キーボード借りてきて、"ラズベリーパイ"セットアップの続き

先日"ラズベリーパイ"を購入し、操作は全部telnetでするから何もいらん!と思っていたら、Wi-Fiのパスワードを設定入力するのにキーボードが必要なことにいまさら気が付き、作業がお預けになっていた件。

https://…/2018/12/17/ Raspberry Pi3が届きましたが、キーボードが無いんだったわ(笑)

借りてきたキーボードをつなぎ、パスワードを入力し、sshを有効化したら、後はキードードも不要。


・・・・あれれ?
なにか挙動がおかしい。結局それは(コメントでもご教示いただきましたが)Wi-Fi省電力設定やらQoSを無効化する必要があるとかちょっとした設定をすませ、下準備完了。

・キーボードをつなぎ、Wi-Fiパスワードの入力が完了した、Raspberry Pi3 B

まずCコンパイラが動くのか確認。うんうん、全く問題なくgcc環境が揃っている!
続いて気象庁WebサイトはSSL通信をせねばならないので、最新版のOpenSSLのソースを取ってきてビルド。


おおっ!サクサクとコンパイルが進む~♪ このときの消費電力もわずかDC5V0.35A(1.75W)。
まじか~~~~、わずか数千円のおもちゃがココまで楽しいのか~♪


大昔に学校でApollo/Domainに触れUNIX思想に感動し、自宅のX68000でFreeBSDを動かした時以来のワクワク感。そしてあの当時のコンパイルの遅さを知っているから、これだけサクサクと動くことが浦島太郎。


さっそく自作・風速をWebサイトから入手するソースコードをftpで送り込み、コンパイル。動作確認するもサクサクッと動作


続いてパラレル入出力・・・・ラズパイだとGPIOと呼ばれるチップ(ただし、ワンチップ化されているので、物理的に個別には存在しない。)から接続されているので、GPIOチップを直接叩く必要があるのか・・・・
ていうかチップを直接叩いちゃって良いんだ・・・・。この辺りは教育用の仕様ですが、逆に低レベル制御を自在に触れる方がありがたい。
デバイスも全てファイルとして見えるUNIXの考え方に則り、"/dev/gpiomem"ファイルがGPIOチップにマッピングされているらしい。


とりあえず10秒周期でパルス出力するプログラムを作りチップの叩き方を実験・・・・するも、あっけなく動作。

・パラレル出力ピンの出力電圧を確認中・・・・

テスターでピン電圧が想定通りに変化するかも確認できました。
ただ昔のTTLレベルにしか免疫がない私。電圧計が3.3Vを示していることにも時代を感じる・・・・(笑)


よしよし、次回はFET経由でリレーをドライブしてみることにしよう。


ていうか今の学生さんはこういうのを使って勉強ができるだなんて、羨ましいなぁ。

https://…/2018/12/27/ 風速制御のために、"ラズベリーパイ"でリレーをドライブしてみよう