東北5日目:青森はあじさいが満開です (五所川原→青森)

2018年東北ツーリング、ようやく青森県は五所川原市で迎えた朝。というか青森県内ツーリングをするために4日かけて移動してきたという、なんとも贅沢な時間の使い方
だって~、一気に青森までワープしてしまうにはあまりにもったいなさ過ぎて。


そしてハイライトの青森県は、巨大な半島2つ(津軽半島、下北半島)と、本州部分大きく3ブロック。今日は津軽半島巡りをしよう。


今日も天気は、午前中キリ。さすがに慣れてきましたよ。


まずは地方のローカル線、津軽鉄道巡り。冬はストーブ列車が走ることで有名なところ。
保安方式も、首都圏・・・・というかほぼすべての事業者が自動信号によっているのですが、ここは昔ながらのタブレット&スタフ閉塞式。そんな運用シーンを見て見たくて(よく調べずに)沿線訪問。


えっ!? 農魂駅!? すごい看板が掲げられているのは、五農高前駅。(←五所川原農業高校前)

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・津軽鉄道 五農高前駅

えっ!?高校? 辺りには平原と田んぼしかないけれど・・・・よく見ると正門らしきオブジェはある。
まさかこの田んぼは学校の敷地内!?(笑) 校舎なんてはるか先じゃない~


駅の施設は、鉄道会社社員の手作りなのですって。素晴らしい!


続いて立ち寄ったのは、毘沙門駅(びしゃもんえき)。静かな鉄道林の中に佇む無人駅。

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・津軽鉄道 毘沙門駅

近くに人家はあるのですが、鉄道林に遮られて本当に静か・・・・


待合室には駅ノートが有り、ここを訪れた人々が想いを記していく・・・・

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・とても綺麗な待合室 思い出いっぱいの"駅ノート"も装備!

少し失礼して読ませていただくと、この駅は津軽鉄道の中でも、ピカイチで雰囲気が良いのだとか。
行き当たりばったりに訪問した割には上出来。


ラッキーなことに、少し待てば列車がやって来た・・・・

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・津軽鉄道 走れメロス号

走れメロス!?(←ってヘッドマークが掲げられている。) はてはてどこかで見たことがあるメッセージだぞ!?


その答えは、お隣の金木駅に。
ここは斜陽館なる、太宰治さんの生家があり、太宰好きにはたまらないポイントなのでしょう。

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・斜陽館 太宰治さんの生家

斜陽館の前までやってきましたが、営業時間前らしく開いていない。まあ私自身が太宰に詳しくないということもあるし、ここにこだわらなくても良いか(爆)


それと金木駅自体にも立ち寄り。ここにはレトロな腕木式信号機が現役で日本で唯一活躍しているらしいが・・・・

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・津軽鉄道 金木駅・・・・構外から終点方を見る

構外からちら見しても・・・・見当たらない(泣)
それらしきがあれば入場券を買って構内に入ろうかと思っていたのですが、意外にも駅が近代的なので信号機も改築されてしまったか?


詳しく調べておらず、行き当たりばったりに訪問詰めの甘さが出たな。ここで諦めてしまったのですが、日記を書く際に調べたら・・・・

http://usori.blog.fc2.com/blog-entry-15.html 日本最後の腕木式信号機 より引用

 津軽五所川原駅と金木駅の場内信号機。津軽五所川原駅は起点駅なので終点方に1機、金木駅は起点方、終点方にそれぞれ1機ずつの合計3機が現存。
 津軽五所川原駅の信号機は駅から北へ200mほどのところにあり、線路脇の道から間近で、金木駅は起点方は畑作地帯に囲まれ、終点方は学校が隣接しているので間近で見るのは困難だけど全く見られないわけではない。起点方は金木駅のホームから、終点方は金木駅から2つ目の踏切で見られる。

ですって。あと踏切2つ分の追い込みが足りなかった・・・・(泣) また次に来るのは統計的に9年後?もう無くなっているかもね。


更に進んで芦野公園駅

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・津軽鉄道 芦野公園駅

どの駅も、あじさいが満開! そして鉄道林の緑が美しい・・・・風雨だけでなく日差しも遮ってくれて、駅が涼しいのよ。
東京じゃぁすっかり枯れて猛暑だというのに、こちらはまだこんな季節


そして、このレトロな照明が現役・・・・いつの時代で止まっているのだこの鉄道は?

