイク ホンダSL230 |
なんでも、近くのスーパーに買物に行き、そこから帰ってくる際にうんともすんとも言わなくなり、押して帰ってきたのだとか。
確かにキーを捻っても、何も動かず。
ヘッドライトを始め、メーターにも電源が来ていない模様で、どうやら電気系統だな。
さっそくネジふたつを外し、テスターでバッテリー電圧を測定するも、正しく12Vちょいを示している・・・・
次はヒューズだな。メインヒューズがありそうな、スターターリレーと一体となった部品が怪しい。あった!メインヒューズだ。
・まずはメインヒューズを確認 |
メインヒューズは異常なし。ここまで当然バッテリ電圧がちゃんと来ている。
う~む、この先はどこかにヒューズボックスがあって、そのうちの何処かが死んでいるのだろう。
サービスマニュアル等の整備情報がないので、手探りで見ていくか、あるいは世間の皆様の情報をグーグル先生に教えてもらうしかない・・・・
どうやら、ヒューズボックスは存在せず、メインハーネスに巻きつけてあるヒューズが、サブヒューズというらしい。
な~んだ、てっきりなにか後付部品を付けた際の分岐とそのヒューズだと思っていたわ・・・・
さっそくサブヒューズを見てみたら・・・・
燃えている!(そして痛恨の写真撮影漏れ!(泣))
・痛恨の写真忘れ 引き抜いたあとの焦げたヒューズ |
とりあえずヒューズを引き抜きましたが・・・・ヒューズが切れずに燃えるって・・・・ヒドイな。
当然ヒューズホルダー側も焦げたと言うか、溶けたと言うか・・・・異常な電流が流れた跡。
・ヒューズホルダーが黒焦げ |
おいおい、ということは燃え尽きる数秒は各部に異常電流が流れたんでしょ、そっちは大丈夫なのか?
ちなみに、このサブヒューズホルダーの一方には、正しくバッテリ電圧12Vが来ています。ただそれは、写真で言う左側。なんか感覚的には逆な気がするけれど・・・・。
ということは当然もう一方が負荷側か。この負荷側の端子とバッテリマイナス端子間の抵抗値を測ると・・・・
0.5Ω。
うん、完全に負荷側が短絡しているね。
この先、ガソリンタンクを始め、全部バラして確認しないとダメなので、今日はここまで。
急遽明日の予定を全部キャンセルして、バイクSL230の診断をすることにしよう。サービスマニュアル等なにもない中で、果たしてどこまで白黒つけられるのかは不明ですが・・・・