愛車VFR800F(RC79)・物損事故の顛末

え~っと、一ヶ月ほど前のお出かけ中に、愛車のバイクVFR800F(RC79)で物損事故を起こしました。
結果が決まり回復も完了したので、今日の日記はその顛末を書いてみようかと思います。

事故の状況

状況が2009年11月のバイク倒した事件と酷似している(バスをミニバンにしただけ。)ため、まずはこちらをご覧の上、再び本文を御覧ください。

https://…/2009/11/15/ ツーリングのはずが・・・・の顛末

f:id:vfr750f2:20091117192724j:plain
・【使いまわし写真】対向からミニバンが接近!

話を戻します。
1.5車線幅の住宅街の左カーブで、ちょうど対向の乗用車(ミニバン)と鉢合わせ。
普段からココをよく通る私は、手前から十分に徐行していたため、対向車の接近を認めた時点で左に寄り停車。そのまま対向車をやり過ごす・・・・


・・・・はずが、左足を着いているのに、その負荷が増すばかり!
ついに耐えきれなくて、左にガシャーンと、立ちごけのような、まさかのパニアを横に押されてゴケ! 相手の内輪差に巻き込まれての転倒という事態。


おいおいおい!(怒!)


大声出して対向のミニバンを止めましたが、相手は開口一番『お前が勝手に倒したんだろうがっ!』ですって!
駄目だコイツ。車両感覚がまるで分かってないのにデカい車に乗っているのかよ!(怒)


対向の車の腹には、私と接触した痕が。それを見て初めて『あぁ・・・・当たってるわ』ですって。


私の怒りはマックスなのですが、相手とココで言い合っても話にならない予感がし、冷静に保険会社に話をするために、まずは警察を呼ぶことに。
(相手は、小さな子供連れだったので、一家の大黒柱かよ・・・・。なんだかなぁ。)


で、警察登場。しかし人身事故ではないので、事故があった事実の認定はしてくれますが、事故責任等は双方の保険会社で話し合ってくださいとのこと。

バイクの被害

相手車から、右から押されて耐えきれなくなり、左に倒したので、左側面に相当なダメージが・・・・


と思いきや、左ミラーが明後日の方向を向き、左グリップエンドに傷が入ったぐらいで、傷がまったくない!?
どういうコケ方をしたのだ????

f:id:vfr750f2:20181114102054j:plain
・右パニアケースに、擦過痕 (事故現場で証拠として撮影しておいた)

あとは、右パニアケースの塗装面に思いっきり擦った痕が着いちゃったぐらい。
あと、人間の怪我もゼロ。

交渉

帰宅後、相手から家に電話があり、低姿勢で『お怪我はありませんでしょうか?』と。さては保険屋に入れ知恵されたな。


私も保険会社(損保ジャパン)に電話したら『保険会社同士の会話だと、ほぼ機械的に比率が決定されてしまいます。御自分が悪くないとお考えならば、まずはご自分での交渉をお勧めします。』ですって。
なんか面白そう~。こういう交渉事は、いろいろな社会勉強になる! どう転んでも私は痛くはないので、試しに自分で交渉してみることに。


翌日、さっそく相手の保険会社(外資系。)から連絡があり、まずは話を聞いてみると・・・・(保)『すれ違いざまの事故ですね、こちらとしては5対5を主張します。車とバイクという差を考慮しても、6対4ですね。』。
・・・・おいおい。思わず(私)『正確な状況は把握されていますか?』と聞いてしまったよ。すると、(保)『すれ違いざまの事故と聞いています。』・・・・と。


な~るほどね、保険会社同士の話し合いならば、この程度で片付けられてしまうのか・・・・。
まずは口頭で状況を説明するも、暖簾に腕押し。


しょうがない。客観的な証拠、ドラレコ画像を提出するか。現場でも私が勝手にコケたとか言われても、冷静に一度引き、ココでの交渉という手法を取れるのも、この客観的証拠のおかげ。
こちらも乗車中なので10対0は無いにしても、落とし所を考慮して多少強気に出ておくべしと、10対0を主張。