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・現役照明の、裸電球

すげぇなぁ。一時間に一本の頻度でやってくるので、乗り通しもそんなに困難ではないし、天気が雨だったらバイク早は止めて鉄道旅なんてプランも有りましたが、まぁピーカンだものね。


しっかりと津軽鉄道を最後までトレースして、津軽中里駅まで行き、本州最北の転車台やら、本州最北の民鉄駅を見てきましたが、肝心の腕木信号機が見れないという本末転倒状態
あ~ぁ、朝からやっちまったなぁ!


気を取り直して、次のポイントへ・・・・向かうのに国道など太い道が地図で読み取れないので、Google先生に頼ったのですが・・・・コレがまた素晴らしいところを通っていくっ!

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・ザ・平原

北海道に負けじ劣らない、平原ゾーン。はるか向こうの山並みまで、ずーっと田んぼ!
青森ってこんなに米を作っていたのかぁ~!


山並みと反対方向に進むと、こんどは地平線の彼方まで、大平原!

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・エクセレント!な名もない道

ドマイナーすぎて、ツーリングマップルでも特段の←オススメ表記とか無いわけですが、思いがけない発見と相まって、感激が3割増!
やるなぁ~、青森!津軽半島!


そんな平原を抜けてやってきたのは、高山稲荷神社

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・高山稲荷神社

相変わらず平日観光のメリットと言うか、寂しさというか・・・・人影がゼロ(笑)


そんな寂しい神社の境内には・・・・圧巻の千本鳥居!

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・千本鳥居 @ 高山稲荷神社

ひぇぇぇぇ~すごい景色だ~! そしてこの景色を独り占めできている現実もすごい! そしてここでも、満開のあじさい
なんだか異空間に迷い込んでしまったような感覚です・・・・


十三湖を越え、"道の駅こどまり"。もう竜飛岬は目と鼻の先ですが、今日は別に急ぐ必要はないのでまったり。


ここで東京方面ナンバーのライダーに遭遇。なんでも3日間の休みで、昨日は一気に高速で青森まで来て、今日は朝から津軽半島を周り、このまま新潟県村上市まで行くらしい・・・・
なんて無茶な!
と思うのは、自分が年をとった証かしら? 私の経験だととてつもなく遠いのですが、彼は『余裕でしょ・・・・』と。何時まで走るつもりなのだろう、タフ過ぎてついていけませ~ん。


私はまったりと鳥のさえずりを聞きつつ、北海道ソフトクリームを食べて一休み。彼は先を急ぐように走っていきました。

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・北海道ソフトクリーム @ 道の駅こどまり

海を渡ればすぐに北海道は函館という場所でもやはり『乳製品=北海道』というイメージは強力なセールスポイントになるのね。


ここから先は『竜泊ライン』と呼ばれる区間で、まったりと雰囲気を楽しむように走行。すっかり天気は晴れてくれ、いよいよ先端かしらね。その奥にかすかに見える山並みは、北海道?

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・津軽半島最北端まで、あと少し @ R339

がしかし、最先端の竜飛崎へは、ここで一旦海から離れ山岳越えルート
先程までのまったりムードから一変。ヘアピンカーブが連続するダイナミックなワインディング路


グイグイと登ると、山の稜線に展望台らしきが見えてきた・・・・

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・R339 竜飛崎目前のダイナミックなワインディング

その名も眺瞰台。個人的には竜飛崎よりも絶景だと思いますよここ。


日本海側を望むと・・・・ほらっ!

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・眺瞰台からの眺め

って、9年前も同じアングルで写真を載せていたかも(笑)
北側を見れば、龍飛埼灯台や北海道まで見渡せる・・・・


階段で山を登ったところにある展望台。ここまで歩いて登らせておいて・・・・

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・眺瞰『』は?

崩れて危険なので立入禁止ですって・・・・_| ̄|○
そのため人が来ないのか、ここもトンボたちのオアシス。とにかくビッシリで、白い壁に転々と写っているのは全てトンボ。足元にもいっぱい!


そしてやってきました津軽半島最北端・竜飛崎。昔は最北端といえば下北半島の『大間崎』一択だったのですが、青函トンネルが出来てから、竜飛の名も有名に。
そんな津軽半島北端の数少ない観光スポットが、日本で唯一の階段国道。これももう超有名ね。ご親切におおきな看板まで建てられてしまい、雰囲気は台無しだけれども(笑)

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・R339 階段国道

ここまでR339をトレースしてきましたが、それもここまで。さすがにバイクじゃ走れない・・・・
このあたりもあじさいが満開


灯台も見学。

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・津軽半島最北端 龍飛埼灯台

参観灯台ではないので中には入れないので、外観のみ。


ちょっと下には、青函トンネルの竜飛側工事基地を道の駅として利用している、道の駅 みんまや

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・道の駅 みんまや

工事用だったケーブルカーで下に降りていけるのが最大の特徴のここですが、屋外展示の工事機器類は、経年劣化でボロボロだし、一部は説明の石碑はあるものの展示物はなくなっていたりと散々な状態
貴重な機器だから、後年に残そうと展示しているんじゃないの?? それらを手入れしないということは、大切なものじゃないということ?? そんな大切でないものを見せられるということ??
なんだかなぁ・・・・


ケーブルカーは9年前に乗ったので、今回は寄らなくて良いかな。


ここから先は、進路が南に変わり、海岸沿いをトレースしていると鄙びて良い感じの食堂を発見。本当はもっと先の食堂に寄りたかったのですが、もうランチ時間帯になってしまったので、適当に見つけたここにトライ!

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・食事処 ささ木

漁師の店と銘打っていて、メニューは質実剛健! 海鮮丼、本マグロ丼、生ウニ丼。すげぇ~ものすごく絞り込んでいるなぁ(笑)
この中からだと海鮮丼かウニ丼か? 迷っていたら、海鮮丼はあと1~2人前ぐらいしか出来なくて、前の人のオーダーにより終了。


自動的に、いや踏ん切りをつけてくれて、生ウニ丼¥1,800円。

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・生ウニ丼 @ ささ木

効率優先で、ぐちゃっと盛り付けられていますが、きちんと敷き詰めれば御飯一面を覆いそうな量だよ!
うひょ~、¥1,800円でこれだけたっぷりであれば上出来! ねっとり甘いウニ、最高~♪


食事をしていたら、地元のライダーさんから、今はあじさいが満開なので、この海岸沿いの道の一本内側にある『あじさいロードがオススメだよ』とのこと。
これはいいことを教えていただきました♪
道の駅まで戻り、起点を探します。

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・あじさいロード入口

おっ、ここかぁ~。ツーリングマップルだとどうしても海岸沿いの道をチョイスしてしまいそうですが、時期限定ながらこちらがオススメなのか・・・・


ぬおぉ! 沿線にずら~っと並ぶあじさい! たしかにすげぇなぁ!

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・あじさいロード

食堂のおばちゃんによると、地元の人達で道路沿いに植えたんですって。あじさいは生命力が強いので、その後はワシワシ~っと拡大しているのだとか。
青森~竜飛間の海岸沿いの道は、北海道ツー帰りに寄ったりして何度か通ったことが有り、風光明媚なのですが変化がないと言うこともあったので、これは嬉しい発見!


もうね・・・・花がモッフモフ♪

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・モフモフあじさいロード

そして皆さん海岸沿いをチョイスしてしまうのか、ガラガラで人影ゼロ
冬は寒くて厳しい場所なのでしょうが、今だけ見ている私としては、とても羨ましい・・・・


この後の観光ポイントとして、津軽半島最北端の駅・三厩駅経由で青函トンネルに行こうと計画していたのですが、あじさいロードを漠然と走っていたら、なんと自動的にJR三厩駅!

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・津軽半島最北端の駅 三厩(みんまや)駅

最北端の寂しい駅・・・・と思うなかれ、駅員常駐の駅
客が居ない場所はバシバシ無人駅にしている昨今ですが、この津軽線の青森~青函トンネル間はJR北海道が運行管理を行い集中制御室で近代的なコントロールをしていますが、末端も末端のここ三厩は自動化・集中制御化が行われておらず、手動制御のために駅員が常駐。


そのため、(入場料を取られるので)構内に入った写真がない・・・・。まぁ汽車も来ていないので、いいか(爆)


9年前には、近くに行くことすら出来なかった青函トンネル坑口。今は・・・・

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・トンネル神社

なんかものすごく観光地化されてしまい、へんてこりんな神社まであるし・・・・。ていうか、すぐ背後に青函トンネル坑口があるのだから、一緒に写るように撮影すれば良いものの、あまりのインパクトに神社だけで写してしまった・・・・(笑)


展望台も設けられているし、新幹線の通過時刻表まで備えられていて、見学者ウエルカム状態。しかもあと8分ほどでやってくると有っては、写真を狙わねばなるまい。
しかも列車接近警報まで設置されていて、新幹線が近づいてくると、空襲警報のような猛烈な警告音が鳴り響く・・・・


来たっ!

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・北海道新幹線 はやぶさ号

・・・・ダメだ、写真だとまったく速度感が伝わらない!
ていうか、ここは貨物列車と新幹線が線路を共用する3線区間なので、最高速度は140km/hに制限されているんだった・・・・そりゃ~迫力がないわけだわ(泣)


津軽半島も、あとは青森まで平舘海峡沿いに南下するだけ。

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・R280を南下 左手は、青森-函館航路の最狭部 平舘海峡  そして正面に見える塔

おっ、ちょうど海峡にフェリーが差し掛かっている! イルカのマークは、津軽海峡フェリー!