この画像には、私が徐行して走行していて、対向車を認め左に寄り停車。その後接近してきた自動車になぎ倒されているシーンがしっかり記録されていました。
(※よかったよ~、手前から十分に徐行していて。これがかっ飛んでいたら、普段荒い運転をしていると思われちゃうもの(笑))


動画ファイルは、電子メールでの送付はダメらしく、向こうの保険会社から返信用封筒を送ってきて、それに返信など、アナログ的な手続きということもあるけれど、2週間経過・・・・


再び保険会社から電話。
(保)『検討した結果、8対2でいかがでしょうか?』・・・・と。なんだよ~、最初と全然態度が違うじゃないか(笑)
そして、当事者の私との会話が相当嫌みたいで、早く(私側の)保険会社担当者と話をさせてくれと。こちらはあくまで、私が納得してから保険会社に繋ぐと主張。まあそうだよな、私相手だと、保険会社業界内のルールは通用しないからな。


最後に改めてこちらから質問。
(私)『私はこの状況で、事故を防ぐにはどうすればよいのですか? それをしなかったことが当方の過失ですよね?
・・・・終了~!


結局、相手側が当方からの補償を放棄するとのことで、8対0でこちらも承認しました。
こちらの修理費の8割を出してもらい、そしてこちらは保険を使わないので、等級等にも影響がないことに。

修理

なんか、相手の保険会社の嫌がらせか?と思うほど煩雑。
交渉の途中で、こちらの修理費を確定する必要があるので見積もりを取ってくれとのことだったので、バイク屋(1回目)へ


補償比率が確定した際に、この後の手続きを聞いたら(保)『バイク屋に入庫して修理し、2割だけ負担ください。残りはバイク屋からの請求に応じてこちらから支払います。』とのことだったので、あらためてバイク屋(2回目)に


しかしバイク屋にしてみれば、私がそう言っているだけで、客観的な証明がなく、先に保険会社から入金がないとダメとのこと。そりゃそうだ。
結局、今日は土曜日のために保険会社担当者に連絡がつかず、バイク屋→保険会社に確認の後にあらためての入庫となりました(泣)


数日後、バイク屋から電話があり・・・・

  1. バイクを入庫させる
  2. 保険会社の係員が、現車確認のためバイク屋に訪問
  3. その後、何日かかるかわからないけれど保険会社から支払い
  4. バイク屋から、ホンダにパーツ注文
  5. バイク屋で修理作業
  6. 私が残金を支払って、バイクを受け取る

・・・・という手続きが必要とのこと。
面倒くせぇ~!ていうか、保険会社の担当者、現車確認のことなど一言も言っていなかったじゃん!
自走可能な程度のダメージなのに、高額な修理費が怪しまれたのかも。まぁ、純正パニアケースは左右セットでしか販売していないし、結構高価なのよね。


秋のツーリングシーズンだというのに、長期入庫は非常に痛い!
ロングツーリング明けの月曜日に有休を取り、再びバイク屋(3回目)へ


本当に修理するのか、改めてバイク屋から確認が有りましたが、(言い方は悪いですが)ボロボロのパニアケースが2割負担で新品になるのは超ラッキー!でしょ♪
でもバイク屋曰く、この時点で自己負担が嫌なのか、修理を辞退する人が多いらしい・・・・


結局どっく入りは、2週間-1日
ピカピカになって戻ってきたのでした。

さいごに

でも、交渉やら手続きやら、面倒ったらありゃしない。事故は本当に嫌!


そして、やはり活躍したのは客観的な証拠となるドライブレコーダー。コレがなかったら相手運転者の適当な言いがかりに、こちらも屈していたことでしょう。(逆にバイクだからと、舐められてふっ掛けらていたのかも。)
バイクにもドラレコは必須ですね!

https://…/2015/01/17/ ドライブレコーダーを購入! 届くのは当分先だけれども・・・・
https://…/2015/02/05/ バイク用ドラレコ NECKER V1 Plus 台湾からの船便が到着しました!
https://…/2017/05/25/ NECKER V1 Plus on RC79 電源配線作業

こういう時のために装備しておいたのですが、大活躍してくれました。


今後は、今まで以上に安全運転を心がけようっと。