つい海に目が行きそうになりますが、無線通信系の学校を卒業している私にとっては、どうしても見過ごせないオブジェが・・・・。


って、これに目が行くかよ!級のオブジェ。
名前がわからないので、私が勝手に呼んでいる『平舘タワー』。

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・平舘タワー こと 日本電信電話公社・石崎無線通信所

一般的には『津軽の塔』と呼ばれるこの施設は、本州と北海道を結ぶ、電話回線を無線で中継するための施設・・・・跡。
ここと北海道北斗市の間を、マイクロ波多重無線回線で接続。海を越えた通信のため地上高が必要(高さ89m)(人間の目の高さだと、約4.5km先の水平線しか見えない。)で、かつ国定公園内のため景観に配慮してこの形になったとか。無線塔マニアの間では、日本で五本の指に入る美しさなのですって。
その他、この地で世界で初めて超短波多重通信回線の実験に成功したとか、北海道と本州を結ぶ役割は、昔から下北半島ではなく津軽半島だったのねと再認識する施設。


石碑には・・・・

超短波多重通信回線開通の地

 この地は、昭和12年、無線方式が市外電話回線に使えるものとは世界のどの国でも考えていなかった頃に、北海道当別との間で3回線の多重通信方式の実験に成功し、引続き昭和15年には超短波による6回線方式を世界にさきがけて実用化したゆかりの地です。その技術は、1波で3600回線もの電話を同時に送ることができる今日のマイクロ波通信技術の基礎となっております。

 昭和53年9月 新無線塔の完成を記念して 日本電信電話公社

ですって。
がしかし、時代は変わって光ファイバ。この施設は残したくて残しているのではなく、撤去費用が高額すぎて撤去できないのだろうなぁ・・・・


こちらは、昔国道を走っていたら、岬でも地上高が高い場所でもない、ただの国道脇海抜0m突如現れた灯台にびっくりした記憶がある、平舘灯台
今は国道バイパスが完成して、100mほど内陸を走るようになってしまったため、当時のようなインパクトはなくなってしまいましたが、それでもなぜこんなところに?と不思議な灯台。

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・平舘灯台  すぐ左手は砂浜と海

そんな灯台ですが、青森県では尻屋崎灯台についで2番めに古く、1899年初点。


更に驚くことに、過去には霧信号所も併設されていて、日本で初めてダイヤホーンによる音波標識が設置されたとのこと。

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・屋外展示されている、霧信号所の存在を示すオブジェ  彼方には津軽海峡フェリー

海上保安庁所管の霧信号所が日本で全廃となった今、貴重な歴史遺産の一つでしょう。
こんな場所に・・・・という疑問は、地図を見ると氷解。平舘海峡の一番狭い場所なので、船に対して陸地を示す必要があるというわけか。最盛期には国鉄青函連絡船だけで、一日30往復。民間のフェリーなども数えたら、それは大量な数の舟が往来していたわけですから、それらの安全のために豪華装備となったのでしょう。


ここから青森まで、格段に道が良くなったバイパス路の建設が進み、以前のような時間を浪費すること無く、かなり快適に青森市街へ。
最後にやってきたのは、青森駅脇の青森港に浮かぶ青函連絡船、メモリアルシップ八甲田丸

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・メモリアルシップ八甲田丸

過去に来た時に、経年劣化は避けられずかなりボロボロ・・・・
そして関係者がどうやって展示を変えるか立ち話で検討していたのを見たので、ひょっとしてひょっとするとリニューアルされたのかしら?とちょっと期待して3度目の訪問。


う~む、ボロいね(泣) そしてお客さんもほとんど居ない・・・・

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・艦橋 @ メモリアルシップ八甲田丸

このまま、青函連絡船は落ち果てて、そして現役を知っている世代が歳を重ねていくと、そのまま忘れ去られてしまう存在なのかもしれない・・・・
本州から北海道に渡る手段として、飛行機が圧倒的な現在、若い子たちはわざわざ船でここを渡ることに興味ないものなぁ。


そんなこんなで、今日は早めに宿に到着し、第二回洗濯の日。ジャケットやらズボンやら全部丸洗い。
しかし・・・・グローブは予備がまったくなく、レイングローブさえも持ってきていないことに今更ながら気がつく始末・・・・明らかにグローブから異臭が漂い始めたゾ~(笑)

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https://…/2018/07/26/ 東北6日目:笑顔あふれるツーリング (青森→むつ)